令和598日目

2020/12/18

この日のできごと(何の日)

【関越自動車道】立ち往生解消

日本海側を中心に降った大雪の影響で16日に発生した新潟県の関越道の立ち往生は、18日深夜まで続いた。東日本高速道路によると、午後7時時点で上り線に257台が取り残されていたが、同日午後10時15分に立ち往生は解消した。

「ほとんど寝られなくてつらかった」。トラックで東京へ荷物を運んでいた新潟市江南区、運送業の男性(38)は、立ち往生に巻き込まれてから約45時間後の18日午後5時頃に解放され、疲れ切った表情で話した。

ガソリン切れが怖く、エンジンを切った車内で毛布にくるまって寒さをしのいだ。「食料が尽きないか」と不安だったといい、「長かった。やっと出られてほっとしている」と話した。

東日本高速道路によると、立ち往生は上り線で16日午後5時50分過ぎ、下り線では同日午後10時過ぎに発生。ピーク時の17日午後1時半頃には、上下線で計2100台が動けなくなった。

18日は自衛隊員ら700人態勢で除雪などにあたった。中央分離帯を開放して下り線へUターンさせたり、緊急車両用の通路から一般道へ誘導したりした。

立ち往生した本線上は積雪で道幅が狭くなり、重機による除雪作業は難航した。大型トラックは中央分離帯からUターンするのが難しく、夏タイヤの車には 牽引 けんいんが必要となり、解消に時間を要した。

同社は、18日午前7時時点で下り線の立ち往生が解消し、上り線に約70台が残っていると発表。だが、同日正午時点では上り線で約1000台が動けないでいると訂正した。小畠徹社長は同日の記者会見で陳謝し、「これほどの降雪量は予測できなかった。現場の確認が不十分だった」と述べた。

気象庁によると、いったん緩んだ寒気が18日夜から再び強まり、北陸や東北の日本海側を中心に、20日にかけて大雪になる見通し。《読売新聞》

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【東京株式市場】

18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。国内の新型コロナウイルス新規感染者が連日で過去最多を更新し、景気悪化への懸念から売り注文が優勢となった。

終値は前日比43円28銭安の2万6763円39銭。東証株価指数(TOPIX)は0.66ポイント高の1793.24。出来高は約12億9699万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染2837人

国内では18日、新型コロナウイルスの新規感染者が、40都道府県と空港検疫で計2837人確認された。死者は北海道、大阪、神奈川など14都道府県で計48人となった。厚生労働省によると、重症者は同日午前0時時点で609人で前日から4人増えた。

東京都内では、新たに664人確認され、3日連続で600人を上回った。

都によると、入院患者は前日より102人増えて2054人となり、過去最多を更新した。重症者は前日と同じ66人だった。直近1週間の平均陽性率は7・1%と前日から0・2ポイント上昇し、約4か月ぶりに7%台となった。

感染経路が特定できない人は全体の6割近い386人。感染経路別では、家庭内が107人で最も多く、職場内60人、施設内52人などと続いた。《読売新聞》

米副大統領がワクチン接種

ペンス米副大統領は18日、ホワイトハウスで米製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンを公開で接種した。ワクチンの効果や安全性への疑問が一部で根強くあることから、国民の信頼向上を図る狙い。

カレン副大統領夫人や公衆衛生政策を指揮するアダムス医務総監も共に接種した。ペンス氏はワクチン開発、認可を早期に実現したことに関し「手続き上のお役所仕事を省く一方で、手抜きはない」と強調し「安全で効果あるワクチンを確保しており、全米に配布する」と説明した。

バイデン次期大統領も公開接種に臨む考えを表明している。《共同通信》

仏・マクロン大統領、「元気」と動画

新型コロナ感染が17日確認され、隔離中のフランスのマクロン大統領は18日、ツイッターに自身の動画を投稿した。前日と同様に倦怠感、頭痛、せきの症状が出ているものの「元気だ」と体調を説明し「病状の変化について毎日包み隠さず報告する」と明言した。

 フランスでは、故ミッテラン元大統領が在任中、前立腺がんの病状を隠し続けるなど大統領が健康状態の悪化を公表しなかった例が繰り返され、論議の対象となってきた。

 マクロン氏は、新型コロナ流行や、難航する英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)交渉など重要課題にはしっかり対応すると訴えた。《共同通信》

スウェーデン、規制再強化

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なスウェーデンの公衆衛生庁は18日、公共施設の閉鎖や、飲食店での人数制限など新たな規制強化策を発表した。公共交通機関でのマスク着用も推奨。春以降、厳しい規制を避ける独自対策を取っていたが、11月に転換した規制強化の方針が鮮明となった。

ロイター通信によると、ロベーン首相は記者会見で「適切な時に適切な方策を取っている」と強調。だが、カール16世グスタフ国王がこれまでの政策を「失敗」と批判しており、政府への風当たりがさらに強まる可能性もある。《共同通信》

【W杯・ジャンプ女子】開幕戦

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は18日、オーストリアのラムソーで開幕して個人第1戦(ヒルサイズ=HS98メートル)が行われ、高梨沙羅が88メートル、89.5メートルの合計240.1点で3位となり、通算101度目の表彰台に立った。

19歳のマリタ・クラマー(オーストリア)が94メートル、96メートルの253.6点で今年1月以来となる通算2勝目を挙げた。伊藤有希は5位、丸山希は25位、岩渕香里は29位だった。

ジャンプ女子のW杯は今月上旬に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で約2週間ずれ込んだ。《共同通信》

