令和551日目

2020/11/01

この日のできごと(何の日)

【大阪都構想】否決

大阪市を廃止し、4特別区を新設する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が1日、投開票され、僅差で反対が賛成を上回った。2015年5月の前回住民投票に続いて都構想の制度案は廃案となり、大阪市の存続が決まった。都構想を推進してきた日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は反対多数を受け、23年4月の市長任期満了をもって政界を引退すると表明した。

住民投票は、都構想実現への手続きを定めた「大都市地域特別区設置法」(大都市法)に基づき、大阪市民を対象に実施された。人口約270万人の大阪市を約60万〜75万人の「淀川」「北」「中央」「天王寺」の4特別区に分割する制度案への賛否が問われた。

当日有権者数は220万5730人。投票率は62・35%で、前回の住民投票(66・83%)から4・48ポイント下がった。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【肥薩おれんじ鉄道】全線再開

7月の豪雨で被災した熊本県と鹿児島県を結ぶ第三セクター「肥薩おれんじ鉄道」は1日、不通が続いていた熊本県内の八代―佐敷間(営業キロ29.8キロ)の復旧作業を終え、約4カ月ぶりに全線で運転が再開した。

再開を記念し、佐敷駅(芦北町)から観光列車が出発。記念式典で同社の出田貴康社長は「失われていた日常が一つ戻ってきた。沿線の皆さまが笑顔になるよう努力していく」とあいさつした。列車が警笛を鳴らしてゆっくり動きだすと、ホームに集まった地元の園児らが手を振って見送った。

肥薩おれんじ鉄道によると、豪雨で土砂が線路に流れ込むなどし計92カ所の被害が発生した。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染614人

国内では1日、新型コロナウイルスの感染者が25都道府県と空港検疫で新たに614人確認された。死者は長野や大阪など4府県で計6人だった。

東京都では、新たに116人の感染が判明した。新規感染者が200人を下回るのは4日ぶり。重症患者は前日より1人増えて34人となった。感染経路別では、家庭内が24人、施設内と職場内が各7人。半数超の62人は感染経路が特定できていないという。

大阪府では新たに123人の感染が確認され、6日連続で100人を超えた。《読売新聞》

スイス・ジュネーブ州、大半の店が閉鎖に

スイス西部ジュネーブ州は1日、新型コロナウイルス感染症の拡大が深刻化しているとして、2日夜から29日まで、食料品店や薬局などを除く大半の商店や飲食店の営業を禁止するなどの規制強化措置を発表した。学校は閉鎖されず、外出は制限されないが、公の場で5人以上が集まることは禁じられた。

スイス政府は10月下旬、全土で深夜から未明にかけての飲食店の営業を禁じるなどの規制強化策を発表したが、より厳しい措置の導入は各州政府に委ねられている。

国際機関が集中し、フランスからの越境通勤者も多いジュネーブ州は人口比の感染者数がスイス国内で最も多い。《共同通信》

【全日本大学駅伝】駒大、13度目の優勝

全日本大学駅伝は1日、名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間106.8キロに25チームが参加して争われ、駒大が5時間11分8秒の大会新記録をマークして史上最多を更新する13度目の優勝を決めた。6年ぶりの制覇。2連覇を狙った東海大は23秒差の2位で明大が3位に入った。

レースは8区で駒大、東海大、青学大が激しく競り合う展開。3位でたすきを受けた駒大の田沢廉が力走し、最後は東海大の名取燎太を振り切った。1月の東京箱根間往復大学駅伝を制した青学大は4位。5位の早大、6位の東洋大、7位の帝京大、8位の順大までが来年のシード権を得た。《共同通信》

【プロ野球・1日】

西3―1ソ

西武が連敗を3で止め、勝率5割に復帰した。1―1の三回に中村の一ゴロの間に1点を勝ち越し、五回は中村の適時二塁打で加点した。松本は5回1失点で6勝目、増田が32セーブ目を挙げた。ソフトバンクは連勝が6で止まった。

日7―1オ

日本ハムが今季のオリックス戦の勝ち越しを決めた。一回に併殺打の間に1点を先制。二回に野村の2点適時打などで3点を奪い主導権を握った。有原は5回1失点で8勝目。オリックスは本田がプロ初登板したが4回7失点と乱れた。

ロ3―3楽

両チームともに決め手を欠いた。ロッテは2―3の七回に安田の適時打で追い付いたが、なおも1死満塁を生かせなかった。楽天は12安打しながらロッテの小刻みな継投の前に3点止まり。計3安打に抑えた投手陣を援護できなかった。

中0―3広

広島の新人森下が8回無失点の好投で10勝目を挙げた。チームは1分けを挟み今季初の5連勝。打線は二回に大盛の適時打で先制。七回に坂倉の適時打などで2点を加えた。中日は一回の拙攻で流れをつかめず、今季初の6連敗。

巨2―0ヤ

巨人が5連敗後に2連勝した。五回に失策で1点を先制し、八回に代打中島の適時二塁打で加点。畠は3安打2四球で7三振を奪い、プロ初完封で4勝目を挙げた。ヤクルトは打線が5回1失点のスアレスを援護できず5連敗を喫した。

