令和539日目
2020/10/20
この日のできごと(何の日)
【イスラエル、UAE】ビザ免除協定を締結
国交正常化したイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)は20日、互いの国民を査証(ビザ)なしで入国できるようにするビザ免除協定を締結した。観光やビジネスをはじめ経済交流が活発になり、両国民が正常化を実感する契機になりそうだ。
アラブ諸国ではエジプトやヨルダンがイスラエルと外交関係を樹立しているが、両国ともビザ免除協定は結んでおらず、イスラエルとUAEの良好な関係が鮮明になった。
UAE政府代表団が20日、初めてイスラエルを訪問し、商都テルアビブ近郊のベングリオン空港で署名式が開かれた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【COVID-19】
国内新規感染483人
国内では20日、新型コロナウイルスの感染者が25都道府県と空港検疫で新たに483人確認された。死者は東京、京都、滋賀で各1人の計3人だった。
東京都内では、新型コロナウイルスの感染が新たに139人判明し、2日ぶりに100人を超えた。重症患者は前日と同数の24人で、直近1週間の平均陽性率は3・8%だった。
感染者の経路別では家庭内が最多の17人で、施設内が10人などとなった。全体の6割近い83人は感染経路が特定できていないという。《読売新聞》
【東京株式市場】
20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた米追加経済対策を巡り、早期策定への不透明感が改めて広がった。
終値は前日比104円09銭安の2万3567円04銭。東証株価指数(TOPIX)は12.24ポイント安の1625.74。出来高は約9億2369万株だった。《共同通信》
【プロ野球・20日】
日2―11ソ
ソフトバンクが圧倒して今季初の9連勝。三回にグラシアルの2点二塁打で先制し、五回は松田宣の3ランなどで5点を加えた。以降も攻撃を緩めず2戦連続の2桁得点。笠谷が6回無失点で4勝目。日本ハムは精彩を欠き、完敗した。
西2―1ロ
西武がサヨナラ勝ちで、4年連続のロッテ戦勝ち越しを決めた。1―1の九回2死から外崎が二塁打で出塁し、山野辺の右への飛球が失策を誘った。ロッテは石川が好投したが、打線は九回に追い付くのが精いっぱいだった。
楽2―2オ
両チームともに決め手を欠いて引き分けた。楽天は1点を先制された六回に浅村の2点二塁打で2―1と逆転したが、抑えのブセニッツが九回に伏見にソロを浴びた。オリックスは9残塁と再三の好機を生かせなかった。
ヤ1―1巨
巨人が九回に追い付かれ、引き分けた。六回に松原が三塁打で出て、続く坂本が適時打を放って先制。追加点を奪えずに迎えた九回裏2死満塁で山田哲に押し出し四球を許した。延長十回は両チームとも三者凡退に終わった。
神1―5広
広島は九里が九回途中1失点で3連勝の7勝目。低めの変化球が切れ、六回2死まで安打を許さなかった。三回に西川と坂倉がそれぞれ2点打で4点先制し、四回は長野が犠飛。ガルシアが崩れた阪神は零敗を免れるのがやっとだった。
中6―1D(20日) 中日が六回に逆転
14安打の中日が逆転勝ちした。0―1の六回に阿部の適時打、ビシエドの適時二塁打など5安打で3点。七、八回も加点した。福谷はテンポ良く7回3安打1失点に封じ、自身5連勝の7勝目。DeNAは四回以降無安打だった。
【米司法省】グーグルを提訴
米司法省と11州は20日、グーグルをインターネット検索と検索広告市場を支配し、競争を阻害しているとして、独占禁止法(反トラスト法)違反で首都ワシントンの連邦地裁に提訴したと発表した。米当局が昨年着手した「GAFA」と呼ばれる巨大IT企業を対象とした独禁法に関する一斉調査で、提訴に踏み切るのは初めて。
司法省のローゼン副長官は「グーグルは競争に有害な排他的慣行を通じて独占的地位を維持してきた」と提訴の理由を説明した。
グーグルは「利用者は自ら選んでグーグルを使用しており、司法省の提訴には重大な欠陥がある」とのコメントを出した。《共同通信》
