令和982日目

2022/01/06

この日のできごと(何の日)

【東京都心】積雪10センチ

日本列島は上空に流れ込む寒気や列島沿いに進む南岸低気圧の影響で6日、首都圏を中心に太平洋側でも雪が降った。気象庁は2018年1月以来、4年ぶりに東京23区に大雪警報を発表。東京都心部では同じく4年ぶりに積雪が10センチに達し、空の便や鉄道ダイヤなどに影響が出た。

首都圏の雪のピークは6日までだが、雪の降った地域では7日も交通の乱れや路面凍結による転倒事故などに注意が必要だ。

気象庁によると、都心部で積雪が観測されたのは、20年3月以来約1年9カ月ぶり。6日午後7時までの積雪量は、東京都心部10センチ、横浜市8センチ、千葉市7センチ。《共同通信》

強い冷え込みに伴う積雪に見舞われた首都圏では6日、空の便や鉄道のダイヤが乱れ、欠航や遅延が相次いだ。首都高速道路は一部区間を通行止めとし、走行する場合も路面凍結によるスリップや立ち往生の恐れがあるとして、冬用タイヤやチェーンの装着を呼び掛けた。

航空各社によると、6日に羽田や成田を発着する国内線は日航の68便、全日空の40便が欠航となり、計約9700人に影響した。7日も一部の便の欠航が決まっている。

JR各社によると、東海道新幹線は品川―熱海間で速度を落として運行し、在来線は東海道線などの一部列車に遅れが出た。《共同通信》

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【Choose Life Project】立民から制作費1500万円

インターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」は6日、立憲民主党から広告代理店などを通じ、「番組制作費」として約1500万円を受け取っていたとホームページ上で発表した。

立民の福山哲郎前幹事長も同日、「番組制作を支援した」とするコメントを発表した。理由に関し「フェイクニュースに対抗するメディアの理念に共感したため」と説明。番組内容などについては「関与したものでない」としている。

CLPのホームページに共同代表の佐治洋氏の名前で掲載された文章によると、スポンサーを探す中で福山氏に会い、支援を受けることになった。《共同通信》

【COVID-19】国内新規感染4475人

国内で6日、新たに4475人の新型コロナウイルス感染者が報告された。4千人を上回るのは昨年9月18日以来。内訳は沖縄981人、東京641人、大阪505人、広島273人、山口181人など。空港検疫は174人だった。死者は広島で1人が確認された。急激な感染拡大の背景には新たな変異株「オミクロン株」の影響があるとみられる。

厚生労働省によると、重症者は前日から4人増えて64人になった。

沖縄と山口、空港検疫で、1日当たりの感染者数が過去最多を更新した。宮城と長野、鳥取では、オミクロン株の感染者が初めて確認された。

政府は6日、新型コロナウイルスに対応する「まん延防止等重点措置」を沖縄、広島、山口3県に適用する方針を固めた。岸田文雄首相が関係閣僚と協議後、専門家に適用を諮問すると官邸で記者団に表明した。分科会答申や国会報告を経て7日、正式決定する。新変異株「オミクロン株」の感染者が急増し、自治体からは米軍基地が由来とする指摘が相次いだ。6日の新規感染者は国内で4475人と1週間で約9倍となり、日本医師会の中川俊男会長は「第6波」との見解を示した。

コロナ対応の改正特別措置法に基づくまん延防止措置は、昨年9月30日の期限で全面解除して以来約3カ月ぶり。《共同通信》《共同通信》

【オーストラリア】ジョコビッチ選手の入国を拒否

オーストラリア国境警備隊は6日、テニスの全豪オープンに出場するために5日深夜にメルボルンに到着したセルビアのノバク・ジョコビッチ選手の入国を拒否したと発表した。新型コロナウイルスワクチンの接種免除に必要な証明がなされなかったと判断した。公共放送ABCによると、ジョコビッチ選手の弁護団は6日、国外への強制送還を阻止するため裁判所に異議を申し立てた。

モリソン首相は6日、「規則は規則だ。いかなる人物であれ、規則を超えた存在であってはならない」とツイッターに書き込んだ。ジョコビッチ選手は接種の有無を公表していないが、打っていないとみられている。

オーストラリア当局に新型コロナウイルスのワクチン免除の書類不備を理由に入国を拒否されたテニスのジョコビッチ選手(34)の弁護団は6日、強制送還の差し止めを求める訴えを裁判所に起こした。ジョコビッチ選手は同日午前、メルボルンの隔離ホテルに移送された。法廷闘争を続け17日開幕の全豪オープンへの出場を引き続き目指す。