D6―5神

DeNAがサヨナラ勝ち。3―5の七回に細川のソロとソトの適時打で同点。九回2死三塁から梶谷が左前に運んだ。阪口が5回1失点と好投し、三嶋が2勝目。阪神は八、九回の好機を逃した。1分けを挟んだ連勝が6でストップ。

ソフトバンク・内川聖一内野手、退団を明言

現役最多の通算2171安打を誇るソフトバンクの内川聖一内野手(38)が1日、福岡県筑後市のタマホームスタジアム筑後で2軍戦に出場後「福岡ソフトバンクホークスのユニホームを着るのは最後になる」と退団を明言した。プロ20年目の今季は開幕前に不振に陥って1軍出場はなかったが、2軍で42試合に出場、打率3割2分7厘、1本塁打、17打点だった。

「今年1軍でやって駄目だったらいつでも(引退)という気持ちだったが、このままでは終われない」と現役続行に強い意欲を示し「内川が必要だと言ってくれる球団が出てくれることを祈っている」と話した。《共同通信》

【サッカー・中村憲剛選手】現役引退を表明

サッカーJ1川崎の元日本代表MF中村憲剛(40)が1日、今季限りでの現役引退を表明した。誕生日だった10月31日にゴールを決めたばかりだが、以前から40歳のシーズンを最後にすると決めていたという。オンラインで記者会見し「終わりを決めていたからこそ、この5年頑張れた。(迷いは)1ミリたりともなかった」と心境を述べた。

川崎一筋の名手は昨年11月に左膝の前十字靱帯損傷および外側半月板損傷の大けがを負い、今年8月に戦列復帰。今季はリーグ戦5試合で2点をマーク、首位独走のチームの中で状態を上げていた。

引退後は「やるべきことを探しながらやっていきたい」と話した。《共同通信》

【F1・エミリアロマーニャGP】決勝

自動車のF1シリーズ第13戦、エミリアロマーニャ・グランプリ(GP)は1日、イタリアのイモラで決勝が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季9勝目、単独最多を更新する通算93勝目を挙げた。史上初となるメルセデスの製造者部門7連覇が決まった。

ホンダ勢はアルファタウリのダニール・クビアト(ロシア)の4位が最高。ホンダの連続表彰台は11戦で途切れた。レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は2番手を走行していたが終盤にリタイアし、同僚のアレクサンダー・アルボン(タイ)が15位。アルファタウリのピエール・ガスリー(フランス)は序盤にリタイアした。《共同通信》

【競馬・第162回天皇賞(秋)】

中央競馬の第162回天皇賞・秋(G1)は1日、東京競馬場で行われ、クリストフ・ルメール騎乗のアーモンドアイ(5歳牝馬、国枝栄厩舎)が優勝し、史上初の芝のG1レース8勝目(うち海外1勝)を挙げた。

同馬は5月のヴィクトリアマイルでディープインパクト、シンボリルドルフなど6頭と並ぶ芝G17勝をマーク。6月の安田記念は2着に敗れ、偉業達成に向けて2度目の挑戦だったが、単勝1.4倍の圧倒的な人気に応えて快走を披露した。

2018年は牝馬3冠(桜花賞、オークス、秋華賞)とジャパンカップでG14勝を挙げ、年度代表馬に。昨年もドバイ・ターフなどを制して強さを示した。《共同通信》

【トルコ沖地震】死者71人に

トルコ、ギリシャ沖のエーゲ海で発生した地震で、トルコ当局は1日、国内の死者は69人、負傷者は900人以上となったと発表した。死者はギリシャ側の2人と合わせて計71人。マグニチュード(M)4を超える余震が40回以上続いており、当局は住民に被害を受けた建物に立ち入らないよう呼び掛けている。

建物の倒壊はトルコ西部イズミル県バイラクル周辺に集中。1日夜も8カ所で救助活動が続いた。バイラクルは震源から離れているが、軟らかい地盤の影響のほか、過去の地震の建物被害が修復されずに放置され、被害が拡大した可能性が指摘されている。《共同通信》

【安倍晋三前首相】山口県入り

安倍晋三前首相は1日、持病の潰瘍性大腸炎の再発により首相を9月に辞任後、初めて地元の山口県に入った。長門市で父の故晋太郎元外相の墓前に手を合わせ、歴代最長の7年8カ月間、首相として全力を尽くしたと報告。記者団に「今後は一議員として、地域の発展のためにも尽くしたいと報告した」と述べた。

同時に、在任中を振り返り「さまざまな政策を実行できた」と強調。自らの出身である自民党細田派内で、派閥復帰への待望論があると問われ「首相を辞したばかりだ。全党的な支援もいただいてきたので、しばらくは一議員としての活動に専念したい」と語った。《共同通信》

【エチオピア】武装勢力が54人殺害

エチオピア南西部オロミア州の村で1日、武装勢力がアムハラ人の住民を襲撃し、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、子どもや女性を含む少なくとも54人が殺害された。最大民族オロモで構成される反政府勢力の犯行とみられている。

アビー首相は昨年、隣国エリトリアとの和平に尽力したとしてノーベル平和賞を受賞した。だがエチオピアは多民族国家で、アビー氏が推し進めた民主化が民族運動を誘発し、国内は政情不安に陥っている。

アムネスティによると、武装勢力は逃げ遅れた住民を学校の校庭に集めて殺害し、家屋などを焼き払った。遺体には銃で撃たれた痕があった。《共同通信》



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