【上皇后陛下】86歳の誕生日
上皇后さまは20日、86歳の誕生日を迎えられた。3月に皇居内の旧吹上仙洞(せんとう)御所から、仮住まい先の仙洞仮御所(東京都港区)に転居して以降、新型コロナウイルスへの配慮から外出を控え、上皇さまに寄り添い静かに過ごされている。感染症の影響で困難な状況にある人々を案じ、誕生日行事も控えられる。
仮御所では毎日、上皇さまとともに朝と夕方、庭を散策し、これまでに訪れた国や地域の思い出をご回想。立ち止まってお二方で語り合われることもある。
東日本大震災で被災した岩手県大槌町の関係者から贈られたハマギクなどの花を眺めながら、被災地の復興状況についても気にかけられているという。《産経新聞》
【秋篠宮皇嗣妃殿下】「肺の健康世界会議」開会式をご視聴
秋篠宮妃紀子さまは20日、赤坂御用地にあるお住まいの宮邸(東京都港区)で、オンラインで開催された「肺の健康世界会議」の開会式を視聴された。会議は、呼吸器や肺の専門家、医療関係者による団体「国際結核肺疾患予防連合(ユニオン)」が主催。紀子さまは開会式にビデオメッセージを寄せ、英語で「世界中に健康をもたらすために力を合わせてきた歴史を有するユニオンに深く敬意を表します」と述べられた。
紀子さまは平成30年、オランダ・ハーグで開催された同世界会議に出席するため、秋篠宮さまとの結婚後、初めて単独で海外をご訪問。その際、ユニオンから「名誉会員」の称号を受けられた。
また、紀子さまはユニオンの会員である「結核予防会」(千代田区)の総裁も務められている。《産経新聞》
【政党交付金】8党に79億4342万円
総務省は20日、政党交付金79億4342万円を8党に交付した。年4回のうち今年3回目。立憲民主党、国民民主党分は、9月に解党した旧立民、旧国民両党への交付額を規定により算定し直した。共産党は制度に反対し受け取らない。各党への交付額は次の通り。
自民党43億1534万円▽立憲民主党19億4960万円▽公明党7億5733万円▽日本維新の会4億6327万円▽国民民主党2億8504万円▽社民党9069万円▽NHKから国民を守る党4187万円▽れいわ新選組4025万円《共同通信》
【加藤勝信官房長官】大和堆の外国漁船違法操業「極めて問題」
加藤勝信官房長官は20日の記者会見で、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内にある好漁場「大和堆(やまとたい)」で、外国漁船による違法操業が相次いでいるとして「わが国漁船の安全操業の妨げになっており、極めて問題だ」と述べた。
加藤氏は、水産庁が9月30日から日本漁船に対し、大和堆の一部海域に入らないよう要請していたことも明らかにした。「日本漁船の安全を確保するためにやむを得ないものと聞いているが、水産庁や海上保安庁などの関係省庁が連携し、漁業関係者の方々に丁寧な説明を行う必要がある」と述べた。
違法操業を続ける外国漁船に対しては、海保の巡視船などが日本のEEZ内から退去するよう警告しているとも説明した。大和堆では近年、北朝鮮や中国の漁船による違法操業が相次いでいる。《産経新聞》
【菅義偉首相】インドネシア・ジョコ大統領と会談
東南アジア歴訪中の菅義偉首相は20日、インドネシアの首都ジャカルタ南方ボゴールの大統領宮殿でジョコ大統領と会談し、新型コロナウイルスの感染拡大で悪化する経済の回復に向け日本が500億円規模の円借款供与を行うことや人の往来の促進で一致した。安全保障面での連携も確認した。
首相は会談で、法の支配など東南アジア諸国連合(ASEAN)独自の「インド太平洋」構想について、日本が進める「自由で開かれたインド太平洋」と「多くの本質的な共通点を有している」と述べ、支持を表明。ジョコ氏も、ASEANの構想と日本の「インド太平洋」の相乗効果に期待し、日本との協力を進める考えを示した。
両首脳は中国を念頭に南シナ海や東シナ海での一方的な現状変更の試みに対する懸念を共有。ジョコ氏は記者発表で「安全な水域にしていきたい」と述べた。
会談では2015年に初めて開催した外務・防衛閣僚会合(2プラス2)の早期実施や、日本からの防衛装備品の移転に向けた協議の加速化でも一致した。《産経新聞》