令和611日目
2020/12/31
この日のできごと(何の日)
【WBOスーパーフライ級タイトル戦】井岡一翔選手、8回TKO防衛
世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦が31日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者で31歳の井岡一翔(Ambition)が同級1位で挑戦者の田中恒成(畑中)を8回TKOで下し、2度目の防衛を果たした。2019年6月に日本男子初の世界4階級制覇を達成した井岡は、自身の日本選手世界戦最多勝利数を17に伸ばした。
井岡は5回、6回に左でダウンを奪い、8回に左を決めた後にレフェリーが試合を止めた。1階級上げて初戦だった田中は初黒星を喫し、世界4階級制覇はお預けとなった。世界複数階級制覇経験者の日本人男子対決は初めて。《共同通信》
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【COVID-19】
国内新規感染4520人
東京都で31日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1337人確認された。過去最多だった12月26日の949人を大幅に上回り、初めて1000人を超えた。神奈川県でも初の500人超となるなど、1都5県でこれまでの最多を更新。全国の新規感染者は4520人で、初めて4000人に達し、過去最多となった。
都の発表によると、都内の重症者は89人で、緊急事態宣言解除後の最多を3日連続で更新した。陽性率は10・2%で、宣言解除後、最も高くなった。都内の累計感染者は6万人に達し、6万177人となった。
都は、東京で感染者が急増している要因として、市中感染が拡大していることに加え、年末年始を前に医療機関が従来よりも早く感染者の発生を届け出たため、この日に新規感染者が集中したことを挙げる。帰省を前に自費検査を受ける人も多く、年末に入り、検査を行う一つの医療機関から100人近くの感染者が報告されたケースもあった。
小池百合子都知事は31日、報道陣の取材に「コロナの感染拡大は非常に厳しい状況だ。年末の買い出しに家族で行き、密になっているところもある。正月は『ステイホーム』で過ごしていただきたい」と訴えた。《共同通信》
WHO、新型ワクチン初承認
世界保健機関(WHO)は12月31日、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの緊急使用を承認した。同ワクチンは既に米国や欧州などで接種が始まっているが、WHOとして新型コロナのワクチンを承認したのは初めて。
ワクチンの使用の是非は各国がそれぞれ決定するが、自前で臨床試験や審査ができない発展途上国などはWHOの判断を参考にすることが多い。今回のWHOの承認を受け、世界各地で接種が進むとみられる。
WHOのシマオ事務局長補は、幅広く行き渡るよう各国に協力を求めた。《共同通信》
立民・枝野氏「緊急事態宣言を」
立憲民主党の枝野幸男代表は31日、東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が1300人超になったことを受け、政府に緊急事態宣言の発令を求めた。ツイッターに投稿した動画で「今こそ緊急事態宣言の発出と、医療機関への支援に一刻も早く対応するよう強く求めたい」と強調した。
共産党の志位和夫委員長はツイッターで「菅政権の無為無策がもたらした人災だ」として検査態勢の強化などを求めた。国民民主党の玉木雄一郎代表も「国は地域を限定した緊急事態宣言の発出を真剣に検討すべきだ」とツイートした。《共同通信》
【嵐】無観客でライブ生配信
人気アイドルグループ「嵐」が31日夜、無観客ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」をオンラインで有料生配信した。1999年にCDデビューした嵐は同日でグループ活動を休止。相葉雅紀さん(38)、松本潤さん(37)、二宮和也さん(37)、桜井翔さん(38)は芸能活動を続け、大野智さん(40)は休養に入る。
ライブは東京ドームで午後8時に開始。第71回NHK紅白歌合戦への中継出演を挟み、配信された。
「Whenever You Call」やデビュー曲「A・RA・SHI」などを披露、最後は「Love so sweet」で締めくくった。《共同通信》
【第71回NHK紅白歌合戦】無観客で実施
大みそか恒例の第71回NHK紅白歌合戦が31日夜、放送された。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1951年の放送開始以来初の無観客開催。3密を避けるため、NHK放送センター内に設けた四つの会場などから、出場アーティストが趣向を凝らしたパフォーマンスを披露した。大トリは紅組のMISIAさんが務め、視聴者らの投票で紅組が勝利した。
2020年のテーマは「今こそ歌おう みんなでエール」。この日を最後に活動を休止する嵐は「嵐×紅白2020スペシャルメドレー」と題したステージで魅了。大トリのMISIAさんが「アイノカタチ」で力強く歌い納めた。《共同通信》
【ボクシング・比嘉大吾選手】復帰3戦目はKO勝ち
元世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者、25歳の比嘉大吾(Ambition)が31日、東京・大田区総合体育館で世界ボクシング機構(WBO)アジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦に臨み、王者のストロング小林佑樹(六島)に5回45秒KO勝ちした。
2018年の世界戦で計量に失敗し、王座剥奪となった比嘉は復帰3戦目。1回から積極的に上下に強打を放ち、最後は強烈な右アッパー2発で仕留めた。「いい試合ができた。ボクシングをやっている以上、もう一回世界チャンピオンにならないといけない」と誓った。戦績は19戦17勝(17KO)1敗1分け。《共同通信》
【関越自動車道】予防的通行止め
大雪による車両の立ち往生を防ぐため、東日本高速道路新潟支社は31日、関越自動車道六日町インターチェンジ(IC)―長岡IC間を「予防的通行止め」とし、除雪作業を実施した。新潟、群馬県境付近の上下線で最大約2100台が立ち往生したことを受けた措置で、同支社では初の試みとしている。
同支社によると、通行止めは31日午後9時半に始め、1月1日午前3時までの予定。事故が起きてからの除雪では時間がかかり、立ち往生する恐れがあるため、通行が困難になる前に作業を始めた。《共同通信》
【香港】黎智英氏を再び収監
香港終審法院(最高裁)は31日、香港国家安全維持法(国安法)違反と詐欺の罪で起訴された香港紙、蘋果日報(リンゴ日報)創業者の黎智英氏に対し、保釈を取り消し再び収監する判断を下した。23日に保釈を許可した高等法院(高裁)判断に対し司法当局が不服申し立てを申請したことを受け、終審法院が31日、審理を開いて決定した。
高裁判断を巡っては、香港の梁振英前行政長官ら親中派や中国メディアが公然と非難していた。今回の判断は中国側の強い圧力により司法の独立が危うくなっていることを改めて印象付けた。《共同通信》