令和772日目
2021/06/10
この日のできごと(何の日)
【米英首脳会談】
先進7カ国首脳会議(G7サミット)出席のため英国訪問中のバイデン米大統領は10日、サミットが開かれる英南西部コーンウォールでジョンソン英首相と会談した。終了後、米政府は「新たな大西洋憲章」と位置付け、民主主義の擁護や公正な貿易システムの構築など8分野にわたる合意文書を公表した。
サイバー攻撃対策での協力も明記し、中国やロシアをにらみ、協力を強化する。
大西洋憲章は1941年に米英が第2次世界大戦後の世界秩序について目標を示した共同宣言で、自由貿易や海洋の自由などをうたい、国連憲章の土台となったとされる。《共同通信》
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【COVID-19】
国内新規感染2046人
国内の新型コロナウイルス感染者は10日、43都道府県と空港検疫で新たに2046人確認された。死者は71人で、重症者は前日から40人減の1015人だった。
東京都では439人の感染が判明。1週間前から69人減り、1日当たりの感染者は28日連続で前週の同じ曜日を下回った。直近1週間の平均新規感染者は前週の82・4%の391・7人で、4月6日以来約2か月ぶりに400人を下回った。
大阪府の感染者は148人。7日連続で200人を下回り、前週の木曜より78人減少した。《読売新聞》
【東京株式市場】
10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。終値は前日比97円76銭高の2万8958円56銭。新型コロナウイルスのワクチン接種普及への期待が高まり、国内での企業活動が活発化して経済が回復することを見込んだ買いが入った。米国の経済指標の発表を控え、様子見姿勢も目立った。
東証株価指数(TOPIX)は0.41ポイント安の1956.73。出来高は約10億2800万株。
国内では、新型コロナのワクチン一般接種の職場や学校での準備が進んでおり、経済再開への期待が高まり、買い注文が優勢となった。《共同通信》
【朝日新聞】27年ぶり値上げへ
朝日新聞社は10日、朝夕刊セット版の月ぎめ購読料を7月1日から363円値上げして税込みで4400円にし、朝刊のみの統合版は407円上げて3500円にすると発表した。消費税増税時を除いて値上げは1993年12月以来、27年7カ月ぶり。販売・広告収入が減る中、経営努力が限界に達したという。
朝刊1部売りは150円から160円、夕刊は50円から60円に上げる。
朝日新聞社によると、93年12月に約820万部だった部数は昨年8月に500万部を割った。広告収入は2008年のリーマン・ショックなどで年々減り、新型コロナウイルスの流行も経営に影響した。《共同通信》
【プロ野球交流戦・10日】
ロ2−1ヤ
ロッテは0−1の五回に失策で追い付き、八回にレアードの15号ソロで勝ち越した。3番手で八回を抑えた唐川が4勝目、益田が16セーブ目を挙げた。佐々木朗は6回1失点と好投。ヤクルトは村上の18号本塁打の1点止まりだった。
日2−4神
阪神が3連勝。五回に中野の適時打で先制し、七回は近本の4号ソロで追加した。八、九回にも1点ずつを加えた。アルカンタラが七回途中無失点で2勝目。馬場、藤浪とつないでスアレスが19セーブ目。日本ハムは3連敗。
楽6−2中
楽天が快勝し、交流戦の首位に並んだ。三回に浅村と岡島の適時打で2点を先制。四回も鈴木大の2ランで加点した。滝中は5回7安打2失点と粘り、5勝目。中日は勝野が4回8安打4失点と崩れ、打線の組み替えも不発だった。
西5−3D
西武は1−1の二回に柘植の適時二塁打と岸の適時打で2点を勝ち越した。三回に押し出し四球、四回に栗山の適時打で加点した。内海は5回3失点で今季初勝利、平良が5セーブ目。DeNAは坂本が三回途中4失点と自滅した。
ソ1−1広
