令和726日目

2021/04/25

この日のできごと(何の日)

【衆参3選挙】野党3勝

菅政権発足後初の国政選挙となる衆院北海道2区、参院長野選挙区の両補欠選挙と参院広島選挙区の再選挙が25日、投開票された。与野党対決となった広島再選挙は、野党各党が推す諸派の宮口治子氏(45)が自民党の西田英範氏(39)に競り勝ち、初当選した。長野は立憲民主党の羽田次郎氏(51)、北海道2区は立民の松木謙公氏(62)が当選を決め、野党側が全勝した。

衆参3選挙では、菅政権半年の評価や「政治とカネ」の問題、新型コロナウイルス対策が主な争点となった。北海道2区の不戦敗を含め、自民が全敗したことは菅首相の政権運営にとって大きな打撃で、与党側は次期衆院選に向け、態勢の立て直しを迫られそうだ。

自民の山口泰明選挙対策委員長は25日夜、党本部で記者団に「残念だ。厳粛に受け止め、反省してやっていきたい」と語った。立民の福山幹事長は「この半年間の菅内閣に極めて厳しい有権者の審判が下された」と述べた。《読売新聞》

新型コロナウイルスに感染した立憲民主党の羽田雄一郎元国土交通相の死去に伴う参院長野選挙区補欠選挙は25日投開票され、羽田氏の弟で立民新人羽田次郎氏(51)=共産、国民、社民推薦=が、自民党新人小松裕氏(59)=公明推薦=ら2人を破り、初当選した。政策協定を巡り野党共闘は一時乱れたものの「弔い合戦」を制した。自民は「羽田王国」の壁を破ることはできなかった。投票率は44.40%で、1948年の44.87%を下回り過去最低。

羽田、小松両氏による事実上の一騎打ちで、新型コロナ対応が主な争点となった。羽田氏は「コロナの収束を一日も早くやり遂げる」と決意表明した。《共同通信》

河井案里前参院議員(47)の当選無効に伴う参院広島選挙区再選挙は25日投開票され、政治団体「結集ひろしま」新人の宮口治子氏(45)=立民、国民、社民推薦=が、自民党新人の西田英範氏(39)=公明推薦=との激戦を制し、初当選した。投票率は33.61%。過去最低だった1993年の補欠選挙に次ぐ低い投票率だった。

2019年参院選で、河井陣営が起こした多額買収事件が発端となった選挙戦。保守王国の広島で自民に大逆風となる中、宮口氏は当初、唯一の女性候補者として育児や福祉政策を訴えたが、終盤では「政治とカネ」問題を集中的に取り上げ、自民批判票の受け皿となった。《共同通信》

収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相(自民党離党)の議員辞職に伴う衆院北海道2区補欠選挙は25日投開票され、立憲民主党元職の松木謙公氏(62)=国民、社民推薦=が、保守系無所属の元地元民放アナウンサー鶴羽佳子氏(53)ら新人5人を破り、5回目の当選を果たした。共産党も支援する野党共闘候補の松木氏の勝利で、野党側は次期衆院選に向け弾みをつけた形だ。

投票率は30.46%で、2014年衆院選の52.86%を22.40ポイント下回り過去最低となった。

自民は吉川元農相の在宅起訴を受け候補者擁立を見送り、公明党が自主投票としたことで与野党対決の構図が崩れていた。《共同通信》

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【COVID-19】

国内の新型コロナウイルスの感染者は25日、47都道府県と空港検疫で新たに計4612人確認された。1日当たりの新規感染者が5000人を下回ったのは5日ぶり。死者は15都道府県で51人だった。

東京都内では新たに635人の感染を確認。1週間前の18日と比較すると92人多く、25日連続して、1日当たりの新規感染者が前の週の同じ曜日を上回った。都によると、直近1週間の平均新規感染者は前週(586・4人)から24%増の727・1人となった。重症者は前日から1人減って50人だった。《読売新聞》

【名古屋市長選】河村たかし氏が5選

任期満了に伴う名古屋市長選は25日投開票の結果、無所属の現職河村たかし氏(72)が5回目の当選を果たした。元自民党市議の横井利明氏(59)=自民、立民、公明、国民推薦=ら無所属新人3人を破った。投票率は42.12%で、前回を5.22ポイント上回った。

市民税減税など看板政策実現のため市議会との衝突も辞さない河村氏に、主要会派が横井氏支援で対抗したが、河村氏個人への支持が勝った。今後、市長と市議会側が協調を図れるかどうかが課題となる。

河村氏は25日夜、支持者らを前に「市民は主張を分かってくれた」と強調。横井氏は「知名度が足りなかった」と敗戦の弁を述べた。《共同通信》

【北海道】季節外れの雪

札幌管区気象台は25日、強い寒気の影響で北海道のオホーツク海側などで雪が降ったと発表した。同日午前に雄武町で13センチ、遠軽町で10センチの積雪を観測。気象台によると、4月下旬に10センチ以上の降雪があるのは珍しいという。25日夜にかけて雪の降りやすい空模様が続くとして、車のスリップに注意するよう呼びかけている。

