令和876日目

2021/09/22

この日のできごと(何の日)

【米国】日本産食品輸入規制を全面撤廃

農林水産省は22日、東京電力福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制について、米国政府が現地時間21日に撤廃したと発表した。米国は日本の県単位で輸入停止措置を講じており、最新の規制で福島を含む14県が対象だったが全面解除した。福島県産のコメや各地の原木シイタケなど延べ100品目に及ぶ。

農水省によると、米国は日本にとって香港、中国に次ぐ第3位の農林水産物・食品の輸出相手国。2020年の輸出額は1188億円で、このうち福島産を除くコメは約5億6千万円だった。

米国の規制撤廃で、11年の原発事故後に55の国・地域が導入した輸入規制は14カ国・地域に減った。《共同通信》

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【富士山】「初冠雪」見直し

甲府地方気象台は22日、富士山が「初冠雪」したとした7日の宣言を見直すと発表した。初冠雪は、山頂付近の平均気温が1年で最も高くなった日より後になることが前提だが、20日に平均気温の最高が更新され、条件を満たさなくなった。

同気象台によると、一度出した宣言を見直すのは少なくとも過去10年で例がない。今後の冠雪で改めて宣言を出す。

初冠雪は「山頂付近の気温が、その年の1日の平均気温が最高となって以降、初めて冠雪が認められた日」。7日に初冠雪を発表した際は、8月4日の9.2度を最高と位置付けたが、9月20日に10.3度を観測、最高が更新されたため、見直す。《共同通信》

【東京株式市場】

22日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営危機を巡る懸念が相場の重荷となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見ムードも強かった。

終値は前日比200円31銭安の2万9639円40銭。東証株価指数(TOPIX)は21.00ポイント安の2043.55。出来高は約12億359万株だった。《共同通信》

【大相撲】

大相撲秋場所11日目(22日・両国国技館)新横綱照ノ富士は小結高安を長い相撲で寄り切り、1敗で単独首位を守った。

大関陣は正代が関脇明生を上手投げで下し、勝ち越し。貴景勝は平幕阿武咲を引き落として7勝目を挙げ、かど番脱出へあと1勝とした。明生が7敗目、阿武咲は3敗目。関脇御嶽海は大栄翔を押し出し、勝ち越した。

照ノ富士を1差で追う2敗は平幕妙義龍ただ1人となり、3敗で正代や御嶽海ら6人が続いた。十両は阿炎と錦富士が2敗でトップに並んだ。《共同通信》

【ボクシング】

世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は22日、京都市体育館で行われ、挑戦者の矢吹正道(緑)がチャンピオンの寺地拳四朗(BMB)を10回TKOで破り、世界初挑戦で新王者となった。寺地は9度目の防衛に失敗し、2014年8月のプロデビュー後、19戦目で初黒星を喫した。

ともに29歳。矢吹は序盤こそ手数は少なかったものの、飛び込んで左右のフックを当てた。中盤以降の打ち合いでも強打を重ね、10回にレフェリーが試合を止めた。

当初は10日に予定されていた一戦は、寺地の新型コロナウイルス陽性により延期となっていた。

【J1】

明治安田J1第32節第1日(22日・カシマスタジアムほか=3試合)首位の川崎が鹿島に2−1で逆転勝ちした。後半に先制されたが、山村の得点で追い付くと終了間際に宮城がJ1初ゴールを決めた。勝ち点72で、2位の横浜Mとの差を7に広げた。

3位の名古屋はFC東京と1−1で引き分け、勝ち点54。C大阪は広島に1−0で競り勝って連敗を2で止めた。《共同通信》

【プロ野球・22日】

オ5−3日

オリックスは0−3の七回に伏見の適時打と内野ゴロの間の1点で1点差に迫り、紅林の3点三塁打で一気に逆転した。4番手の山田が今季初勝利。九回を締めた平野佳が20セーブ目。日本ハムは3連敗。先発の伊藤が七回に崩れた。

西2−4楽

楽天が0−1の三回に浅村の2ランで逆転。六回は山崎剛の適時打、八回は鈴木大の犠飛で加点した。早川は六回途中まで2失点でしのぎ9勝目。小刻みな継投で追加点を許さなかった。西武は浜屋が乱調で試合をつくれなかった。

