令和956日目

2021/12/11

この日のできごと(何の日)

【野村克也さん】しのぶ会

プロ野球の4球団で監督を務め、昨年2月に84歳で亡くなった野村克也さんをしのぶ会が11日、神宮球場(東京都新宿区)で行われ、球界関係者ら約600人が参列した。

式典は新型コロナウイルスの影響で延期されていた。野村さんにゆかりのある阪神タイガースなど6球団が共同発起人となり、東京ヤクルトスワローズの高津臣吾監督(53)が「(野村さんが作り上げた)頭でやる野球の遺伝子は今も、そして未来も生き続けています」と弔辞を読んだ。

読売巨人軍の原辰徳監督(63)は「勝負に対する厳しさはすごいものがありました。 燦然と輝く先輩です」と惜しんだ。北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督(49)は野村さんのジャケットを仕立て直して参列。黙とうをささげ、「僕が監督になって一番驚いているのが野村さんでしょう。ありがとうございましたと言いました」と悼んだ。その後、一般のファンら約2800人も献花に訪れた。《読売新聞》

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【鹿児島県・悪石島】住民16人が奄美大島避難

震度5強を9日に観測するなど、鹿児島県十島村の悪石島で頻発する地震を受け、避難を希望する島民4世帯16人が11日、村営フェリーで避難先の奄美大島に到着した。島民からは「今夜から安心して眠れる」と、安堵の声が漏れた。

16人は11日朝、悪石島でフェリーに乗り、午後3時半ごろ奄美大島の名瀬港に到着した。

12日には8世帯14人が鹿児島市に到着する予定で、悪石島に住民票のある75人のうち30人が島外避難することになる。島では11日、鹿児島市内から派遣された保健師と看護師が残った住民の家を訪問し、健康状態を聞き取った。《共同通信》

【東京都・硫黄島】合同慰霊式

太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)で11日、日米合同の慰霊式が営まれた。22回目で、日本側の遺族でつくる硫黄島協会の寺本鉄朗会長や、在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍のジェームズ・ビアマン司令官らが参列。日米で計約2万9千人の戦没者を追悼し、両国の友情と平和を誓い合った。

慰霊式で寺本会長は「私たちには悲惨な戦いの記憶を後世に語り継ぐ責任と義務がある」と訴えた。ビアマン司令官は「両国の最も屈強で優秀な若き戦士の犠牲を決して忘れることはない」と力を込めた。日本軍を率いて戦死した栗林忠道中将の孫の新藤義孝元総務相も参列した。《共同通信》

【拉致被害者家族会】飯塚代表が退任

北朝鮮による拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(83)が11日、健康上の理由から代表を退任した。飯塚さんは田口八重子さん=失踪当時(22)=の兄。後任の3代目代表として、横田めぐみさん=同(13)=の弟で事務局長の拓也さん(53)が就任した。東京都内で同日、家族会の総会が開かれ、新人事が承認された。

新たな事務局長には田口さんの長男飯塚耕一郎さん(44)が就いた。

拓也さんは都内で同日開かれた国際シンポジウムで「国際連携の手を緩めず、拉致問題解決のために声を発し続ける」と述べた。

飯塚さんは2007年11月に代表に就任し、14年にわたり務めた。《共同通信》

【ボクシング】

世界ボクシング機構(WBO)でフライ級など3階級を制した元チャンピオンの田中恒成(畑中)が11日、名古屋国際会議場で国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級5位の石田匠(井岡)と10回戦を行い、2−1で判定勝ちした。昨年12月に井岡一翔(Ambition=現志成)に敗れて以来、約1年ぶりの復帰戦を飾った。

序盤、リーチで上回る石田の鋭いジャブに苦しんだ田中は徐々に距離を詰め、4、5回は連打を決めるなど試合の主導権を奪い返して僅差で制した。

田中は指導を受けている村田大輔トレーナーに全幅の信頼を寄せて練習を積み「落ち着いて緊張せず楽しかった」と語った。《共同通信》

【モーグル】

フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は11日、スウェーデンのイドレでモーグル第2戦が行われ、女子は17歳で昨季種目別2位の川村あんり(東京・日体大桜華高)がW杯初勝利を挙げた。日本女子が五輪で実施される同種目を制したのは2010年3月の上村愛子以来。男子は堀島行真(トヨタ自動車)が今季初勝利、通算9勝目を挙げた。

