令和872日目
2021/09/18
この日のできごと(何の日)
【自民党総裁選】公開討論会
自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は18日、日本記者クラブ主催の公開討論会に臨み、年金制度や原発問題、新型コロナウイルス対策を巡り、応酬を繰り広げた。河野氏は最低限の年金を保障するため国民年金(基礎年金)の財源を全額税負担とする改革案を主張。岸田氏は党改革に取り組むとした。高市氏はワクチンや治療薬の国産化へ投資を充実させると強調。野田氏は派閥解消を訴えた。
菅義偉首相の後継を決める総裁選は29日に投開票され、新総裁が誕生する。4氏による論戦が本格化した。《共同通信》
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【台風14号】西日本横断
九州に上陸した台風14号は18日午前0時すぎに瀬戸内海から松山市付近、約6時間後には和歌山県有田市付近に再上陸し、西日本を東に進んで横断する異例のコースをたどった。紀伊半島から東海沿岸を進む見通しで、東日本は大雨の恐れが続く。気象庁は土砂災害、浸水、河川の増水・氾濫、強風や高波に警戒を呼び掛けた。
和歌山県美浜町では18日未明に吹いた突風で住宅約50軒の屋根瓦が飛ぶなどし、1人がけがをした。これまでに福岡、佐賀、長崎の各県で強風にあおられて転倒するなどして5人がけがをした。計画運休を行った山陽新幹線は18日の始発から通常運行を再開した。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第29節(18日=10試合)首位の川崎は知念の2得点などで徳島を3−1で下し、2連勝で勝ち点69とした。2位横浜Mは名古屋に1−2で敗れて差は4に開いた。名古屋は勝ち点53で3位。
神戸は札幌に1−0で競り勝ち、浦和はC大阪に2−0で快勝。大分と引き分けた鳥栖と、3チームが勝ち点51で並んだ。鹿島は上田らのゴールでG大阪を3−1で下して同50に伸ばし、G大阪は4連敗。長友がフル出場したFC東京は横浜FCを4−0と圧倒した。
広島はドウグラスのハットトリックで柏に3−0で完勝。清水は仙台を下して9試合ぶりに勝利し、湘南−福岡は引き分けた。《共同通信》
【大相撲秋場所】
大相撲秋場所7日目(18日・両国国技館)横綱、大関陣は安泰。新横綱照ノ富士は初顔の琴ノ若を力強く寄り切り、7連勝で単独首位を維持した。2大関は正代が玉鷲を寄り切って5勝目、かど番の貴景勝は若隆景を押し倒して3勝目を挙げた。
関脇御嶽海は小結逸ノ城に寄り切られ、2敗目を喫した。新関脇明生は3勝目。
全勝の照ノ富士を追う1敗は平幕妙義龍だけとなった。2敗で正代や御嶽海ら8人が続く展開。《共同通信》
【プロ野球・18日】
オ4−0西
オリックスが快勝した。山本は8回を散発5安打無失点、11奪三振で自身11連勝、両リーグトップの14勝目。四回にモヤの2点二塁打で先制し、五回は紅林の2ランで加点した。西武は今井が6回4失点と踏ん張れず、打線も沈黙した。
日1−0ロ
日本ハムが三回に西川の適時三塁打で挙げた1点を4投手のリレーで守り切った。バーヘイゲンが6回1安打無失点で4勝目を挙げ、杉浦が20セーブ目。ロッテは堅守で粘ったが、終盤の好機を生かせず連勝が6で止まった。
広2−4D
DeNAが競り勝った。1−1の八回に佐野の一ゴロの間に1点を勝ち越すと宮崎の押し出し四球と森の犠飛で加点した。2番手の砂田が2勝目を挙げ、山崎が今季初セーブ。広島は大瀬良が7回1失点と好投したが救援陣が崩れた。
神1−0中
阪神は高橋が7回を2安打無失点で今季初勝利。低めの変化球が切れ、10三振を奪い、六回に糸原が二塁打で挙げた1点を守った。中日は大野雄の7回1失点の力投を生かせず、九回は無死一、二塁でバント失敗と、今季10度目の無得点。
巨6−6ヤ
巨人が4−6の七回に坂本の2点二塁打で追い付き、引き分けに持ち込んだ。4点を追う四回に坂本、中島のソロで反撃。五回には代打北村のソロで追い上げた。ヤクルトは四回の塩見の3ランなどでリードしながら逃げ切れなかった。
◇
ヤクルトの塩見泰隆外野手(28)が18日、東京ドームで行われた巨人19回戦でサイクル安打を達成した。8月25日の牧秀悟内野手(DeNA)に続き今季2人目で、プロ野球史上71人目(76度目)、セ・リーグでは38人目(41度目)。球団では2018年7月9日の山田哲人内野手以来。
塩見は一回に右前打、三回に右翼フェンス直撃の三塁打、四回に右越えの3点本塁打を放ち、六回に左翼線二塁打をマークして達成した。《共同通信》
【飛び込み・日本選手権】
飛び込みの日本選手権第2日は18日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で行われ、女子高飛び込みは東京五輪代表の荒井祭里(JSS宝塚)が328.65点で5年連続5度目の優勝を果たした。山崎佳蓮(高知SC)が2位、金戸凜(セントラルスポーツ)が3位だった。
