令和641日目

2021/01/30

この日のできごと(何の日)

【田中将大投手】楽天復帰会見

米大リーグ、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となり、プロ野球東北楽天に8年ぶりの復帰が決まった田中将大投手(32)が30日、東京都内で入団記者会見し、「日本の野球ファンの前で投げられるわくわくが抑えられない。7年離れていたので、成長した姿を見せたい」と抱負を語った。

FAとなった後、田中将には米球団からのオファーもあったというが、2011年の東日本大震災から10年となるシーズンに復帰。「10年という数字は、やはり自分にとって何か意味があるタイミングじゃないかと思った」と語った。

2年契約で、推定年俸は球界最高額となる9億円プラス出来高払い。1年後、球団と話し合う機会があると明かし、米球界への思いを残しながらも、「腰掛けではない。日本一を取りに行く。1試合でも多くチームの勝利をもたらす投球がしたい」と誓った。

会見には球団の三木谷浩史会長・オーナー、立花陽三社長、石井一久ゼネラルマネジャー(GM)兼監督が同席。背番号「18」のユニホームを手渡した三木谷オーナーは「東北、日本、世界を元気にする炎の投球を見せてくれると期待している」と激励した。

田中将は07年、北海道・駒大苫小牧高から高校生ドラフト1巡目で東北楽天に入団し、11勝を挙げて新人王に選ばれた。13年は開幕から24連勝し、球団初のリーグ優勝と日本一に貢献した。同年オフ、ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦。7年契約でヤンキースへ移籍し、昨季限りでFAとなった。昨季は10試合で3勝3敗、防御率3.56だった。

通算成績は日本で175試合99勝35敗3セーブ、防御率2.30。大リーグで174試合78勝46敗、防御率3.74。《河北新報》

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【COVID-19】

国内新規感染3345人

厚生労働省は30日、英国で流行する新型コロナウイルス変異種の感染者を新たに5人確認したと発表した。このうち埼玉県の40〜60歳代の男女4人は県内にある職場の同僚や顧客ら。この職場関係で変異種の感染者は計9人となり、同省は変異種で国内初のクラスター(感染集団)が発生したとみて感染源を調べている。

国内の変異種の感染者は計64人となった。

一方、30日は44都道府県と空港検疫などで新たに3345人の感染者が判明した。死者は91人だった。厚労省によると、全国の重症者は前日から40人減って974人となり、4日ぶりに1000人を下回った。《共同通信》

WHO、武漢で党の展覧会を見学

新型コロナの起源を探るため中国・武漢を訪れている世界保健機関(WHO)の国際調査団は30日、共産党がコロナへの「勝利」を誇示するため開いている展覧会を訪れた。展示内容は科学研究との関連性が低く、中国側主導で調査日程が組まれているもようだ。

調査団は30日午前、市内の「金銀潭医院」を訪問した。初期に集中的に患者を受け入れた拠点で、所属する医師らはコロナに関する科学論文も発表している。団員はツイッターで、医療従事者と対話したと明かした。

30日午後に訪れた展覧会は、習近平国家主席の対応が時系列で紹介され、感染症対策の成功を強調する宣伝色も強い。《共同通信》

岸信夫防衛相、防衛大病院の医師ら激励

岸信夫防衛相は30日、防衛医科大学校病院(埼玉県所沢市)を視察し、新型コロナの患者治療に当たる医師や看護師を激励した。視察後、記者団に「現場の過酷な環境下で真摯に取り組む医療従事者の姿を自らの目で確かめた。一人一人が感染対策に取り組む重要性を改めて認識した」と語った。

コロナ患者専用フロアで働く看護師が強いストレスを抱えていると説明を受け「メンタル的なところに配慮する必要があると感じた」と記者団に指摘。「コロナ対応で得られた知見や教訓を防衛医大の学生らにフィードバックし、自衛隊の衛生機能強化と地域医療に積極的に貢献することを期待する」とも述べた。《共同通信》

【大学入学共通テスト】

新型コロナの影響で設けられた大学入学共通テストの第2日程は30日午後、国語と外国語を実施した。第1日程(16、17日)と同様、学校生活をイメージさせる会話形式や資料を読み解く問題が目立った。地理歴史・公民では感染症や外国人労働者といった現代的なテーマを扱い、思考力や判断力も問う内容になった。

受験者数が最も多い英語を含む外国語リーディングは1735人が受けた。31日は理科と数学を実施する。

日本史Aでは、コレラや結核と日本の歴史を関連付けて出題された。《共同通信》

【北陸新幹線】線路の機器損傷

30日午前8時39分ごろ、北陸新幹線の新高岡―金沢駅間で、線路上の機器にトラブルが生じ、富山―金沢駅を結ぶ「つるぎ」上下線計5本が運休し、「かがやき」「はくたか」計9本に遅れが生じた。列車に張り付いていた氷状の雪が走行中に落下し、機器に当たって電気系統ケーブルが損傷したのが原因とみられる。金沢開業6年目の北陸新幹線は今冬、大雪の影響で東京-金沢間で初めて2日連続で運転取りやめもあり、利用者から「雪に強いはずなのに」との声が聞かれた。

JR西日本金沢支社によると、30日は運休のほか、「かがやき」など下り線計9本に最大138分の遅れが生じ、約1140人に影響した。

機器の破損が発生したのは、新高岡駅から約17キロ金沢駅寄りの富山県内。新幹線が通過した際、車両下部に着いていた雪の塊が落下し、レール脇の機器にぶつかったとみられる。実際は車両がいないのに、走行中であるとの誤った信号を発していた。

新高岡駅で、金沢方面へ出発しようとした「つるぎ」の運転席モニターに停止信号が表示され、トラブルが発覚。富山―金沢間で一時運転を見合わせた。徐行運転で再開した後、午前11時ごろから約50分間、復旧作業のため、上越妙高―金沢間で再び運転を見合わせた。

気象庁によると、富山、金沢は30日午前、氷点下に冷え込んでいた。

金沢支社によると、どの列車から雪が落下したのかは分かっていないという。氷雪によるトラブルは、在来線では進路を切り替える線路の「ポイント」部分に雪が詰まることがある。北陸新幹線で同種のトラブルが過去にあったかどうかは「現時点では分からない」(広報担当者)としている。

北陸新幹線を巡っては、北陸地方が大雪に見舞われた1月9日に除雪のため「かがやき」5本と「はくたか」6本が運休。翌10日にも「かがやき」4本、「はくたか」2本が運転を取りやめた。

2015年3月の金沢開業以降、雪に伴う北陸新幹線の運休は、18年2月6日に徐行運転による時間調整で「つるぎ」2本が運休したのが唯一だった。《北國新聞》



1月30日 その日のできごと(何の日)