ソフトバンクが追い付き、九回で引き分けた。0−1の八回に三森の適時三塁打で同点とした。レイが8回を投げて4安打1失点と好投。広島はクロンの6号ソロで先制し、玉村が6回無失点と好投したが、塹江が粘れなかった。
オ6−0巨
オリックスが快勝して3連勝を飾った。一回に杉本の2点二塁打などで3点を先制。五回にT−岡田の7号3ランで突き放した。山崎福が6回無失点で5月2日以来の2勝目。巨人は完敗で今季ワーストの4連敗を喫した。
巨人、山口俊投手の獲得を発表
巨人は10日、米大リーグ、ジャイアンツ傘下のマイナー3Aとの契約を破棄して退団した山口俊投手(33)と契約に合意したと発表した。2年ぶりの巨人復帰。5日に米国から帰国して隔離期間中のため、11日にリモートで入団記者会見を行う。
山口は2019年に15勝4敗で最多勝、奪三振王、勝率第1位を獲得しリーグ優勝に貢献。オフに巨人からは初めてポスティングシステムを利用してブルージェイズに移籍した。新型コロナウイルス禍で60試合制だった昨季は2勝4敗、防御率8.06。今年2月に戦力外となりジャイアンツとマイナー契約を結んだが、メジャーに昇格できなかった。《共同通信》
【柔道・世界選手権】第5日
柔道の世界選手権第5日は10日、ブダペストで男女各1階級が行われ、女子70キロ級は2018年3位で31歳の大野陽子(コマツ)が決勝でバルバラ・マティッチ(クロアチア)に優勢で敗れ、初優勝を逃した。初戦の2回戦から4試合連続一本勝ちで勝ち上がったが、最後に力尽きた。
男子90キロ級は18年3位の長沢憲大(パーク24)が5位だった。準決勝では18年優勝で世界ランキング1位のニコロズ・シェラザジシビリ(スペイン)に一本負け。3位決定戦はマルクス・ニーマン(スウェーデン)に延長の末に優勢で敗れた。《共同通信》
【中国】「反外国制裁法」が成立
中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の会議で10日、「反外国制裁法」が成立した。「中国を抑え込む差別的な措置」に関わった個人や組織に対し、入国拒否や中国内の資産凍結などの対抗措置を講じる。新疆ウイグル自治区や香港などを巡る問題で欧米諸国の対中制裁が相次ぐ中、反撃のための法的根拠を明確にする狙い。対抗措置の応酬が激化する可能性もある。
4月下旬の審議入りから1カ月余りのスピード可決となった。10日施行した。先進7カ国(G7)などによる中国への圧力強化もにらみ、法整備を急いだもようだ。《共同通信》
【新憲法制定議員同盟】推進大会
中曽根康弘元首相が率いた超党派の「新憲法制定議員同盟」は10日、「中曽根康弘会長を偲び、新しい憲法を制定する推進大会」を東京都内で開いた。菅義偉首相はビデオメッセージを寄せ、「現行憲法も制定から70年余りが経過している。時代にそぐわない部分、不足している部分について改正していくことは当然のことではないか」と強調した。
首相は緊急時に限って政府の権限強化などを可能とする緊急事態条項を憲法に設けることについて「世論調査において賛成が7割近い」と指摘。その上で、「国家や国民がどのような役割を果たし国難を乗り越えていくべきか、憲法にどのように位置づけるかは極めて重く大切な課題だ」と指摘した。
この日は、議員同盟の名誉顧問を務める安倍晋三前首相も出席。「自民が出している(改憲)4項目以外の課題もある。自由闊達に日本の未来に向かって議論を進めていただきたい」と求めた。
大会では、憲法改正に向けて衆参の憲法審査会で議論を進めることを確認。「時代の変化に適合し、国家の理想の姿を示す憲法の制定を今こそ強く求める」とする決議も採択した。
大会には、公明党や日本維新の会、国民民主党の代表者らも出席。杏林大名誉教授の田久保忠衛氏と産経新聞社相談役の熊坂隆光氏による記念講演も行われた。ただ、新型コロナウイルス対策としてこの日は無観客で開催した。《産経新聞》