令和664日目

2021/02/22

この日のできごと(何の日)

【島根県】竹島問題の解決を訴え

島根県は22日、韓国が実効支配する竹島(同県隠岐の島町、韓国名・独島)を巡り、16回目の「竹島の日」式典を松江市で開き、領有権問題解決を訴えた。丸山達也知事は「占拠を既成事実化しようとする動きが続いている。極めて遺憾」と韓国側を批判。和田義明内閣府政務官は「占拠は不法で容認できない。解決に向け前進するよう地元と連携し、内外発信の強化に努める」と述べた。

新型コロナ対策で今回は式典規模を縮小。参加者は事前登録制とし、例年の半分以下の210人が出席した。

閣僚の派遣は見送られた。日韓関係の悪化の中、例年と同じ対応で韓国側の出方を見極める狙いがあるとみられる。《共同通信》

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【COVID-19】国内新規感染740人

国内の新型コロナウイルスの感染者は22日、28都道府県と空港検疫で新たに740人が確認された。死者は56人。重症者は前日より1人減り510人となった。

東京都の新規感染者は178人で、昨年11月24日以来約3か月ぶりに200人を下回った。直近1週間の1日平均の感染者は329人で、都の担当者は「若年層の感染者が減っていない。暖かくなって行動が活発になれば感染が広がりかねない」としている。

都内では、70〜90歳代の男女9人の死亡が判明した。重症者は前日から6人減り76人となり、入院患者は1991人で約2か月ぶりに2000人を下回った。

大阪府では62人の陽性が確認された。府は22日、昨年11月17日〜今年1月20日に、感染者49人の計上漏れと、13人の重複があったと発表した。医療機関や保健所のデータ入力に誤りがあったという。《読売新聞》

【東京株式市場】

週明け22日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米追加経済対策による景気回復や、新型コロナウイルスのワクチン普及への期待が相場を支えた。

終値は前週末比138円11銭高の3万0156円03銭。東証株価指数(TOPIX)は9.40ポイント高の1938.35。出来高は約12億5043万株だった。《共同通信》

【ニュージーランド地震】発生から10年

185人が犠牲になった2011年2月のニュージーランド地震は、22日、発生から10年となった。被災地クライストチャーチと、留学中の生徒12人が死亡した富山市の富山外国語専門学校でそれぞれ、遺族らが参列して追悼式が開かれ、発生時刻の午前8時51分(日本時間)に1分間黙とうし、犠牲者を悼んだ。

同校の追悼式で上田為久校長は「10年を迎えた今、皆さんを失った悲しみと、言葉に表せない無念さが、改めて私たちの胸にこみ上げてきます」と述べた。在校生代表(20)は「後輩の私たちが受け継ぎ、先輩方の分まで多くのことを学んでいきます」と話した。《共同通信》

【野口聡一飛行士】米補給機をキャッチ

国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一飛行士が22日、地上から物資を運ぶ米国の無人補給機「シグナス」をロボットアームでキャッチした。日本人でシグナスをつかんだのは、2016年10月の大西卓哉飛行士に続く2人目。作業に成功した野口さんは「ステーションへようこそ」と地上との交信で語った。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、シグナスは実験機器や食料などを搭載し、21日未明に米バージニア州から打ち上げられた。ステーションと並走する機体をロボットアームでつかむ技術は、日本の無人補給機「こうのとり」の運用で確立した。《共同通信》

【東北新幹線】一部区間で運転再開

福島、宮城両県で震度6強を観測した13日の地震により一部区間で運転を見合わせていた東北新幹線は22日、仙台―一ノ関(岩手県)間で運転を再開した。JR東日本は22日、全線復旧して運転を再開する24日以降の臨時ダイヤを発表。当面の間、運行本数が通常の8割程度となる。

残る那須塩原(栃木県)―仙台間も24日に開通する予定。一部で速度を落として運行する。

JR東日本によると、地震による電柱の破損や高架橋の損傷が判明し、那須塩原―盛岡間で運休。一ノ関―盛岡間は16日に再開していた。《共同通信》

【福岡県・小川洋知事】辞表提出

原発性肺腺がんで入院中の福岡県の小川洋知事(71)は22日、県議会に辞表を提出した。治療が長期化し、公務復帰の見通しが立たないと判断した。地方自治法の規定に基づき、3月24日に辞職となる見通し。小川氏は「病状と体力を考えると、これまでのように知事としての責任と役割を果たせない。断腸の思いでこの決断に至った」とのコメントを発表した。

職務代理者の服部誠太郎副知事が県議会散会後に病院を訪問。小川氏から辞表を受け取った後、吉松源昭議長に手渡し、議会が議長名で選挙管理委員会に通知した。知事選は4月中旬までに実施される公算が大きい。《共同通信》

【イラン】ハメネイ師「60%のウラン濃縮可能」

イランの最高指導者ハメネイ師は22日に演説し、ウラン濃縮活動に関し、必要であれば濃縮度を現状の20%から60%に引き上げる可能性があると述べた。核兵器級の90%の高濃縮ウラン製造に近づくことになるが、イランに核兵器製造の意思はないとも強調。核開発能力と対米強硬姿勢を誇示する発言で、実際に引き上げる可能性は低いとみられる。

ハメネイ師は「濃縮度は20%に制限されているわけではない。国家が必要とする水準に引き上げることができる。60%にする可能性もある」と述べた。一方で、イランは核兵器などの大量破壊兵器の製造を禁じているとの主張を繰り返した。《共同通信》

【ミャンマー】ゼネスト

国軍がクーデターで全権を握ったミャンマーで22日、ゼネストが実施され、全国各地でスーパーや商業施設、工場が軒並み休業した。地元メディアによると、同日の反軍政デモは1日のクーデター以来最大規模になり、数百万人が参加する見通し。経済や政府機関の一部がまひしており、国内外に文民政権転覆の正当性をアピールする軍政は統治能力の欠如を露呈し、大きな打撃となった。

一連の反軍政デモでは、3人が治安部隊の発砲で死亡。22日は犠牲者の写真を掲げながらデモ行進する参加者の姿も見られ、実力行使に反発が強まっている。《共同通信》



2月22日 その日のできごと(何の日)