【福留孝介外野手】中日入団会見

阪神を自由契約になり、中日復帰が決まった福留孝介外野手(43)が18日、正式に契約を結んで名古屋市内の球団事務所で記者会見し「今年戦力外になり、またユニホームを着させていただくことができて感謝の一言」と14年ぶりに古巣へ戻る心境を語った。年俸は3千万円で単年契約。

今季の中日は代打陣が手薄で大島以外の外野手も固定できなかった。日米通算2407安打の好打者は「(球団からは)ここ一番での一本と強く言われた。(先発で出る)気持ちは常に持ちながらやっていきたい」と力強かった。(金額は推定)《共同通信》

【能見篤史投手】オリックス入団会見

阪神を自由契約となり、オリックスに投手コーチ兼任で入団した能見篤史投手(41)が18日、大阪市内の球団施設で会見し「拾ってもらえたことが一番。また新たにオリックスで輝けるチャンスがあるので、恩返ししていきたい」と力強く抱負を語った。

16年間で通算104勝を誇るサウスポー。切れのある直球は健在で、今季も34試合に登板。阪神時代の同僚、鳥谷(ロッテ)との対戦を熱望し「いろいろな感情が出ると思う。もちろん抑えますけど」と不敵な笑みを浮かべた。

2年連続で最下位に沈むオリックスでは、投手陣の精神的支柱としても期待される。背番号26のユニホームにも袖を通した。《共同通信》

【中国・王毅外相】対米改善に期待

中国の王毅国務委員兼外相は18日、インターネット上で米団体と交流し「米側が中国側と向き合って進むことを望む」と述べ、来年1月の米政権交代をきっかけとした関係改善に期待をにじませた。米国との相違は建設的に処理する考えを強調する一方で、主権を巡る問題では譲らない姿勢を示した。中国外務省が発表した。

トランプ米政権には、香港情勢を巡り新たな対中制裁に踏み切るなど、米国内で勢いを増す対中強硬論を背景に、バイデン次期大統領の対中外交を縛る思惑も見える。

王氏は米国との相互尊重を前提に、両国関係を安定的に発展させる戦略的な枠組みの再構築が必要と指摘した。《共同通信》

【韓国】元慰安婦施設の前所長を送検

韓国警察当局は18日、京畿道広州にある旧日本軍の元従軍慰安婦が生活する支援施設「ナヌムの家」を巡り、詐欺や業務上横領容疑で安信権・前所長らを書類送検した。元慰安婦との覚書を偽造して約6千万ウォン(約560万円)の遺産を寄付金として不正に取得した疑い。韓国メディアが報じた。

書類送検容疑には、2013年から14年に元慰安婦の資料を管理する名目で受け取った補助金と人件費の約1800万ウォンを職員らに支給した後に施設側に還流させていたほか、入札に関する書類を偽造して工事の補助金7億ウォンを不正に取得した疑いも含まれる。《共同通信》

【テレビ朝日】安倍前首相を聴取と誤報

テレビ朝日は18日、安倍晋三前首相後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会の費用補填疑惑に関し「安倍前首相は東京地検特捜部の事情聴取に応じていた」と同日正午前のニュースで報じたことについて「誤りだった」と謝罪した。

謝罪は、同局の夜のニュース番組「報道ステーション」内で行われた。キャスターが「事情聴取がこれまでに行われた事実はありませんでした。安倍前首相をはじめ関係者の皆さま、視聴者の皆さまにおわびして訂正します」と説明した。

ニュースでは、複数の自民党幹部による情報として、17日までに安倍前首相が事情聴取に応じていたと報じていた。《共同通信》

【TBS】子会社が景表法違反

消費者庁は18日、テレビショッピングで筋肉に電気刺激を与える機器を「下腹部マイナス8.5センチ」と痩身効果をうたって販売したTBSホールディングスの子会社「TBSグロウディア」(東京都港区)に対し、宣伝内容に根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認)として再発防止命令を出した。信用調査会社によると、2020年3月期の売上高は約263億円。

同庁によると、18年12月と19年3月、BS番組で「TBCスレンダーパッド」と「トルネードRFローラー」を販売。機器を1日10〜20分程度使うだけで痩身効果が得られるかのように紹介していた。《共同通信》

【国民民主党】玉木氏が代表続投

国民民主党は18日、東京都内での臨時党大会で新党移行後初の代表選を行い、玉木雄一郎氏(51)の続投が決まった。玉木氏が一騎打ちとなった伊藤孝恵参院議員(45)を破った。「政策提案」を掲げ、憲法改正論議にも前向きな玉木氏の路線継続が承認された形。玉木氏は、次期衆院選に向け党勢の拡大に全力を挙げる。

代表選では、両氏を含む国会議員16人や次期衆院選の候補予定者、地方議員、党員・サポーターに割り振られた計92ポイントを争った。玉木氏が65ポイントを獲得、26ポイントの伊藤氏を退けた。

玉木氏の任期は2023年9月まで。《共同通信》

【宮内庁】週刊誌報道に「誠に遺憾」

宮内庁は18日、秋篠宮家の長女眞子さまの結婚を巡る週刊新潮12月24日号の記事について、事実無根で「誠に遺憾」とする文書をホームページ上に掲載した。記事では、同庁の西村泰彦長官が10日の記者会見で「小室さん側が説明責任を果たしていくことが重要」と発言した背景として「上皇后さまの強いご懸念が影響」などと報じた。同庁は、上皇后さまの意向をくんだ事実は全くないと反論。こうした報道に上皇ご夫妻は深く傷つかれているという。《読売新聞》



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