気象台によると、24日から北海道の上空には平年より10度ほど低い寒気が入り込んでいる。25日午前に、遠軽町白滝では氷点下2.4度を記録。札幌市でも4.9度まで気温が下がった。《共同通信》

【J1】第11節

明治安田J1第11節最終日(25日・埼玉スタジアムほか=2試合)浦和が田中らのゴールで大分との接戦を3―2で制し、勝ち点17として8位に浮上した。大分は7連敗。湘南はウェリントンのゴールで追い付き、清水と1―1で引き分けた。6戦負けなしで、5試合勝利のない清水とともに勝ち点は11。《共同通信》

【プロ野球・25日】

楽8―4西

楽天が快勝した。二回に岡島の適時二塁打など6長短打を集めて5点を先制。2点差に詰め寄られた六回には島内の3点適時二塁打で突き放した。早川は6回3失点でリーグトップに並ぶ3勝目。西武は序盤の失点が響いた。

日4―4オ

日本ハムが土壇場で引き分けに持ち込んだ。一回に3点を先制しながら逆転を許していたが、九回に近藤のソロで追い付いた。オリックスは2点を追う八回に紅林の適時二塁打などで3点を挙げてリードを奪ったが逃げ切れなかった。

ロ8―5ソ

ロッテは1―0の五回に中村奨の2点二塁打と安田の5号2ラン、六回は山口の4号2ランなどで3点を加えて突き放した。ルーキーの鈴木が七回途中2失点でプロ初勝利を挙げた。ソフトバンクは、松本が六回途中7失点と崩れた。

ヤ4―3中

ヤクルトはソロ本塁打4本で全得点を挙げ、3年ぶりの5連勝で2位に浮上。一回に中村のアーチで追い付き、四回は村上、サンタナ、オスナの一発で3点を奪った。小川は7回3失点で2勝目。中日は3連敗で借金は今季最多の6。

巨8―9広

広島が乱戦を制し勝率を5割に戻した。6点差を追い付かれた直後の九回、代打中村奨の二塁打などで1死三塁として菊池涼の犠飛で勝ち越した。塹江が今季初勝利、栗林が8セーブ目。巨人は打線が粘ったが中盤の大量失点が響いた。

神7―5D

阪神が接戦を制した。4―5と逆転された直後の七回、大山の犠飛で追い付き、サンズの2点本塁打で勝ち越した。岩貞が今季初勝利。DeNAは佐野が3打席続けて打点を挙げ、リードを2度奪ったが、投手陣が踏ん張れなかった。

【MLB】

米大リーグは25日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はヒューストンでのアストロズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2―2の八回に2試合連続となる7号ソロ本塁打を中越えに放って5打数1安打1打点、1得点2三振だった。チームは4―2で勝ち、連敗を4で止めた。

レンジャーズの有原はホワイトソックス戦に先発し、2回を投げて1本塁打を含む6安打5失点、4四球で3勝目(1敗)はならなかった。

レイズの筒香はブルージェイズ戦で出場機会がなかった。チームは0―1で敗れた。《共同通信》

【インドネシア】潜水艦乗組員は53人全員死亡

インドネシア海軍の潜水艦がバリ島沖で消息を絶った事故で、国軍のハディ司令官が25日に記者会見し、潜水艦は沈没し乗組員53人全員が死亡したとの見解を明らかにした。水中カメラの映像で艦のかじやいかりの一部、乗組員の脱出スーツが見つかったことや油の流出などから判断した。

ハディ氏は「国軍を代表して、殉職した乗組員家族に心からの哀悼の意を表する」と述べた。

海軍のユド参謀総長は、潜水艦は500メートル程度の最大潜水深度を超過する水深838メートルの海底に沈んでおり、船体が三つに裂けていたと説明。潜水艦の引き揚げ作業に着手する方針を明らかにした。《共同通信》

【第93回アカデミー賞】作品賞に「ノマドランド」

米映画界最大の祭典、第93回アカデミー賞の発表・授賞式が25日(日本時間26日)、ロサンゼルスで開かれた。作品賞は「ノマドランド」、監督賞には同作を手掛けた中国出身の女性クロエ・ジャオ監督が輝いた。白人以外の女性監督の受賞は史上初。俳優部門も含めてマイノリティー(人種的少数派)の躍進が目立った。

作品賞を女性監督作が、監督賞を女性が受賞するのは、いずれも史上2回目。

助演女優賞は、映画「ミナリ」の韓国人俳優ユン・ヨジョンさん、助演男優賞は黒人のダニエル・カルーヤさん(「ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア」)が、それぞれ初受賞した。《共同通信》

【神田川俊郎さん】死去

テレビで人気だった料理人の神田川俊郎さんが25日、大阪市内の病院で死去した。81歳。京都市出身。葬儀は近親者で行う。

関係者によると、新型コロナウイルスに感染していた。1965年に大阪・北新地で日本料理の「神田川本店」を開業し、人気テレビ番組「料理の鉄人」などに出演。「料理は心や」のせりふで、お茶の間の人気者になった。《共同通信》



4月25日 その日のできごと(何の日)