ロ1−4ソ

ソフトバンクは二回に牧原大の犠飛で1点を先取した。四回にデスパイネの適時打などで2点を奪い、七回にリチャードのソロで加点した。千賀が八回途中まで1失点で6勝目。ロッテは散発3安打で1点を返すのが精いっぱいだった。

D1−2ヤ

ヤクルトが5連勝で今季初めて首位に浮上した。0−1の四回にサンタナの適時二塁打で追い付き、九回に代打中村の適時打で勝ち越した。2番手の清水が3勝目、マクガフが22セーブ目。DeNAは好機を生かせなかった。

中2−1神

中日が連敗を5で止めた。一回にビシエドの二塁打で先制。六回は木下拓の適時二塁打で加点した。松葉は6回無失点と好投し、自身3連勝で5勝目。青柳が6回2失点と粘った阪神は好機を生かせず、反撃は1点止まりだった。

広0−13巨

巨人が快勝。戸郷は7回を5安打に抑え、今季初めて得点を許さず、約3カ月ぶりの9勝目を挙げた。一回に岡本和の2点打で先制し、三回は坂本の適時二塁打など打者一巡の攻撃で5得点。広島は九里が味方の拙守もあってKOされた。

【COVID-19】

国内新規感染3245人

国内で22日、新たに3245人の新型コロナウイルス感染者が報告された。内訳は大阪591人、東京537人、愛知270人など。死者は東京16人、大阪9人、神奈川7人など計54人。

厚生労働省によると、重症者は前日から46人減って1383人。神奈川の死者のうち1人は横浜市内の病院に入院していた10代の女性で、慢性の疾患があった。

滋賀で3人、静岡と兵庫で各1人、過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【立憲民主党】党本部職員を迷惑行為で処分

立憲民主党は22日までに、酒に酔って迷惑行為をした党本部職員を1カ月の停職処分にしたと発表した。

党関係者によると職員は男性。JRの電車内で女性を盗撮した疑いを持たれ、警察の捜査を受けている。だが、党本部は被害者のプライバシーなどを理由に詳細を明らかにしていない。

枝野幸男代表は22日、国会内で記者団に「被害者には大変申し訳ない」と陳謝する一方、「どこまで公表していいのかは弁護士と相談しながら(判断したい)」と述べるにとどめた。職員の性別を問われると「今は男性か女性かで分ける時代ではない」と釈明した。《共同通信》

【中国恒大】社債利払い実行へ

中国不動産大手、中国恒大集団のグループ会社は23日に社債の利払いを実行すると22日発表した。資金繰り悪化により社債のデフォルト(債務不履行)が懸念されていた。ひとまず足元の危機を乗り越える構えだ。

恒大傘下の主要不動産会社が発表した。利払いの規模は2億3200万元(約39億円)となる。

恒大は23日以降、他にも社債の利払いなどが相次ぐ。デフォルトから経営破綻に向かうとの不安感が完全になくなるかは不透明だ。

恒大は、住宅バブルを防ごうとする当局の引き締め政策や景気低迷で経営が悪化。6月末時点の負債総額は日本円で約33兆円相当に上る。《共同通信》

【台湾】TPP加入を正式申請

台湾行政院(内閣)の報道官は22日、環太平洋連携協定(TPP)への加入について「十分な準備を終えた」と述べ、同日午後に正式申請したと明らかにした。経済部(経産省)がTPP事務局の役割を担うニュージーランド政府に申請。中国が16日に加入申請をしたのを受け、対抗して申請を急いだとみられる。報道官は23日に正式に記者発表するとした。

発足時の参加国11カ国以外の加入申請は、今年2月の英国、今月16日の中国に続き3例目。蔡英文政権は、中国が先に加入した場合に台湾の加入阻止に動くことを警戒。日本などの各国に対し、加入を支持するよう働き掛けを強める構え。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは22日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのアストロズ戦に「3番・指名打者」でフル出場し、2打数無安打、4四球1三振だった。45本塁打はリーグトップに並ぶ2人と1本差の3位。チームは延長十二回、タイブレークの末に5−9で敗れて6連敗。

筒香のパイレーツはレッズ戦が悪天候のため中止となり、27日(日本時間28日)に組まれた。《共同通信》