令和435日目
2020/07/08
この日のできごと(何の日)
【岐阜県、長野県】大雨特別警報
岐阜県内は8日、前日からの記録的な大雨で、下呂市で飛騨川が氾濫し、加茂郡白川町の白川では水があふれ、各地で住宅への浸水が相次いだ。下呂、高山、郡上など6市に一時、大雨特別警報が出た。8日午後3時現在、道路の通行止めなどで下呂、高山、郡上の3市の計約1600世帯、計約4千人が孤立状態となっている。雨がやんだ地域では浸水の被害に遭った住民が家財を片付ける姿が見られた。《岐阜新聞》
大雨の影響で岐阜県下呂市によると、市内で8日午前7時現在、床上浸水1軒、床下浸水14軒が確認された。人的被害はないという。
同市萩原町中呂では、飛騨川があふれ住宅が浸水した。浸水した数軒の住宅では同9時半ごろ、親類や近所の住民、消防団員らがポンプで排水したり畳を外したりしていた。
現場は、飛騨川沿いに国道41号が通っており、浸水した住宅の後片付けをしていた人は「増水した飛騨川から国道を越えて水があふれたのに加え、谷川の水が飛騨川に流れ込めず浸水したのではないか」と話した。住人は昨晩のうちに避難しており「午前3時ごろから様子を見ていたが、同5時ごろには浸水していた」と振り返った。
一帯から数百メートル南の国道41号では、飛騨川沿いのJR高山線をくぐるアンダーパスが水没、通行止めとなった。
同市では、6日夕から土砂災害や浸水の恐れがある地区に避難勧告を順次出しており、8日午前2時30分には市内全域に避難指示を発令した。《岐阜新聞》
九州と本州にかけて停滞する梅雨前線の影響で大雨の範囲が拡大し、気象庁は8日午前6時43分、松本、乗鞍上高地、上伊那、木曽、下伊那の各地域に大雨特別警報を発表した。同日昼前に警報に切り替えたが、これまでに降った大雨により、河川の水位上昇や土砂災害への警戒が必要だと強調。9日にかけて雷を伴い1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があるとして、注意を呼び掛けた。
県内への大雨特別警報は、台風19号が接近した昨年10月12日以来。県は、特別警報の対象となった14市町村に災害救助法の適用を決めた。国と県が市町村に代わって避難所運営などの費用を負担する。特別警報は一時、岐阜県にも発表され、同県下呂市では飛騨川が氾濫。道路の寸断で孤立する地域もあった。
8日午前に木曽川は木曽郡南木曽町、上松町、木曽町で、犀川は安曇野市と長野市信州新町で一時、氾濫危険水位を超えた。下伊那郡阿南町は町内全域に、長野市、上松町、同郡下條村は一部地域に避難指示を出した。下條村はその後解除し、複数市町村が避難勧告などを発令した。
県によると、松本市の北アルプス上高地へ通じる国道158号は、市内3カ所で起きた土砂の崩落や流出で寸断。上高地のホテルや旅館などに観光客や従業員ら308人が孤立状態となった。復旧のめどは立っていない。
上水内郡飯綱町の月見川では、土のうを運んでいた近くの60代男性が川に流され、消防が救助した。上田市では依田川の中州に40代男性が取り残され、ヘリコプターで救助。いずれも命に別条はない。
上松町では県道近くの沢があふれ、焼笹地区と才児地区の計18世帯34人が孤立。木曽町でも土砂流入により、福島と日義の計5地区18世帯が車で往来できなくなっている。
中部電力パワーグリッド長野支社(長野市)によると、倒木などにより各地で停電が発生。8日午前11時時点で長野、上田小県、木曽、下伊那地方などで計約2390戸が停電し、アルピコ交通上高地線(松本市)も一時運休した。
JR中央西線は塩尻―中津川間、中央東線は塩尻―辰野間、飯山線は豊野―十日町間、飯田線は伊那大島―駒ケ根間と天竜峡―長山間でそれぞれ運転を見合わせ。篠ノ井線でも土砂流入があり、松本―篠ノ井間で一時運転を見合わせた。大糸線は一部列車が運休。しなの鉄道北しなの線も豊野―妙高高原間で運転を見合わせた。木曽、上伊那地方を結ぶ国道361号権兵衛トンネルも通行止めとなった。
県教委によると、8日は中南信を中心に公立の小学校81校、中学校40校、高校38校と私立の小中高校計13校が休校した。県は災害対策本部を設置。阿部守一知事は県民に「自身や家族の命を守るための最善の行動をお願いしたい」と呼び掛けた。
長野地方気象台によると、3日正午の降り始めから8日正午までの降水量は王滝村御嶽山870・5ミリ、阿智村浪合473・5ミリ、上高地465ミリ、木曽福島418・5ミリなど。9日正午までの24時間予想降水量は多い所で南部100ミリ、中部と北部は80ミリ。《信濃毎日新聞》
