令和677日目
2021/03/07
この日のできごと(何の日)
【新阿蘇大橋】開通
2016年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に替わる国道325号新阿蘇大橋(南阿蘇村)が7日、開通した。昨年10月に復旧した国道57号から南郷谷へ向かう玄関口が、4年11カ月ぶりに復活。被災した阿蘇地域の幹線道路の復旧はすべて完了し、地域の観光復興へ大きく前進した。
熊本都市圏と阿蘇地域をつなぐ主要交通インフラでは、昨年8月のJR豊肥線、同10月の国道57号現道と地震に伴い新設された北側復旧道路に続く復旧。残る工事は、23年夏の全線再開を目指す第三セクターの南阿蘇鉄道のみとなった。
この日、新阿蘇大橋のたもとの駐車場(同村河陽)で約50人が出席して開通式があり、赤羽一嘉国土交通大臣が「関係者のおかげで無事故で開通を迎えられた。交流人口の増加や地方創生に期待したい」、蒲島郁夫知事は「開通効果を最大限生かして、九州観光の要である阿蘇の復興を推し進める」とそれぞれあいさつ。テープカット後、通り初めして完成を祝った。午後3時に一般車両の通行が始まり、早速多くの車が行き交った。
新大橋は旧橋の約600メートル下流に建設され、片側1車線の全長525メートル。黒川をまたぎ、南阿蘇村の立野と河陽を結ぶ。工事は16年11月に着手し、24時間態勢の施工などで工期を大幅に短縮した。総事業費は約160億円。《熊本日日新聞》
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【COVID-19】
国内新規感染1065人
国内の新型コロナウイルスの感染者は7日、30都道府県と空港検疫で新たに1065人確認された。死者は25人、重症者は373人だった。
東京都の新規感染者は237人で、2日連続で300人を下回った。重症者は前日から1人増え、52人だった。感染経路が特定できた121人のうち、家庭内感染が61人で半数を占めた。直近1週間の平均は254・1人で、前週(277・4人)の91・6%だった。
北海道では84人の新規感染者が確認された。80人を上回るのは2月11日(92人)以来、24日ぶりとなった。《読売新聞》
イスラエル「店内飲食」再開
世界最速ペースで新型コロナウイルスワクチンの接種が進む一方、部分的な行動制限が続くイスラエルで7日、規制が一部緩和され、レストランやカフェでの店内飲食が再開した。ワクチン接種者のみが利用できるが、店内飲食の再開は約半年ぶり。
保健省は全2回の接種完了から1週間経過後に「グリーンパスポート」を発行。これまではパスポート所持でスポーツジムやプールの利用が可能だったが、この日からレストランやカフェの店内飲食などが加わった。保健省によると、イスラエルでは6日までに人口の約40%に当たる約370万人が全2回のワクチン接種を終えた。《共同通信》
【みずほ銀行】再び障害
みずほ銀行は7日、カードローンのプログラム更新作業でエラーを検知し、この影響で一部の顧客が現金自動預払機(ATM)やインターネットバンキングで定期預金口座への入金ができなくなる障害が発生したと明らかにした。2月末の大規模障害とは無関係としている。
障害は7日午前8時ごろに発生し、午後1時半ごろまで続いた。顧客から「入金ができない」といった問い合わせが電話で数件あったほか、ネットバンキングで入金の操作をしても取引が完了しなかった人が9人いた。各支店のATMでは、先月の障害を踏まえ待機していた行員が対応したという。《共同通信》
【関西電力・高浜原発3号機】運転再開
関西電力は7日、定期検査中の高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉を起動し、運転を再開した。昨年1月の定検入り以降、機器トラブルやテロ対策の「特定重大事故等対処施設(特重施設)」の完成遅れなどで、当初計画より運転再開が遅れた。関電で稼働中の原発は大飯原発4号機(同県おおい町)と合わせ2基となる。
高浜3号機では昨年2月、蒸気発生器の伝熱管に傷が見つかり、4月の運転再開を延期。8月には特重施設が未完成のまま設置期限を迎え、運転できなくなった。施設は12月に完成したが、高浜4号機でも伝熱管に傷が見つかり、両基で原因を詳しく調べるため停止が長期化した。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第2節第2日(7日・日産スタジアム=1試合)横浜M―広島は3―3で引き分けた。横浜Mが1―3で迎えた後半に攻勢を仕掛け、オナイウのゴール、前田のこの試合2点目で追い付いた。《共同通信》
【サッカー】スコットランド・プレミアリーグ
サッカーのスコットランド・プレミアリーグで7日、2位のセルティックがダンディー・ユナイテッドと0―0で引き分けたため、首位レンジャーズの10季ぶり55度目の優勝が決まった。元イングランド代表MFのジェラード監督が率いるレンジャーズは、ここまで28勝4分けと無敗で首位を独走していた。《共同通信》
【柔道】グランドスラム
柔道のグランドスラム(GS)タシケント大会最終日は7日、ウズベキスタンのタシケントで男女計5階級が行われ、東京五輪代表で女子78キロ超級の素根輝が優勝した。決勝で、ベアトリス・ソウザ(ブラジル)を指導3による反則勝ちで退けた。
男子100キロ超級の影浦心(日本中央競馬会)は決勝で実力者の金成民(韓国)に優勢勝ち。16年リオ五輪代表で女子78キロ級の梅木真美(ALSOK)は決勝でクロアチア選手に快勝。日本女子は7階級のうち6階級を制覇した。
男子90キロ級の長沢憲大(パーク24)は決勝でダフラト・ボボノフ(ウズベキスタン)に延長の末、優勢勝ちした。《共同通信》
【ローマ教皇】クルド自治区でミサ
イラク訪問中のローマ教皇フランシスコは7日、北部クルド人自治区の中心都市アルビルで大規模ミサを執り行った。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、3万人収容のスタジアムで参加者を最大1万人に制限して実施した。
教皇は「親愛なるクルドの人々」と呼び掛け、イラクが過激派組織「イスラム国」(IS)による破壊などから再建を進めていることを念頭に「これからもイラクは常に私の心にある。平和な未来のため一つに結束し取り組もう」と訴えた。
史上初めてイラクを訪れた教皇は8日に4日間の日程を終え、キリスト教カトリックの総本山バチカンへの帰途に就く。《共同通信》
【中国・王毅外相】米が「内政干渉」と非難
中国の王毅国務委員兼外相は7日記者会見し、香港や新疆ウイグル自治区などを巡って対立する米国が「民主や人権を旗印に他国の内政に干渉し、世界に多くの面倒を引き起こし、戦乱の根源となってきた」と非難した。「(中国の)核心利益が侵害されるのを断じて許さない」ともけん制。一方、双方は協力すべきだとし、バイデン政権に対話を呼び掛けた。
中国海警局に外国船舶への武器使用を認めた海警法は「特定の国を対象にしたものではない。国際法に合致している」と正当化。海警法に類似した法規は日本を含む多くの国が施行していると主張した。《共同通信》