令和1075日目

2022/04/09

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ侵攻】

英首相、キーウを電撃訪問

ジョンソン英首相は9日、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナの首都キーウ(キエフ)を予告なしに訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した。英首相官邸によると、ジョンソン氏は120台の装甲車や対艦ミサイルの新たな提供など軍事支援の強化を表明した。ロシアの侵攻後、国連安全保障理事会常任理事国や先進7カ国(G7)といった主要国の首脳によるキーウ訪問は初めて。

北大西洋条約機構(NATO)加盟国ではウクライナの隣国スロバキアが8日、旧ソ連時代に開発された地対空ミサイルシステムS300をウクライナに供与。NATOは軍事支援を加速させている。《共同通信》

ロシア、子ども12万人連れ去り

ウクライナ最高会議の人権担当者デニソワ氏は、ロシア軍が侵攻以降、12万人以上の子どもを強制的に連れ去ったと述べた。複数の情報源の話として、フェイスブックに8日に投稿した。孤児を含む子どもを、ロシアが包囲攻撃を続けるウクライナ南東部マリウポリなどから親ロシア派支配地域を経由し、ロシア西部に強制的に連れ去られたとしている。

ロシアメディアによると、同国国防省は7日、ウクライナ側から65万8千人以上が「避難した」と発表。うち12万人以上が子どもだと説明した。《共同通信》

ロシア軍、作戦司令官を任命

ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ軍事作戦を統括する司令官として南部軍管区のドゥボルニコフ司令官を任命したと複数の米欧主要メディアが9日報じた。米欧の当局者らが確認したとしている。作戦統括の司令官任命は侵攻後初めて。ウクライナ東部の掌握を目指し、部隊間の連携を強化して態勢を立て直す狙いとみられる。

ドゥボルニコフ氏は2015〜16年、内戦中のシリアでアサド政権軍を支援する軍事作戦を指揮し、人口密集地周辺への爆撃で多くの民間人死傷者を出したことで知られる。ドゥボルニコフ氏の指揮下でウクライナの民間人犠牲が拡大する恐れがある。《共同通信》

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【ボクシング】

2012年ロンドン五輪金メダリストで世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(36)=帝拳=は9日、さいたまスーパーアリーナで、国際ボクシング連盟(IBF)同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40)=カザフスタン=との王座統一戦に臨み、9回TKO負けで王座統一はならなかった。ファイトマネー合計は推定20億円以上で、日本ボクシング史上屈指のビッグマッチとなった。

新型コロナウイルス対策のため、2万人以上収容の会場で観客上限を1万6千人とした。テレビの地上波放送はなく、会員制のインターネット動画配信サービスで生配信された。《共同通信》

世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)は9日、国際ボクシング連盟(IBF)ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とさいたまスーパーアリーナで2団体王座の統一タイトルマッチを行い、9回TKOで敗れた。世界的強豪がひしめくミドル級で歴代最強王者の1人と評価されるゴロフキンと壮絶な打ち合いを展開したが、日本人ボクサーで初のミドル級王座統一には届かなかった。

村田は1回、勇敢に攻めた。試合前に「自分から距離を詰めに行く」と宣言していた通りの攻撃的なボクシング。得意の右ストレートを何発かヒットし、相手にたびたびロープを背負わせた。2回はボディー打ちでゴロフキンの動きを止めた。

3回は開始からゴロフキンが連打で反撃してきたが、村田は左右のボディー攻撃で盛り返した。この回終盤は連打で相手をふらつかせて見せ場を作った。

しかし、歴戦のゴロフキンに5回からペースを奪い返された。ガードの隙間からジャブやフックをねじ込まれ、反撃の右ストレートもかわされた。7回からロープを背負って連打を浴びる場面が増えた。フィニッシュは9回。反撃の連打をしのがれ、右の強打を浴びてダウンを喫すると、村田陣営がタオルを投入した。《読売新聞》

世界ボクシング機構(WBO)フライ級王者の中谷潤人(M・T)が、同級2位の山内涼太(角海老宝石)を挑戦者に迎えた日本選手同士の世界タイトルマッチが9日、さいたまスーパーアリーナで行われた。中谷が8回TKO勝ちで2度目の防衛に成功、山内は世界初挑戦に失敗した。

試合は、開始からリーチの長いサウスポーの中谷がペースを握った。1回に左ストレートでぐらつかせると、2回はアッパーを交えた多彩な連打を見せた。中盤にややペースダウンした中谷だったが、6回から再び攻勢を強めた。8回、中谷が一方的に連打を見舞ったところで、レフェリーが試合を止めた。山内は4回から距離を詰めてのボディー攻撃で反撃したが、及ばなかった。《読売新聞》

【悠仁親王殿下】筑波大付属高に入学

秋篠宮家の長男悠仁さま(15)は9日、筑波大付属高(東京都文京区)の入学式に出席した。学習院以外の高校への進学は戦後の皇族で初めて。式の前に、報道陣の撮影に応じ「入学式を迎えることができて、とてもうれしく思っています。学業に励みながら、興味や関心を持っていることをさらに深めて、諸行事などの学校生活も楽しんでいきたい」と語った。

入学式には秋篠宮ご夫妻も参列された。宮内庁を通じて「充実した高校生活を送ってくれることを願っている」との感想を出した。

宮内庁によると、悠仁さまはお茶の水女子大付属中から「提携校進学制度」を使い、筑波大付属高に入学が決まった。《共同通信》

【プロ野球・9日】

巨3―2ヤ

巨人が延長十回、今季初のサヨナラ勝ち。2―2の十回1死で立岡が2年ぶりの本塁打となるソロを放った。4番手で十回を抑えた大勢がプロ初勝利。ヤクルトは塩見の初回先頭打者本塁打で先行したが、接戦となって梅野が打たれた。

