令和981日目
2022/01/05
この日のできごと(何の日)
【Choose Life Project】立憲民主党から資金提供
国会議員や有識者が議論するインターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」が、立憲民主党から番組制作費名目で計1000万円以上の資金提供を受けながら事実関係を伏せていたとして、出演者でジャーナリストの津田大介さんら5人が5日、抗議声明を出した。「特定政党から番組制作に関する資金提供を受けていたことは報道倫理に反する」としている。
立民党本部は取材に「事実関係を調べている」と回答。CLPは「不信感を与えてしまう形となり申し訳ない」とツイッターで発表し、6日中に経緯を報告するとした。
CLPは元テレビディレクターらが2016年に立ち上げ、立民の枝野幸男前代表を含む与野党幹部らが法案について議論する番組や、安倍晋三元首相が主催した「桜を見る会」を巡る問題の特集などを配信してきた。
声明などによると、立民から資金提供があったとされるのは、20年春から約半年間。CLPは同時期に、クラウドファンディングで「自由で公正な社会のために新しいメディアを作りたい」と訴え、3100万円超を集めていた。
5人は資金の流れなど詳細の公表や謝罪を求めている。津田さんは「なぜ一線を越えてしまったのか、きちんと説明してほしい」と話した。《共同通信》
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【豊洲市場・初競り】大間マグロ1688万円
東京・豊洲市場(江東区)で5日、今年最初の取引となる「初競り」が開かれた。211キロの青森県大間産クロマグロが、この日最高価格の1688万円で競り落とされた。新型コロナウイルスの影響で外食産業が低迷し、昨年の2084万円を下回った。都によると、記録に残る1999年以降では10番目となる。
落札したのは仲卸の「やま幸」(江東区)。山口幸隆社長は報道陣にマグロを披露し「脂ののりも色味も良い。コロナで厳しかった外食産業が少し先行きが見通せるようになってきたので、明るいニュースを届けたかった」と顔をほころばせた。
20年の落札最高額は1億9320万円だった。《共同通信》
【ラグビー】
ラグビーの全国高校大会第6日は5日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準決勝が行われ、Aシードの東海大大阪仰星(大阪第2)とBシードの国学院栃木が決勝に進んだ。東海大大阪仰星は4大会ぶり6度目の優勝を目指し、国学院栃木は栃木県勢として初の高校日本一を狙う。
東海大大阪仰星は同じAシードの東福岡を42−22で下し、4大会ぶりの決勝進出。大阪府勢が決勝に進むのは3大会ぶり。国学院栃木は3連覇を狙ったAシードの桐蔭学園(神奈川)を21−10で破り、栃木県勢で初めて決勝に駒を進めた。《共同通信》
【国内新車販売台数】10年ぶり低水準
2021年の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は、前年比3.3%減の444万8340台だった。前年からの減少は3年連続。世界的な半導体不足や、東南アジアでの新型コロナウイルス流行による部品調達難が響いた。台数は東日本大震災の影響を受けた11年以来、10年ぶりの低水準となった。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が5日発表した。新型コロナ流行で低水準だった20年の約460万台を下回った。半導体不足のほか、東南アジアのコロナ禍で部品調達が停滞したことで各メーカーは工場の稼働停止など減産を強いられた。《共同通信》
【東京株式市場】
5日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅続伸した。終値は前日比30円37銭高の2万9332円16銭で昨年11月25日以来、約1カ月ぶりの高値となった。ソニーグループやトヨタ自動車など大型株の値上がりが相場を支えたが、当面の利益を確保する売り注文も出て、上値は重かった。
東証株価指数(TOPIX)は9.05ポイント高の2039.27。出来高は約12億5900万株。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染2638人
国内で5日、新たに2638人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1日当たりの感染者が2千人を上回るのは昨年9月26日以来。
都道府県別では沖縄623人、東京390人、大阪244人など。空港検疫は過去最多の147人だった。新潟で死者1人が報告された。
厚生労働省によると、全国の重症者は60人で、前日から6人増えた。
兵庫と検疫で過去に発表した感染者1人ずつを取り下げた。
◇
ラグビーの新リーグ、リーグワンは5日、リーグの開幕戦となる7日のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ―埼玉パナソニックワイルドナイツ(東京・国立競技場)を中止すると発表した。埼玉に6人の新型コロナウイルスの陽性者が確認され、残りの選手も濃厚接触者として認定された。規定のキックオフ48時間前までに試合登録に必要な選手がそろわないことが確定した。
東京ベイには勝ち点5が与えられ、埼玉は0となる。埼玉の第2戦として予定されている16日のNECグリーンロケッツ東葛戦の開催は未定。チームは「試合を楽しみにしていた皆さまにおわび申し上げます」とコメントした。
中国・西安で4万2000人集中隔離
新型コロナウイルスの流行で都市封鎖が続いている中国陝西省西安市の当局者は5日、4日時点で約4万2千人を集中隔離していると明らかにした。中国メディアが報じた。感染拡大の勢いを抑え込みつつあるとの認識も示したが、厳しい状況が続いている。
西安は昨年12月前半以降に見つかった市中感染による発症者が約1800人に上っている。当局は23日から都市封鎖を実施。感染者が出た居住区を厳格に封鎖したり、近隣住民を集中隔離施設に移したりと、厳しい措置を取っている。《共同通信》
【岸田文雄首相】「賃上げに攻めの姿勢で」
岸田文雄首相は5日、経済3団体の新年祝賀会で、今年の春闘に関し「賃上げに攻めの姿勢で協力をお願いする」と述べ、企業トップに賃金引き上げを改めて要請した。「賃上げは今後の経済成長の観点からも極めて重要だ」とも強調。新型コロナウイルス禍からの力強い景気回復に中間層への分配が欠かせないとの考えを示した。自身が掲げる「新しい資本主義」の実現に強い意欲を見せた。
首相は、社会全体をデフレによる縮小的な循環から「成長と分配の好循環」へ変えていく必要があると指摘。「コロナ禍からのリバウンドと新時代への挑戦が重なるこのタイミングで、局面を転換しないといけない」と語った。《共同通信》
【北朝鮮】日本海に弾道ミサイル
北朝鮮は5日午前8時10分ごろ、内陸部から日本海に向けて弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射した。日本政府は通常軌道であれば約500キロ飛行、日本の排他的経済水域(EEZ)外の海域に落下したと推定している。岸田文雄首相は官邸で記者団に「昨年来、北朝鮮が連続してミサイルを発射していることは誠に遺憾だ。警戒監視を強めたい」と述べた。
国連安全保障理事会決議に違反する弾道ミサイルであれば、発射は昨年10月以来。日本の航空機や船舶などへの被害情報はない。
首相は国民への的確な情報提供、船舶と航空機の安全確認、不測の事態への対応の3点を指示した。《共同通信》
【カザフスタン】燃料高騰に反発、大規模デモ
中央アジア・カザフスタンで5日までに燃料価格引き上げに抗議するデモが広がり、最大都市アルマトイでデモ参加者や警察官ら約190人が負傷した。当局は200人以上を拘束。トカエフ大統領は一部地域に非常事態宣言を出し、内閣総辞職を承認した。ロシアメディアが伝えた。
アルマトイではデモ隊の一部が暴徒化し、大統領の住居を占拠。建物周辺で火災が発生した。トカエフ氏は5日、国民向けの演説で当局側に死者が出たと明らかにし、沈静化を呼び掛けた。《共同通信》