令和600日目

2020/12/20

この日のできごと(何の日)

【COVID-19】

知事会、GoTo停止に苦言

全国知事会は20日、新型コロナウイルス対策本部会合をオンラインで開き、観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止期間が明ける来年1月12日以降の対応方針を、国が早期に示すよう求める緊急提言をまとめた。事業の経済効果は大きいとして、各知事の意見も踏まえ、感染が落ち着いている地域から順次再開するなど柔軟な対応も要請した。

会合には40道府県の知事が参加した。「もっと早く強い措置を感染拡大区域に対して取っていれば、地域に限った停止にとどめることができた」(丸山達也島根県知事)「突然の方針転換は現場が混乱する」(谷本正憲石川県知事)など、今月28日からの全国一斉停止を唐突に決めた国の対応に不満の声が出た。

これを受けた緊急提言は、感染状況との関連も含め、事業の停止・再開の運用方針を国が明示することで混乱を回避すべきだと指摘。停止に伴いキャンセル分が一部補償される宿泊施設や旅行会社以外に、交通事業者や土産物店なども打撃を受けるとして、手厚い支援を求めた。

飲食事業者などへの休業・営業時間短縮要請に関し、迅速な財政支援を要求。要請の実効性を担保するため新型コロナ特措法を改正し、順守義務や違反した場合の罰則を盛り込むよう主張した。《共同通信》

国内新規感染2475人

国内の新型コロナウイルスの新規感染者は20日、42都道府県と空港検疫で計2475人確認された。死者は14道府県で36人。重症者は同日午前0時時点で593人となり、前日から5人減った。

東京都内では新たに556人の感染が確認された。今月の感染者は1万507人となり、月ごとでは初めて1万人を超えた。

都によると、重症者は前日から4人増え、66人となった。入院患者は27人減の2107人で、3日連続で2000人を上回った。感染経路を特定できない人は全体の6割近い320人。経路別では家庭内の101人が最多で、病院などの施設内が52人だった。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【北海道喜茂別町】氷点下25・7度

20日の北海道内は、冬型の気圧配置が続く影響で厳しい寒さとなり、喜茂別町で氷点下25・7度、旭川市江丹別で氷点下23・2度を記録するなど、各地で今冬の最低気温を更新した。

また、日本海側を中心に局地的に大雪となった。札幌管区気象台によると、午後8時までの24時間降雪量は、羽幌町で39センチ、苫前町で37センチ。JR北海道によると、札幌―旭川間を結ぶ特急「ライラック」「カムイ」など124本が運休した。《読売新聞》

【現美新幹線】ラストラン

上越新幹線で移動しながら現代アートを車内で鑑賞できる観光列車「現美新幹線」が20日、運行を終えた。「走る美術館」として、2016年4月から行楽に一役買ってきた。新潟駅に別れを惜しむ多くのファンが集まった。

JR東日本新潟支社によると、土日を中心に新潟―越後湯沢を1日3往復し、20年10月末までに約14万9千人が利用した。車両の検査期限が満了するのに伴い、運行を終了。廃車にする予定だという。

6両で編成され、現代アーティストがそれぞれの車両をデザイン。車体には、写真家の蜷川実花さんが撮影した、新潟県長岡市の花火が彩られている。《共同通信》

【J2】最終節

明治安田J2最終節(20日・ベスト電器スタジアムほか=11試合)既に昇格を決めていた徳島が初優勝し、天皇杯全日本選手権出場権を獲得した。同じく昇格が決定していた福岡に0―1で敗れ、勝ち点84で並んだが、得失点差で上回った。

今季限りで引退する千葉の元日本代表FW佐藤寿は2―1で勝った北九州戦の後半途中から出場した。《共同通信》

【防府読売マラソン】丸山竜也選手が初優勝

防府読売マラソンは20日、山口県防府市のキリンレモンスタジアム体育館前―キリンレモンスタジアム陸上競技場のコースで行われ、丸山竜也(八千代工業)が2時間9分36秒で初優勝した。38キロ手前で集団を抜け出し、そのまま突き放してゴールした。

川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が50秒差の2位、福田穣(NNランニングチーム)は2時間10分57秒で6位だった。

視覚障害女子は道下美里(三井住友海上)が自身の持つ世界記録を9秒上回る、2時間54分13秒で優勝した。《共同通信》

【全国高校駅伝】広島の世羅、5年ぶり男女優勝

全国高校駅伝は20日、京都市のたけびしスタジアム京都発着のコースで行われ、第71回の男子(7区間、42.195キロ)、第32回の女子(5区間、21.0975キロ)はともに世羅(広島)が2015年以来の頂点に立ち、5年ぶりの男女制覇を果たした。男子は2時間1分31秒で歴代最多を更新する10度目、女子は1時間7分13秒で2度目の優勝。男女優勝は昨年の仙台育英(宮城)に続いて2年連続となった。

男子は5位で出た3区のムワンギが区間新記録の快走でトップを奪った。

女子は最終5区でトップと42秒差の8位からムッソーニが猛追し、逆転。そのまま2位以下を引き離した。《共同通信》

【中村泰士さん】死去

ヒット曲「喝采」「北酒場」の作曲などを手掛けた作詞作曲家の中村泰士さんが20日午後11時50分、肝臓がんのため大阪市内の病院で死去した。81歳。奈良県出身。

1957年に歌手デビュー。楽曲制作を中心に活動するようになり、昭和の歌謡界でヒットメーカーとして活躍した。ちあきなおみさんの「喝采」が72年、細川たかしさんの「北酒場」が82年の日本レコード大賞をそれぞれ受賞した。

他に桜田淳子さん「わたしの青い鳥」、五木ひろしさん「そして…めぐり逢い」、ヒデとロザンナ「愛は傷つきやすく」、細川さん「心のこり」などを作曲した。《共同通信》



12月20日 その日のできごと(何の日)