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【九州地方】大雨警戒続く
梅雨前線の影響で、九州地方は8日未明にかけても猛烈な雨が降り、福岡、大分両県を中心に被害が広がった。大分県では二つの河川が氾濫。同県由布市の5人が行方不明になっている。福岡県久留米市でも複数の河川が氾濫し、城島、三潴地区の広範囲が冠水した。熊本南部の被害も合わせると、死者57人、心肺停止4人、行方不明16人となった。9日にかけても局地的に非常に激しい雨が降ることが予想され、気象庁は引き続き、土砂災害や河川の氾濫に厳重な警戒を呼び掛けている。
西日本新聞のまとめでは、九州全県の建物被害(損壊、浸水など)は少なくとも約4600件に上っている。
気象庁によると、降り始めからの降雨量は、鹿児島県鹿屋市1060ミリ▽熊本県あさぎり町869ミリ▽大分県日田市862ミリ▽福岡県大牟田市688・5ミリ▽同県久留米市586・5ミリ-など。
国土交通省によると、九州全県で河川氾濫が28件、土砂崩れが99件発生している。
大分県では8日午前0時40分ごろに由布市の大分川が氾濫。同1時ごろには、7日に氾濫した日田市の筑後川で再び水があふれた。
県などによると、8日午前0時すぎ、由布市湯布院町湯平で家族4人が乗った車が川に流されたとの通報があった。4人は夫婦と子ども、妻の母親とみられる。うち1人が車から脱出して市内に住む親族に連絡、親族が119番したという。同日午後1時ごろ、同市挾間町の雑木林で女性の遺体が見つかった。県警は身元を調べている。
市内では40代男性の行方も分かっておらず、自衛隊や県警、消防が8日早朝から捜索に当たっている。
一方、福岡県久留米市では筑後川支流の山ノ井川が氾濫し、流域の三潴町と城島町で冠水が相次いだ。同市によると、ほかの複数の川でも氾濫が発生し、合川、北野両地区でも冠水被害が出ているという。
福岡県内では8日午後6時現在、床上・床下浸水を含む家屋被害は計4004件。うち大牟田市が3160件、久留米市が716件を占めている。
総務省消防庁によると、8日午後0時半現在、福岡、熊本、大分3県の29万6100世帯65万1363人に避難指示が出ている。
9日も九州南部に停滞している梅雨前線が北上し、非常に激しい雨が降る恐れがある。同日午後6時までの24時間雨量は多いところで、熊本、宮崎、鹿児島3県で200ミリ、長崎、大分両県で150ミリの見通し。《西日本新聞》
◇
熊本県南部を中心とした猛烈な雨で県は8日までに、新たに2人の死亡を確認し、死者は53人になった。心肺停止は4人、行方不明者は9人。被災地では雨が小康状態になり、懸命な捜索活動が続いた。孤立集落は解消に向かいつつあるものの、2千人以上がなおも避難を余儀なくされている。
亡くなったのは、人吉市と球磨村でそれぞれ18人ずつ▽芦北町10人▽八代市6人▽津奈木町1人。心肺停止は住所不明3人▽球磨村1人。行方不明は球磨村5人▽津奈木町2人▽八代市と芦北町でそれぞれ1人ずつ。
県は8日、孤立集落の支援と解消のため作業チームを設置。同日午前10時現在で、完全に孤立した集落はなく、孤立に近い状態が続くのは八代市や芦北町など1市3町3村の48地区1631世帯。
県によると、同日午後1時現在で370世帯2131人が避難を続けている。ただ、被害が甚大な八代市や球磨村などでは把握が追いついておらず、数はさらに増えるとみられる。
4日の猛烈な雨で球磨川は堤防1カ所が決壊、11カ所で氾濫した。国土交通省は8日、人吉市で新たに堤防1カ所が約10キロにわたって決壊したと発表。1カ所の決壊現場は既に緊急復旧工事を終え、2カ所目も同日夕に着手した。
土砂崩れが発生し、高齢女性と息子が行方不明になっている津奈木町福浜の現場では捜索が続き、蒲島郁夫知事が視察した。《西日本新聞》
【大阪府柏原市】工事の足場が線路に倒壊
8日午前5時10分ごろ、大阪府柏原市役所の新庁舎建設現場の足場が、隣接するJR関西線の線路側に倒れていると、近隣住民の女性から119番があった。府警は強風が原因とみている。
消防などによると、周辺の建物の被害やけが人はない。足場は架線に倒れかかっており、JR西日本によると、高井田―加美間で停電、王寺―JR難波間、おおさか東線の放出―久宝寺間で運転を見合わせている。復旧には時間がかかる見通し。