男子の杉本幸祐(デイリーはやしや)は4位に入った。女子は柳本理乃(愛知工大)が5位、住吉輝紗良(日大)が6位、冨高日向子(多摩大)が15位。星野純子(リステル)と中尾春香(大産大)は予選落ちした。《共同通信》

【岸田文雄首相】公邸に引っ越し

岸田文雄首相は11日、東京・赤坂の衆院議員宿舎から官邸に隣接する公邸に引っ越した。危機管理に万全を期す姿勢をアピールする狙いがある。公邸への首相入居は、民主党政権時代の野田佳彦元首相が2012年12月に退去して以来、約9年ぶりとなる。

荷入れなどは業者が行ったため、首相は夕方、手ぶらで公邸に到着。記者団に「公務に専念するためにも意味があると考え、引っ越しを決意した」と話した。公邸に夫人ら家族が同居することに触れ「家族との時間も大切にしたい」と語った。

岸田内閣が発足した10月4日以降、首相は官邸まで車で約3分の議員宿舎での生活を継続していた。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染149人

国内で11日、新たに149人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京20人、神奈川と大阪が各18人など。空港検疫は16人だった。死者は北海道で1人報告された。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日から2人減って25人。昨年5月以降で最少となった。

宮城と兵庫で各1人、過去に発表した感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【IOC】五輪の政治化「断固反対」

国際オリンピック委員会(IOC)は11日、バッハ会長や主要な国際競技連盟(IF)の会長らスポーツ界の首脳を集めた五輪サミットをオンラインで開き、政府首脳を派遣しない「外交ボイコット」が相次ぐ来年2月の北京冬季五輪を巡って「五輪とスポーツの政治化に断固として反対する」との共同宣言をまとめた。

宣言では「IOC、五輪、そして五輪運動全体の政治的な中立性の必要性を強く訴えた」と強調。会議には中国、ロシア、米国の各国オリンピック委員会(NOC)会長も出席した。《共同通信》

【米・ケンタッキー州】竜巻で70人超死亡か

米南部や中西部など6州で10日夜から11日未明にかけて数十個の竜巻が相次いで発生し、多数の死傷者が出た。AP通信によると、南部ケンタッキー州のビシア知事は11日午前の記者会見で、州内の死者が少なくとも70人に上る恐れがあると語った。100人を超える可能性もあるという。非常事態を宣言し、連邦政府に支援を要請した。救助活動は夜が明けてから本格化した。

ビシア氏によると、多数が死亡したとみられるのはケンタッキー州西部メイフィールドにあるろうそく工場で、内部に約110人がいたという。米メディアは建物がほぼ全壊した様子を伝えた。《共同通信》

【ボクシング】

世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチは11日、米カリフォルニア州カーソンで行われ、正規王者のノニト・ドネアが暫定王者のレイマート・ガバリョ(ともにフィリピン)に4回2分59秒でKO勝ちした。

ドネアは4回に右を当て、ボディー攻撃で仕留めた。4団体王座統一を目標に掲げ、井上尚弥(大橋)との再戦については「チームが実現してくれると信じている」と熱望した。《共同通信》

【スノーボード】

スノーボード・ハーフパイプのワールドカップ(W杯)は11日、米コロラド州コッパーマウンテンで今季開幕戦の決勝が行われ、男子は19歳の平野流佳(太成学院大)が89.25点で制し、2020年2月以来となるW杯通算2勝目を挙げた。

昨季世界王者で20歳の戸塚優斗(ヨネックス)は87.75点で3位、4季ぶりに出場した冬季五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)は87.25点で4位だった。女子は22歳の冨田せな(アルビレックス新潟)が76.00点で、自己最高に並ぶ2位に入った。

平野歩は北京五輪の派遣基準を満たし、3大会連続の出場に大きく前進した。《共同通信》



12月11日 その日のできごと(何の日)