令和933日目

2021/11/18

この日のできごと(何の日)

【エンゼルス・大谷翔平選手】ア・リーグMVP獲得

米大リーグのエンゼルスで投打の「二刀流」として活躍した大谷翔平選手(27)=花巻東高出=が18日、2021年のア・リーグ最優秀選手(MVP)に選出された。日本選手のMVPは01年のイチロー選手(マリナーズ)以来20年ぶり2人目。全米野球記者協会の会員30人による投票で決まり、大谷選手は全員から1位票を得た。

大リーグ4年目の今季は投打で計158試合に出場。打者ではリーグ3位の46本塁打を放つなど、打率2割5分7厘、100打点、103得点、26盗塁の好成績を残した。投手としては23試合に登板して9勝2敗、防御率3.18。

大リーグで本格的に二刀流でプレーするのは1918、19年のベーブ・ルース以来。エンゼルスは大谷の登板日に指名打者(DH)を使わず、打者としても出場させる「リアル二刀流」で起用するなど、常識を覆す戦法を見せた。《岩手日報》

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【東京株式市場】

18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比89円67銭安の2万9598円66銭。前日の米株安が重荷となって売り注文に押された。取引時間中に、政府が19日に閣議決定する経済対策の財政支出が過去最大規模になると伝わると、上昇に転じる場面もあった。

東証株価指数(TOPIX)は2.82ポイント安の2035.52。出来高は約12億2000万株。《共同通信》

【大相撲】

大相撲九州場所5日目(18日・福岡国際センター)一人横綱の照ノ富士は隆の勝を力強い上手投げで退け、5戦全勝とした。大関陣は貴景勝が妙義龍を一方的に押し出して5連勝。正代は隠岐の海に寄り切られ、2敗目を喫した。

両関脇は御嶽海が若隆景の寄りに屈し、初黒星。明生は新小結霧馬山を押し倒し、白星を先行させた。霧馬山は5連敗。

勝ちっ放しは照ノ富士、貴景勝、再入幕の阿炎の3人となった。1敗で御嶽海、高安、宇良ら6人が追う。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染163人

国内で18日、新たに163人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では大阪28人、神奈川21人、北海道と東京で各20人など。死者は大阪2人、福島、千葉、東京で各1人の計5人だった。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日から2人減って76人となった。

千葉で10人、福岡で1人、過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》

ワクチン2回接種完了75.7%

政府は18日、新型コロナウイルスワクチンの2回接種を完了した人が、人口の75.7%に達したとする集計結果を発表した。先進7カ国(G7)でカナダ(75.5%)を超えてトップとなった。

政府集計によると、総接種回数は1億9532万回。少なくとも1回接種したのは9940万人で人口の78.5%。2回完了は9591万人となった。65歳以上はいずれも91%超。

英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」の17日時点の集計によると、2回完了はG7で2位のカナダが75.5%、3位イタリアが72.7%となっている。《共同通信》

【東京都】無免許都議、24日に再招致

7月の東京都議選の選挙運動期間中に無免許運転の人身事故を起こして2度の辞職勧告決議を受けた木下富美子都議が18日、議員活動継続への見解説明を求められていた都議会の議会運営委員会を欠席し、同委員会は24日に再び招致することを決めた。

木下氏の欠席は体調の再悪化が理由。24日の委員会では18日に予定していた通り、木下氏に対して会派ごとに10分ずつの質疑を実施する。

小宮安里委員長は委員会後、報道陣の取材に「都議会を運営する責任があり、決められた日程に対してはその意味を理解していただきたい」と述べ、改めて辞職を求める考えも示した。《共同通信》

【立憲民主党代表選】小川氏が出馬表明

立憲民主党の代表選が19日告示される。小川淳也元総務政務官(50)は18日記者会見し、立候補を表明した。これまでに泉健太政調会長(47)、逢坂誠二元首相補佐官(62)、西村智奈美元厚生労働副大臣(54)が出馬を表明しており、4候補が争う選挙戦の構図が固まった。枝野幸男前代表(57)が進めた共産党などとの野党共闘の是非や、党の立て直し策が焦点となる見通しだ。

