令和818日目

2021/07/26

この日のできごと(何の日)

【東京五輪】第4日

東京五輪第4日の26日、卓球の混合ダブルス決勝で水谷隼(32)=木下グループ、伊藤美誠(20)=スターツ=組が許昕、劉詩雯組(中国)を破り、優勝した。1988年ソウル五輪で実施競技になった卓球で日本勢の悲願だった金メダルを、今大会の新種目で獲得した。


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静岡県磐田市出身の2人は第2シードから順当に勝ち進み、決勝でも2019年世界選手権個人戦を制した強豪ペアを破った。

3位決定戦は林昀儒、鄭怡静組(台湾)がフランスのペアを4−0で下して銅メダルを獲得した。《共同通信》

東京五輪第4日の26日、新競技スケートボードの女子ストリートで、西矢椛が13歳の日本最年少で金メダルを獲得した。これまでの記録は、1992年バルセロナ五輪競泳女子200m平泳ぎを制した岩崎恭子の14歳だった。西矢は前日の男子優勝の堀米雄斗に続く快挙で、日本勢の今大会の金メダルは6個。中山楓奈が銅メダルだった。

スケートボード女子ストリートで世界選手権2位の13歳、西矢椛が15.26点で金メダルを獲得した。世界選手権6位の中山楓奈(以上ムラサキスポーツ)は14.49点で3位に入った。レアウ(ブラジル)が2位。世界選手権覇者の西村碧莉(木下グループ)は6.92点で8位だった。《共同通信》

東京五輪第4日の26日、柔道男子73キロ級で大野将平(29)=旭化成=が優勝し、2016年リオデジャネイロ五輪に続く連覇を達成した。1964年東京五輪から採用された柔道で、日本男子の連覇は04年アテネ、08年北京両五輪を制した66キロ級の内柴正人以来4人目。日本男子は競技初日から3階級全制覇となった。

世界選手権を13、15、19年と3度制し、外国人選手には14年夏を最後に負けなしと無類の強さを誇る大野。優勝候補の本命として臨んだ母国開催の五輪で、重圧に屈することなく頂点に立った。

東京五輪第4日の26日、柔道女子57キロ級で芳田司(25)が3位決定戦に勝ち、銅メダルを獲得した。この階級では2012年ロンドン五輪で松本薫が金メダル。日本勢2大会ぶりの優勝は逃したが、初出場の五輪で堂々の闘いぶりを見せた。

福岡・敬愛高出身の芳田は、初出場した2017年の世界選手権で2位。18年に優勝、19年は2位と、スタミナと得意の内股を武器に実績を積んできた。自国開催の舞台で強力な海外勢と渡り合い、表彰台に上がった。

体操の男子団体総合決勝で、日本は橋本大輝(順大)北園丈琉(徳洲会)萱和磨、谷川航(以上セントラルスポーツ)のメンバー4人で臨み、6種目合計262.397点で銀メダルを獲得した。2連覇はならなかったが、5大会連続の表彰台。ROCが262.500点で6大会ぶりの金メダルに輝き、中国が3位。

予選を1位通過した日本は最初の床運動から安定した演技を続けた。3位で迎えた最終種目の鉄棒で橋本の15.100点などで追い上げたが、わずか0.103点及ばなかった。

予選の得点は決勝に持ち越さず、種目ごとに4人のうち3人が演技し、3人全員の合計得点で争われた。《共同通信》

東京五輪第4日の26日、アーチェリーの男子団体で古川高晴(36)=近大職、武藤弘樹(24)=トヨタ自動車、河田悠希(24)=エディオン=の日本が銅メダルを獲得した。3位決定戦でオランダをシュートオフの末5−4で下した。この競技のメダルは2大会ぶりで、男子団体では初めて。

古川は2012年ロンドン五輪個人「銀」に続くメダル。武藤と河田は初出場。23日のランキングラウンドで4位と好発進し、韓国に準決勝で惜敗したが、3位の座を射止めた。《共同通信》

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【COVID-19】

国内新規感染4692人

国内で26日、新たに4692人の新型コロナウイルス感染者が確認された。東京1429人、神奈川540人、千葉509人、埼玉449人など。死者は神奈川、愛知、沖縄で各2人など計12人。

厚生労働省によると、重症者は前日から18人増えて466人となった。

埼玉で過去の感染者2人の取り下げがあった。《共同通信》

【東京株式市場】

連休明け26日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸して取引を終えた。終値は連休前の21日と比べて285円29銭高の2万7833円29銭。米経済回復の好影響が日本にも波及するとの期待感から、買い注文が優勢だった。市場では東京五輪での日本勢の活躍が投資家心理を上向かせたとの見方もあった。

東証株価指数(TOPIX)は21.21ポイント高の1925.62。出来高は約9億6600万株。《共同通信》

【奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島】世界遺産登録決定

オンラインで開催中の国連教育科学文化機関世界遺産委員会は26日、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の世界自然遺産登録を決めた。亜熱帯の森にアマミノクロウサギやヤンバルクイナなど貴重な固有種が数多く根付く生物多様性を評価した。日本の自然遺産登録は2011年の「小笠原諸島」(東京)以来5件目。政府が候補とした全件が登録され、国内最後の自然遺産となる可能性が高い。

