令和907日目

2021/10/23

この日のできごと(何の日)

【JR山手線】一部、始発から2日間運休

JR渋谷駅で23日未明、山手線内回りのホームを拡幅するため線路を切り替える工事が始まった。23日始発から24日終電まで、渋谷を挟む内回りの池袋−大崎間を運休する。JR東日本によると、線路切り替えに伴う山手線の運転見合わせでは同社発足後最長。計54万人に影響する見込みで、新型コロナウイルス禍前の利用状況で推計すると86万5000人に上る。

JR東は23日午前、工事現場を報道陣に公開。隣の線路を電車が行き交う中、作業員が掛け声を合わせてレールを動かすなどしていた。

JR東によると、工事後はホーム幅が約5メートル広くなる。《共同通信》

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【大隅海峡】中ロ艦艇10隻が通過

防衛省統合幕僚監部は23日、津軽海峡を抜け太平洋を南下した中国とロシアの海軍艦艇計10隻が、鹿児島県の大隅半島と種子島の間の大隅海峡を通過し、東シナ海に入ったと発表した。防衛省が、中ロの艦艇が同時に大隅海峡を通過するのを確認したのは初めて。

中ロが艦隊を組んで、日本列島をほぼ一周した形となり、防衛省は極めて特異な行動とみて警戒を強めるとともに、意図を分析している。10隻には、今月中旬に日本海であった中ロの合同演習に参加した艦艇が含まれるとみられる。

防衛省によると22日午後1時ごろ、10隻が高知県足摺岬の南約180キロを航行。その後、大隅海峡を通った。《共同通信》

【関電美浜原発3号機】運転停止

関西電力は23日、運転開始から44年を超え6月に再稼働した美浜原発3号機(福井県美浜町)の原子炉を停止させた。テロ対策のための「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の設置が期限の今月25日に間に合わないため。定期検査に入り、来年9月ごろの施設完成と10月中旬の運転再開を目指す。

美浜3号機は今年6月23日、原子炉を約10年ぶりに起動し、東京電力福島第1原発事故後、原発の運転期間を「原則40年、最長で延長20年」とするルール下で初めて再稼働したが、4カ月での停止となった。

運転停止に先立ち福井県の杉本達治知事は「安全第一を心掛けてほしい」と述べた。《共同通信》

【新潟県中越地震】発生から17年

68人が死亡した新潟県中越地震から17年となった23日、5人が犠牲となり一時全村避難した長岡市の旧山古志村で追悼式が開かれた。当時の住民数にちなみ約2200本のキャンドルをともし、発生時刻の午後5時56分、5人の名前が刻まれた「希望の鐘」の音を合図に元村民らが黙とうをささげた。

五十嵐なつ子さん(70)は当時ヘリで避難し、地震から2年後に帰った。「何かの間違いだ」と思ったこともあるが全国からの支援に救われたといい、恩返しのためにとレストランを営む。「この先も10月23日は必ず毎年祈りをささげ、共有したい」と思いを語った。《共同通信》

【プロ野球・23日】

ロ4−3日

ロッテが今季4度目のサヨナラ勝ち。3−3の九回無死満塁から荻野の右前打で試合を決めた。八回に失策で追い付かれながらもはね返した。九回を抑えた益田が3勝目。日本ハムは3点差を追い付いたが、抑えの杉浦が崩れた。

楽8−1ソ

楽天がソフトバンク戦9年ぶりの勝ち越しを決めた。二回に山崎剛の2点適時打などで3点を先制。5−1の六回には浅村が3ランを放った。6回1失点の滝中が、自身初の10勝目。ソフトバンクは投手陣が崩れ、今季4位が決まった。

広1−1神

阪神が七回に追い付き、引き分けた。0−1のこの回2死から坂本の中前打で同点。秋山が5回を1失点にまとめ、救援陣が追加点を許さなかった。広島は森下が8回を5安打1失点と好投したが、打線が四回以降は1安打だった。

D5−0中

DeNAは三回に牧の適時打で先制し、五回は楠本の2点二塁打で加点した。七回も佐野、牧、楠本の3連続二塁打で2点を奪った。東は8回1安打無失点で2年ぶりの勝利。中日は借金が今季最多の17に増え、同率最下位に後退した。

巨11−1ヤ

巨人が大勝した。一回に丸の3ランと広岡の適時打で4点を先行し、五回に連続押し出し四死球で2点を挙げ、着実に加点した。菅野は5回1失点で6勝目。ヤクルトは石川が1/3回で4失点と崩れ、投手陣が計11四死球と乱れて3連敗。

巨人の亀井の引退セレモニーが23日、東京ドームでのヤクルト戦後に行われた。チーム一筋の17年間を振り返り「けが、不振で地獄も味わった。折れそうな心をつなぎとめてくれたのは、ファンの皆さんの温かい拍手だった」とあいさつ。家族への感謝を述べると顔を手で覆い号泣した。

試合では6−1の五回1死満塁から代打で出場。昨季まで同僚だった田口と対戦し、三ゴロだった。そのまま右翼の守備位置に就き、六回が始まる直前に原監督から交代を告げられ、慣れ親しんだ位置から場内に頭を下げベンチに引き揚げた。

