令和466日目
2020/08/08
この日のできごと(何の日)
【JR豊肥線】4年4か月ぶりに全線で運行再開
2016年4月の熊本地震で被災し、熊本県の一部区間で不通となっていたJR豊肥線が8日、4年4か月ぶりに全線で運行を再開した。住民の通勤通学の交通手段が回復し、観光振興や本格復興にもつながると期待されている。
豊肥線は熊本駅と大分駅間を結ぶ。地震で大規模な土砂流入が相次ぎ、肥後大津(おおづ)(大津町)―阿蘇(阿蘇市)間の27・3キロで不通が続いていた。復旧費は約50億円。JR九州が半額を負担し、残りを国と熊本県が拠出した。全線開通により、熊本地震で被災したJRの路線はすべて復旧となった。
熊本駅で行われた出発式で、蒲島郁夫・熊本県知事は7月の豪雨被害や新型コロナウイルス感染拡大に触れ、「熊本は苦しんでいるが、全線開通が将来に光を与え、県全体の観光、経済の活性化に貢献してくれると願う」とあいさつ。観光列車「あそぼーい!」が阿蘇方面へ向け発車した。
熊本地震では豊肥線や九州新幹線のほか、第3セクターの南阿蘇鉄道などが被災した。南阿蘇鉄道は23年夏頃の全線再開を目指している。《読売新聞》
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【COVID-19】
新幹線ホーム閑散、異例の様相…お盆帰省始まる
お盆休みに入り、ふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省が8日、本格化した。新型コロナ禍の拡大に歯止めがかからない今年は、帰省を控える人が多く、新幹線の自由席の乗車率が100%に達しないなど、異例の様相となった。
東京駅の新幹線ホームでは8日朝から人影もまばらで、待合室も空席が目立った。午前10時半までの自由席の乗車率は、東北・山形、上越、北陸各新幹線の下りで5~15%にとどまったほか、東海道新幹線でも、東京発博多行き「のぞみ1号」の70%が最高値だった。昨年の同時期(8月10日)では、午前10時半までに最高値が180%に達していた。《読売新聞》
国内新規感染1509人
国内では8日、新型コロナウイルスの感染者が40都道府県と空港検疫で新たに計1568人確認された。死者は福岡県の1人だった。
東京都内では新たに429人の感染が確認された。1日当たりの感染者は2日続けて400人を超え、200人を上回るのは12日連続。陽性率は7・0%だった。
入院患者は7日から34人増えて1509人となり、集計が始まった5月12日以降の最多を更新した。重症者は2人増の25人。新規感染者のうち、20~30歳代は274人で、全体の64%を占めた。感染経路は、家庭内が43人、接待を伴う飲食店の従業員ら「夜の街」関連が26人、職場内と会食が各21人など。感染経路が不明な人は273人だった。
神奈川県(128人)と埼玉県(84人)では、1日あたりの感染者数が過去最多となった。84人の感染が明らかになった沖縄県では、県内のコロナ患者を受け入れる病床の9割が埋まった。
愛知県では、新たに177人の感染が判明。大阪府は178人、兵庫県は55人だった。神戸市では、障害児を放課後や休日に預かる施設で、10歳未満の小学生ら9人の感染が確認された。《読売新聞》
米の感染者、累計500万人迫る
米国の新型コロナウイルスの累計感染者数が500万人に迫っている。8月は1日当たり5万人前後のペースで増え続けており、感染再拡大が一層鮮明になってきた。
米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、8日午前(日本時間8日夜)時点で全米の感染者数は約494万人で、7月23日に400万人に達して以降、感染拡大の勢いに歯止めがかかっていない。累計死者数は16万人を超え、感染者数とともに国別で世界最多となっている。
州別では、最多のカリフォルニアが約54万人、フロリダが51万人、テキサスが49万人となっている。《読売新聞》
【J1】
明治安田J1第9節第1日(8日・川崎市等々力陸上競技場ほか=7試合)首位の川崎は三笘らのゴールで大分を2―0で下し、8連勝で勝ち点を25に伸ばした。G大阪は終了間際の得点で横浜FCに2―1で競り勝って勝ち点19。大分と横浜FCは、ともに5連敗。
名古屋は前田の4得点などで浦和を6―2と圧倒して勝ち点17。オルンガが今季10点目を決めた柏は1―1で横浜Mと引き分けた。鹿島は鳥栖を下して今季初の2連勝とし、清水は札幌に快勝。仙台は神戸に競り勝って連敗を3で止めた。
【プロ野球・8日】
楽4―2ソ
楽天が単独首位に浮上。二回に渡辺佳と田中の適時二塁打2本で先行。三回はロメロのソロ、八回は島内の適時打で加点した。塩見が6回2/3を無失点で3勝目。ブセニッツが4セーブ目。ソフトバンクは6カードぶりに負け越した。
日7―6西
日本ハムが逆転勝ちで3連勝。2―6の七回に近藤の適時打、中田の適時二塁打、渡辺の2点適時打などで5点を奪った。3番手で1回無失点の井口が今季初勝利、玉井がプロ初セーブを挙げた。西武は救援陣が崩れ、3連敗を喫した。
オ3―9ロ
ロッテが今季最多の16安打を放った。二回に藤岡の適時三塁打で先制し、三回はマーティンの10号2ランなどで3得点。マーティンは四回も2点二塁打で計4打点。二木が7回2失点で今季初勝利。オリックスはK―鈴木が乱調だった。
中3―1巨
中日が逆転勝ちした。0―1の七回1死から連打で一、三塁とし、福田が2号3ランを放った。救援の福が3勝目でR・マルティネスが6セーブ目。岡本の15号ソロで先制した巨人は六回まで好投の畠が痛打を浴び、3連敗となった。
ヤ4―5D
DeNAが2位に浮上した。2―2の五回に佐野の7号2ランで勝ち越し、七回に宮崎の適時打で加点。今永が六回途中2失点で5勝目。継投でしのぎきった。ヤクルトは小川が5回4失点と踏ん張れず、終盤の反撃も及ばなかった。
広2―1神
広島が競り勝った。1―1の七回に代打坂倉の中前適時打で勝ち越した。大瀬良は要所で粘り、7回1失点で4勝目。阪神は七回の好機に福留が併殺打に倒れるなど打線が振るわず、好投の西勇を援護できなかった。
【河野太郎防衛相】宮古島で訓示
河野太郎防衛相は8日、沖縄県の宮古島を訪れ、今年3月に配備された陸上自衛隊のミサイル部隊を視察した。訓示で同県・尖閣諸島周辺海域の状況について「今月中旬に中国公船や漁船の活動活発化が見込まれる」と述べ、南西地域の最前線で活動する隊員が果たすべき責務は重いと強調した。
河野氏は宮古島訪問に先立ち、日本最西端にある与那国島の陸自駐屯地も視察した。《共同通信》
【香港政府】「米制裁は卑劣」と批判
香港政府は8日、トランプ米政権が林鄭月娥行政長官ら11人に制裁を科したことを「恥知らずで卑劣だ」などと批判する声明を発表した。さらに中国政府が報復措置を取ることを全面的に支持すると表明し、米国への対抗姿勢を鮮明にした。
香港政府報道官の声明は「米国が野蛮にも公然と中国の内政に干渉した」と指摘。一部の政治家の私利に基づき、香港を利用して米中関係にトラブルを引き起こしており、国際法にも違反すると批判した。
声明によると、林鄭氏は「国家の安全を守ることは栄誉ある任務だ。守るのは香港だけでなく中国本土の14億の人民の生命と利益だ」と述べた。《共同通信》