神1―9広

広島が13安打9得点で快勝した。森下は打たせて取り7安打1失点で完投。打っても三回2死満塁で走者一掃の三塁打を放つなど4打点を挙げた。阪神は秋山が3回6失点と打たれ、得点は佐藤輝の本塁打のみと打線も機能しなかった。

ロ2―4オ

オリックスは0―1の五回に佐野皓の3ランで逆転し、八回に福田の適時打で加点した。山本は7回で9安打6四死球と苦しんだが2失点で粘り開幕3連勝。九回は平野佳が締めた。ロッテは10安打しながら好機で適時打が出なかった。

日5―8楽

楽天が4連勝。1―1の三回に浅村の適時打、マルモレホスの2点二塁打などで4点を勝ち越し、七回に島内の2点三塁打などで3点を加点。涌井が5回3失点で昨年6月以来の勝利。日本ハムは今季最多11安打を放つも届かなかった。

西0―0ソ

両チームとも決め手を欠き延長十二回、無得点で引き分けた。ソフトバンクは七、八回のチャンスを逃したが、7投手の継投で三塁を踏ませなかった。西武は打線が低調で散発4安打にとどまり隅田の好投も生かせなかった。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第8節第1日(9日・川崎市等々力陸上競技場=1試合)川崎がレアンドロダミアンのゴールで柏との上位対決を1―0で制し、暫定首位に立った。3試合ぶりの勝利で勝ち点20とし、柏は同16のまま。

10日は鹿島―横浜Mなど8試合が行われる。《共同通信》

【第57回上方漫才大賞】

テレビや舞台で活躍した漫才師に贈られる第57回上方漫才大賞(ラジオ大阪、関西テレビ主催)が9日発表され、大賞(賞金200万円)にお笑いコンビ「ミルクボーイ」が選ばれた。

「ミルクボーイ」は大阪府出身の駒場孝さん(36)と兵庫県姫路市出身の内海崇さん(36)が2007年に結成。駒場さんは「違うステージに上がらせてもらえたと、気が引き締まる思いです」と語り、内海さんは「舞台を頑張り、選んでいただいて、本当にうれしい」と笑顔を浮かべた。

奨励賞(同150万円)は「ミキ」、新人賞(同100万円)は「ニッポンの社長」にそれぞれ決まった。《共同通信》

【宮崎県延岡市】旭化成工場で火災

9日午後3時半ごろ、宮崎県延岡市旭町4丁目にある旭化成のベンベルグ工場から煙が上がっていると通行人が119番した。延岡署によると、けが人は確認されていない。旭化成では、3月に同市内にあるグループ会社の工場で爆発があり、男性社員1人が死亡する事故が起きている。

署は近隣住民に煙を吸い込まないよう注意を呼びかけるとともに、出火原因や被害状況を調べている。

現場はJR延岡駅の南約1.5キロの工場地帯。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染5万2741人

国内で9日、新たに5万2741人の新型コロナウイルス感染者が確認され、累計の感染者数は700万人を超えた。9日の内訳は東京8102人、大阪4200人、神奈川3792人など。長野は過去最多となった。

死者は大阪15人、東京6人など計49人の報告があった。

また厚生労働省によると、全国の重症者は489人で前日から5人増加した。

過去に公表された感染者について、千葉や宮崎などで取り下げがあった。《共同通信》

【日本、フィリピン】防衛協力強化で一致

日本とフィリピン両政府は9日、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)の初会合を東京都内で開催した。軍事活動を活発化させる中国をにらみ、自衛隊とフィリピン軍の防衛協力を強化する方針を盛り込んだ共同声明を発表。東・南シナ海情勢に「深刻な懸念」を表明し「緊張を高める行為に強く反対する」とした。

協議には日本から林芳正外相と岸信夫防衛相、フィリピン側はロクシン外相とロレンザーナ国防相が出席した。

林氏は冒頭で「中国による力を背景とした一方的な現状変更の試みは東・南シナ海で継続している」と指摘。ロクシン氏は「日フィリピン関係は域内の安定の礎だ」と強調した。《共同通信》

【岸田文雄首相】「新興企業に集中投資」

岸田文雄首相は9日、自身が掲げる「新しい資本主義」の実行計画に、最新技術を活用したスタートアップ(新興企業)への支援を盛り込む考えを示した。神戸市内の関係施設を視察後「スタートアップは社会的課題の解決と経済成長の二兎を追っており、新しい資本主義の考え方と一致する。集中的に投資したい」と記者団に語った。

視察したのは、新しい資本主義の重点投資分野に位置付けるバイオ技術に関する神戸大の研究拠点や、企業に研究場所を提供する施設。スタートアップ経営者らとの車座対話では、資金調達が困難との訴えを受け「踏み込んだ支援策を考えなければならない」と理解を示した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは9日、各地で行われ、カブスの鈴木は本拠地シカゴでのブルワーズ戦に「6番・右翼」でフル出場し、3打数1安打、3打点だった。一回に犠飛でメジャー初打点、三回は適時打、四回に押し出し四球を選んだ。試合は9―0で勝った。

エンゼルスの大谷は本拠地でのアストロズ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、4打数無安打、3三振だった。試合は2―0で勝利した。

パイレーツの筒香はカージナルス戦に「4番・一塁」でフル出場し、4打数2安打、2打点。試合は2―6。レッドソックスの沢村は、ヤンキース戦の七回に今季初登板。1回を三者凡退だった。試合は2―4。《共同通信》



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