衆院選敗北の責任を取って辞任した枝野氏の後任を選ぶ代表選は、国会議員に加え、地方議員や党員らも投票する「党員参加型」で実施。30日に開かれる臨時党大会で新代表が選出される。《共同通信》

【日中外相会談】

林芳正外相は18日、就任後初めて中国の王毅国務委員兼外相と電話会談した。中国が軍事的圧力を強める台湾情勢に関し、台湾海峡の平和と安定の重要性を指摘。香港や新疆ウイグル自治区における人権問題も提起した。中国公船による領海侵入が続く沖縄県・尖閣諸島を含めた東シナ海情勢や、南シナ海を巡って懸念を伝えた。懸案解決に向けて対話と協議を重ねる考えも強調した。両外相は来年の日中国交正常化50周年を契機に、経済や人的交流を後押しすることでは一致した。

中国外務省によると、王氏は、歴史や台湾などの問題で「一線を越えない」よう訴え、台湾問題への介入をけん制した。《共同通信》

【岸田文雄首相】沖縄県知事と初会談

岸田文雄首相は18日、沖縄県の玉城デニー知事と官邸で会談した。玉城氏との会談は首相就任後初めて。玉城氏は2022年度沖縄振興予算案を巡り、内閣府が概算要求段階で2998億円とした対応について、3000億円台を確保するよう求めた。

会談は約20分間だった。関係者によると、首相は「西銘恒三郎沖縄北方担当相と話し合ってほしい」と応じたという。玉城氏が反対姿勢を示している米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関しては話題に上らなかった。

玉城氏は会談後、記者団に「沖縄振興などをお願いした」と語った。《共同通信》

【台湾】リトアニアに代表処設立

台湾外交部(外務省)は18日、リトアニアに欧州で初めて「台湾」の名称を用いた代表処(代表部に相当)を同日立ち上げたと発表した。台湾とリトアニアは7月に相互に代表処を設置することで合意していた。中国は合意を受け、駐リトアニア大使召還を発表するなど猛反発している。中台間の緊張がさらに高まりそうだ。

台湾外交部は「台湾とリトアニアの交流協力における新たな一ページ」だと強調した。半導体や金融、科学技術などの産業での協力強化を図る。

正式名称は「駐リトアニア台湾代表処」。リトアニアも近く台湾に代表処を設立する予定。《共同通信》

【台湾】改良戦闘機部隊が発足

台湾軍は18日、南西部嘉義県の空軍基地で改良型戦闘機「F16V」を運用する部隊の発足式を開いた。蔡英文総統が出席し「国防力が一層強化された」と意義を強調。台湾防衛産業の人材育成や、生産能力の発展を図る考えを表明した。

台湾は世界屈指の軍事力を持つ中国軍の弱点を突いて消耗させ、侵略を阻止する「非対称の戦闘」を想定し、戦闘機や艦船、ミサイルを増強。米国からの武器購入と同時に自主開発も急ピッチで進めている。

台湾軍は米航空防衛機器大手ロッキード・マーチンなどの協力を得て、「F16A」と「F16B」計141機の性能向上を図ってきた。《共同通信》

【フランス】ペット店で犬猫販売禁止へ

フランス上院は18日、動物愛護に関する法改正案を賛成多数で可決した。動物の福祉や衝動買い防止の観点から、犬と猫はペットショップでの販売を2024年から禁止する。マクロン大統領が近く署名し、施行される。

犬や猫を飼う場合、保護団体や個人からの譲渡、ブリーダーからの直接購入となる。また、法改正によって施設でのイルカやシャチのショーを26年から、移動型サーカスでの野生動物の利用を28年から、それぞれ禁止する。

ウサギや魚などは引き続き販売できるが、衝動買いを招かないようショーウインドーに陳列することは禁止する。《共同通信》



11月18日 その日のできごと(何の日)