男子3メートル板飛び込みは須山晴貴(栃木県スポーツ協会)が443.55点で初制覇し、伊藤洸輝(JSS宝塚)が2位。昨年優勝の15歳、玉井陸斗(JSS宝塚)は3位だった。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染4702人
国内で18日、新たに4702人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は東京862人、大阪666人、神奈川453人など。死者は東京20人、大阪9人などの報告があり、計63人だった。
厚生労働省によると、全国での重症者は1559人で、前日より56人減少した。
また群馬、千葉、静岡、愛知、兵庫で各1人、過去に発表した感染者の取り下げがあった。《共同通信》
【共産党・山添拓参院議員】書類送検
共産党の山添拓参院議員は18日、埼玉県警から16日に軽犯罪法違反容疑で書類送検されたと自身のツイッターに投稿した。昨年11月3日、休日を利用して埼玉県長瀞町に鉄道写真を撮影に行った際、横断が禁止されている秩父鉄道の線路を渡ったという。書類送検までの経緯は明らかにしていない。
山添氏は「列車が接近していない時間帯に、通行可能な道であるとの認識の下、1秒程度で渡った。軽率な行為だったと反省している」と説明している。《共同通信》
【立憲民主党・枝野幸男代表】「自民新総裁誰でも同じ」
立憲民主党の枝野幸男代表は18日、自民党総裁選に立候補した4氏について「いずれも自民党を中枢で支えてきた人だ。新総裁に誰がなっても何も変わらない」と述べ、政権交代の必要性を改めて強調した。新潟県新発田市で記者団に答えた。
新潟市の街頭演説では森友学園を巡る公文書改ざん問題に言及。再調査に否定的な候補について「安倍晋三前首相や菅義偉首相に物を言えない人たちが、政治を変えられるはずがない。表紙をどう付け替えるかのお祭り騒ぎに、だまされないでほしい」と訴えた。《共同通信》
【フランス】「重大な危機」と米豪に警告
米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設で、オーストラリアに潜水艦共同開発計画を協議なく破棄されたフランスが米豪から大使召還を決めたことを巡り、フランスのルドリアン外相は18日「(米豪の)振る舞いは、同盟内ではあり得ない。重大な危機だ」と警告した。国営テレビの番組で語った。
ルドリアン氏は米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)が取り組んでいる指針「戦略概念」の改定に今回の問題が影響するとも明言した。フランスのNATO脱退の可能性は否定した。
米国からの大使召還は「仏米関係史上初めてで、重い政治的行為だ」と説明した。《共同通信》
【中国恒大集団】幹部6人を処分
中国の不動産大手、中国恒大集団は18日、グループが扱っている投資商品の償還を前倒しで受けていた幹部6人を処分したと発表した。恒大は巨額の債務で経営悪化が懸念されている。一般投資家より先に自社の幹部が償還を受けたことに批判が強まりそうだ。
グループ傘下の恒大財富が扱う投資商品を保有し前倒しで償還を受けた幹部6人を処分した。償還も取り消した。恒大集団は「全ての人に対して区別のない対応を確保する」と強調した。
恒大集団は不動産だけでなく電気自動車(EV)事業などへの多角化が裏目に出て債務が膨張している。《共同通信》
【クルードラゴン】帰還
民間の乗客4人を乗せ15日に打ち上げられた米宇宙企業スペースXの宇宙船クルードラゴンが18日午後(日本時間19日午前)、約3日間の地球周回旅行を終えて米南部フロリダ州沖の大西洋に着水、帰還した。スペースXの中継によると、乗客4人は手を振るなど元気な様子で宇宙船から下りた。世界初の、民間人だけによる地球周回の宇宙旅行は成功した。
スペースX幹部は「誰もが宇宙で過ごせる新時代が幕を開けた」と述べた。
米支払いシステム企業創業者のアイザックマンさんが自身を含む4席を購入し、公募などで選ばれた3人を招待。打ち上げ後、585キロの軌道を周回した。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは18日、各地で行われ、エンゼルスの大谷がアナハイムでのアスレチックス戦に「3番・指名打者」でフル出場し、4打数2安打、1三振で本塁打は7試合連続で出なかった。44本塁打はリーグ3位。チームは1−3で敗れた。
パイレーツの筒香はマーリンズ戦に「4番・一塁」でフル出場し、4打数2安打。チームは6−3で勝った。
パドレスのダルビッシュはカージナルス戦に先発し、7回を3安打無失点、勝敗が付かなかった。チームは2−3で敗れた。
マリナーズの菊池はロイヤルズ戦に先発し、3回を8安打3失点、9敗目(7勝)を喫した。試合は1−8だった。《共同通信》
【正司敏江さん】死去
正司玲児さんとの夫婦漫才コンビで知られた正司敏江さんが18日午前1時59分、脳梗塞のため大阪市の病院で死去した。80歳。香川県出身。
漫才トリオ「かしまし娘」の正司3姉妹の家に住み込みで働いたのが芸能界入りの契機になった。1964年に玲児さんと結婚。68年に夫婦漫才コンビ「正司敏江・玲児」としてデビューした。玲児さんに体当たりや跳び蹴りをされる過激な「どつき漫才」で人気を博した。《共同通信》