公共放送ABCによると、裁判所は強制送還の是非について10日以降に判断を示す見通し。

大会を運営するビクトリア州政府が特例による接種免除を認めたのを受け、ジョコビッチ選手はオーストラリア行きを決断。5日深夜にメルボルンに到着した。《共同通信》

【東京株式市場】

6日の東京株式市場の日経平均株価は大幅反落した。終値は前日比844円29銭安の2万8487円87銭で、約半月ぶりの安値。保有資産の早期縮小といったFRBの金融政策に対する警戒感が広がり、幅広い銘柄が売られた。FRBの利上げ前倒し観測で953円下落した昨年6月21日以来、約半年ぶりの下げ幅となった。

東証株価指数(TOPIX)は42.26ポイント安の1997.01。《共同通信》

【ジャンプ】

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子個人第13戦を兼ねたジャンプ週間最終戦(ヒルサイズ=HS142メートル)は6日、オーストリアのビショフスホーフェンで行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が3季ぶり2度目の総合優勝を果たした。最終戦は5位で、史上初の2度目の完全制覇は逃した。

ジャンプ週間3連勝で最終戦を迎えた小林陵は、2回とも133.5メートルの合計277.8点だった。佐藤幸椰(雪印メグミルク)が281.1点で今季自己最高の4位に入った。優勝はダニエル・フーバー(オーストリア)でW杯初勝利。《共同通信》

【大阪府警】トイレ巡り、利用客を書類送検

大阪市内にある商業施設の女性トイレに正当な理由なく入ったとして、大阪府警は6日、建造物侵入の疑いで、戸籍上の性別は男性だが、性自認は女性のトランスジェンダーだと説明する大阪府の40代の利用客を書類送検した。捜査関係者によると、検察に刑事処分の判断を委ねる「相当処分」の意見を付けた。

この利用客は「戸籍上は男性なので駄目だと分かっていたが、女性と認められている気がして女性用トイレに入った」と話しているという。

捜査関係者によると、利用客は職場では男性として働き、休日は女性の服を着て外出。他の客から苦情を受けた施設が府警に相談していた。《共同通信》

【日本、オーストラリア】共同訓練の円滑化で新協定

岸田文雄首相とオーストラリアのモリソン首相は6日、自衛隊と豪軍部隊の共同訓練などに関する「円滑化協定(RAA)」にテレビ会議形式で署名した。その後に会談し「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力で一致。米国、インドを含めた4カ国の枠組み「クアッド」での連携も確認した。軍事力を拡大する中国を見据え、防衛協力強化を盛り込んだ共同声明を発表した。

日米地位協定を除き、日本が同様の協定に署名したのは初めて。岸田首相は署名式で「安全保障協力を新たな段階に引き上げる画期的な協定だ」と述べた。自衛隊と米軍などとのさらなる「一体化」に対する懸念も出そうだ。《共同通信》

【カザフスタン】鎮圧で数十人死亡

燃料価格引き上げに抗議するデモが暴徒化した中央アジア・カザフスタンの治安当局は6日、最大都市アルマトイ中心部の広場でデモ隊に発砲し武力で鎮圧、数十人が死亡した。ロシアの複数のメディアが警察当局者などの話として伝えた。タス通信などによると、アルマトイではデモ参加者約2千人が拘束され、治安部隊側も全土で18人が死亡。負傷者はこれまでに全土で千人以上に上った。

ロシアなど旧ソ連諸国でつくる集団安全保障条約機構(CSTO)は現地に向け治安部隊を派遣した。

カザフのトカエフ大統領はロシアを後ろ盾にデモを抑え込み、政権維持を図る構えだ。《共同通信》

【シドニー・ポワチエさん】死去

映画「野のユリ」で黒人として初めてアカデミー主演男優賞を受賞、「夜の大捜査線」などでも知られる米俳優のシドニー・ポワチエさんが6日、死去した。94歳だった。

米フロリダ州マイアミ生まれ。1945年に端役で映画デビューし、55年の「暴力教室」の生徒役で評価され、教会建設に打ち込む黒人青年を演じた「野のユリ」(63年)でアカデミー賞を受賞した。

映画界で黒人の道を切り開いた功績でアカデミー賞の名誉賞を受賞。プロデューサーや監督としても活躍した。《共同通信》



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