セレモニーでは、後輩たちが本塁で輪をつくり待ち構える演出もあった。《共同通信》

45年間務めた巨人主催試合の場内アナウンスを退任する山中美和子さんが23日、東京ドームでの本拠地最終戦で最後のアナウンスを担当した。試合後のセレモニーまで務め上げ「来年からは45年前と同じく、一人のジャイアンツファンに戻って応援したいと思います」と場内にあいさつ。大きな拍手が送られた。

セレモニーの冒頭ではグラウンド上に招かれ、原監督から名前にちなんだ「385」のユニホームを着せられ、選手らと写真に納まった。同監督は「幾多の名選手、巨人の選手が彼女の声で元気を出し、戦うことができた」と感謝した。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第33節第2日(23日・レモンガススタジアム平塚ほか=5試合)湘南は山田らのゴールで横浜FCに2−1で逆転勝ちし、勝ち点31でJ1残留圏の16位に浮上した。7試合ぶりの白星で、9月に就任した山口監督は初勝利。

仙台は関口の今季初ゴールなどで広島を2−0で破った。5試合ぶりの勝利で勝ち点26とし、同25の横浜FCをかわして最下位を脱した。徳島−大分は1−1で引き分け、勝ち点は徳島が30、大分が28。

鹿島はFC東京に2−1で競り勝ち、G大阪は1−0で鳥栖を破った。《共同通信》

【Tリーグ】

卓球のノジマTリーグは23日、静岡県のさわやかアリーナ袋井などで男女各2試合が行われ、男子で東京が彩たまに3−2で競り勝ち、開幕9連勝とした。

東京の水谷は一線を退くと明言していた東京五輪後、地元静岡で初めてプレー。同じ五輪代表の張本と組み、第1試合のダブルスに出場して1−2で敗れた。彩たまは2勝4敗。琉球は岡山を3−1で退けて2勝6敗。岡山は6敗目(3勝)。

女子はトップ名古屋が九州に3−1で勝って2勝目(6敗)を挙げ、九州は4勝4敗となった。首位の日本ペイントは神奈川を3−1で下して7勝目(1敗)を手にした。神奈川は2勝6敗。《共同通信》

【体操】

体操の世界選手権第6日は23日、北九州市で種目別決勝前半が行われ、男子あん馬は東京五輪銅メダルの萱和磨が14.900点で並んだ翁浩(中国)とともに銀メダルを獲得した。スティーブン・ネドロシク(米国)が15.266点で初タイトル。

男子床運動は初出場の南一輝が14.766点で銀メダル。ニコラ・バルトリニ(イタリア)が14.800点で初優勝し、萱は14.533点で6位。男子つり輪は蘭星宇(中国)が15.200点で初制覇。

女子跳馬は東京五輪金のレベカ・アンドラデ(ブラジル)が14.966点、女子段違い平行棒は韋筱円(中国)が14.733点でともに初優勝した。《共同通信》

【スノーボード】

スノーボードのワールドカップ(W杯)は23日、スイスのクールで開幕してビッグエアが行われ、決勝の女子は16歳の村瀬心椛が合計173.75点で初優勝した。19歳で前回平昌冬季五輪4位の岩渕麗楽は7位だった。

村瀬心は1回目に軸を斜めにして縦2回転、横3回転するダブルコーク1080を決めて87.75点を挙げ、2回目も86.00点とハイスコアをそろえて2位の平昌五輪覇者アンナ・ガサー(オーストリア)に23.75点の大差をつけた。

男子は19歳で平昌五輪代表の国武大晃が7位だった。ヨナス・ベージガー(スイス)が初優勝した。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染285人

国内で23日、新たに285人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は大阪46人、東京32人、兵庫25人、愛知22人など。死者は埼玉2人、東京と神奈川、大阪で各1人の計5人だった。死者が1桁になるのは8月8日以来。

厚生労働省によると、重症者は前日から9人減って208人となった。

石川と兵庫で各1人、過去の感染者を取り下げた。《共同通信》

【立憲民主党・枝野幸男代表】志位氏らとの撮影応じず

立憲民主党の枝野幸男代表と共産党の志位和夫委員長は23日、都内で行われた市民団体のイベントに参加した。枝野氏の演説終了後、志位氏ら参加者との記念撮影が予定されていたが、枝野氏は応じることなく会場を去った。先に演説した志位氏は約30分間、待機していた。立民関係者は「枝野代表の日程がタイトなため」と説明している。

演説では志位氏が大半を野党共闘の説明に費やした一方、枝野氏は「党派を超え今の政治をまっとうにしなくてはならない」と述べるにとどめた。

両党の共闘には立民最大の支援組織、連合内に懸念の声がある。撮影に応じなかったのは連合との関係に配慮したとみられる。《共同通信》

【トルコ】10大使の追放警告

トルコのエルドアン大統領は23日、同国で拘束が続く実業家の釈放を求めた米独仏など10カ国の駐トルコ大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」と呼び、追放を警告した。アナトリア通信が伝えた。

エルドアン氏は外務省に早急な対応を指示したと述べた。追放の期限など詳細は明らかにしていない。

欧米中心の駐トルコ大使10人は18日、慈善活動でも知られた実業家オスマン・カバラ氏の釈放を求める共同声明を発表。トルコ外務省が抗議した。

カバラ氏は2013年の反政府デモを巡り起訴され、無罪判決を受けたが、別件で逮捕され、裁判が続く。《共同通信》



10月23日 その日のできごと(何の日)