登録区域は鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄本島と西表島の4島に及ぶ計約4万3千ヘクタールで、大部分が森林。現在の島々が形成される過程で動植物は独自の進化を遂げた。《共同通信》

【ロシア・ミシュスチン首相】北方四島開発へ特区構想

ロシアのミシュスチン首相は26日、択捉島を訪問した。大統領に次ぐ政権序列2位の首相の北方領土訪問は、2019年8月のメドベージェフ氏以来2年ぶりで、菅政権下では初めて。

ロシアでは領土割譲禁止条項を盛り込んだ改正憲法が昨年7月に発効していた。プーチン大統領が事前に訪問を事実上公認する異例の発言をしており、実効支配を誇示した形。北方領土の返還を求める日本の立場は一段と厳しくなりそうだ。

プーチン氏は昨年9月に菅義偉首相との初の電話会談で平和条約交渉を進める方針を確認した。対面会談は実現しておらず、交渉は停滞している。

北方領土の択捉島を訪問したロシアのミシュスチン首相は26日、ロシアが実効支配する北方四島に欧米なども含めた外国投資を誘致するため関税を免除する特別区を設置する構想を示し、現地の経済開発に本腰を入れる姿勢を鮮明にした。領土返還を求める日本にとって第三国の投資流入は問題を複雑化させ、解決を困難にする恐れがある。

プーチン大統領は首相の択捉島訪問に先立ち、構想を評価する考えを示していた。プーチン氏との首脳間協議をてこに領土交渉の打開を目指してきた日本側は苦境に立たされそうだ。

外務省の森健良事務次官は26日午後、ロシアのガルージン駐日大使を呼び訪問に抗議した。《共同通信》

【ミャンマー】NLD解党も

ミャンマーの国営放送は26日夜、クーデターで全権を握った国軍が任命した選挙管理委員会が、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝した昨年11月の総選挙について、不正を調査し正式に無効と判断したと報じた。軍政はこれを根拠にNLDを解党処分とする狙いとみられる。

選管は、NLDが新型コロナウイルス関連の制限を悪用し、他の政党の活動を妨害することで国家権力を握ろうとしたなどと主張している。

国軍は2月のクーデター直後に総選挙を無効とし、やり直す考えを表明した。《共同通信》

【比・ドゥテルテ大統領】施政方針演説

フィリピンのドゥテルテ大統領は26日、マニラで施政方針演説を行った。南シナ海での中国の主権主張を退けた2016年の仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の判断は「国際法の一部で妥協の余地はない」と強調し、判断を受け入れない中国をけん制した。

一方で中国と対峙する姿勢は明確に否定。「どうやって中国と戦えばいいのか。われわれは武器を持っているのか。戦争になれば完敗で敵対する能力はない」とした。「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生し、最初に支援を求めた国は中国だ」と述べた。《共同通信》

【中国】豪雨の死者69人に

中国河南省は26日、同省を襲った豪雨による死者が69人に増えたと明らかにした。5人が行方不明。被災者は1290万人を超えた。一部地域で停電や冠水、断水が続いているほか、衛生状況の悪化も懸念されている。

中国メディアによると暑さの影響もあり、一部地域では溺死した家畜が悪臭を放つなど深刻な汚染が発生。消毒薬などの物資の需要が高まっているが、不足が指摘されている。周囲が水に囲まれ孤立している村もあるという。

河南省は26日の記者会見で、中国東部に25日に上陸した台風6号の影響で、数日間は省東部や北部で強い雨が降る可能性があるとして注意を呼び掛けた。《共同通信》

【中国】米に主権尊重要求

中国の王毅国務委員兼外相は26日、訪中したシャーマン米国務副長官との天津での会談で、中国の主権を米国が侵さないことなどが、両国関係の悪化を防ぐ前提条件になると主張した。米中が大国として共存するべきだとの考えも示した。中国外務省が発表した。

王氏は新疆ウイグル自治区、チベット、香港、台湾などを巡り「中国の主権を侵してはならない」と強調。特に台湾に関して「統一はしていないが、中国の領土である事実は変わらない」と指摘。「台湾独立」の動きがあれば「あらゆる必要な手段で阻止する」と警告した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは26日、各地で行われ、エンゼルスの大谷がアナハイムでのロッキーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場し、7回を投げて1本塁打を含む5安打1失点、5三振1死球でメジャー自己最多の5勝目(1敗)を挙げた。試合は6−2だった。

打者では一回に先制打を放ち、4打数1安打1打点、1得点で2三振。今季14個目の盗塁を記録した。35本塁打は前日までメジャー単独トップ。

レッズの秋山はカブス戦で五回から代走で出場し、1打数無安打、1三振で九回途中に中堅守備からベンチに退いた。チームは5−6でサヨナラ負けした。

ツインズ前田は代走で出場した。《共同通信》



7月26日 その日のできごと(何の日)