気象庁によると、柏原市の隣接の八尾市では午前4時59分に最大瞬間風速24.7メートルを観測した。《共同通信》
【COVID-19】国内新規感染208人
国内の感染者は8日、20都道府県と空港検疫で新たに計208人が確認され、累計は2万408人となった。東京都は75人で、1日あたりの感染者は今月1日以来、7日ぶりに100人を下回った。
都によると、75人のうち20~30歳代が50人と7割を占めた。接待を伴う飲食店の従業員や客ら「夜の街」の関連は24人。飲食店などでの友人らとの会食を通して感染した人も7人確認された。重症者はいなかった。
埼玉県は48人で、緊急事態宣言の解除後で最多となった。1日あたりの感染者が40人を超えたのは4月16日以来。新規感染者のうち10人は、さいたま市のJR大宮駅周辺にあるホストクラブの従業員男性。市は同店について「クラスター(感染集団)化した」と説明した。
岐阜県は、7日に公表した感染者3人について再検査の結果、陰性だったと訂正した。《読売新聞》
【東京株式市場】
8日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。上海の株高傾向を追い風に上昇する場面もあったが、新型コロナウイルス感染拡大への警戒感は根強く、次第に売り注文が優勢になった。
終値は前日比176円04銭安の2万2438円65銭。東証株価指数(TOPIX)は14.48ポイント安の1557.23。出来高は約11億5596万株だった。《共同通信》
【プロ野球・8日】
広6―3D
広島が連敗を4で止めた。2―3の八回に堂林の3号満塁本塁打で逆転。K・ジョンソンが7回3失点で粘り、八回を抑えた塹江がプロ初勝利、九回を締めた菊池保がプロ初セーブを挙げた。DeNAは八回にパットンが崩れた。
中5―5ヤ
中日は3―3の三回にA・マルティネスの遊ゴロの間に勝ち越し、京田の適時打で加点した。ヤクルトも四回に山田哲が2点適時打を放ち、すぐさま追い付いた。その後は両チームとも救援陣が踏ん張り、無失点でつないだ。
ロ0―3西
西武が連敗を3で止め、勝率5割に復帰した。一回に外崎の適時内野安打で先制。六回に森の2号ソロ、八回に山川の適時打で加点した。今井は7回2安打無失点の好投で今季初勝利。ロッテは打線が振るわず、今季初の零敗を喫した。
ソ8―12楽
楽天が打ち勝った。3―1の二回に鈴木大の適時打、浅村の4戦連発の9号3ランで4点、8―6の六回は代打藤田の2点二塁打などで3点を加えた。涌井が5回を10安打6失点で3勝目。ソフトバンクは投手陣が計10四死球と乱れた。
オ4―10日
日本ハムが快勝した。二回に宇佐見、中島の連続適時打と大田の2点適時打、近藤の1号3ランで一挙7点を先制した。マルティネスが6回1失点で2年ぶりの勝利を挙げた。オリックスは序盤での失点が響き、連勝が3で止まった。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第3節(8日・ヤンマースタジアム長居ほか=9試合)C大阪が奥埜らの得点で清水に2―0で快勝し、開幕から唯一の3連勝とした。今季復帰した横浜FCは柏を3―1で破って13年ぶりにJ1で白星を挙げ、昨季覇者の横浜Mは湘南に3―2で競り勝って初勝利。
浦和は興梠の勝ち越しゴールで仙台を2―1で下し、川崎は4―0でFC東京に大勝した。札幌に0―2で敗れた鹿島は3連敗。神戸は鳥栖を下し、大分は広島に逆転勝ちした。名古屋はG大阪と引き分けた。《共同通信》
【エチオピア】デモ死者230人超え
アフリカ東部エチオピアからの報道によると、南西部オロミア州などで6月末に激化した最大民族オロモの有名歌手殺害に対する抗議デモに伴う死者は8日までに230人を超えた。地元警察は当初50人以上が死亡したと発表していた。
殺害されたハチャル・フンデッサさんは旧政権下で抑圧されたオロモ人の権利擁護を歌のメッセージに込め、人気があった。2018年に就任したオロモ人のアビー首相は国の不安定化を企てる勢力が殺害したとの見方を示している。
デモ隊は他民族や治安部隊と衝突。警察はデモに加わった3500人以上を拘束した。《共同通信》
【韓国】「水曜集会」続行
韓国・ソウルの日本大使館前に設置された旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像周辺で、日本政府に抗議するために毎週開かれている「水曜集会」が8日、規模を縮小し記者会見の形式で行われた。新型コロナウイルス対策で、現場周辺で人の密集する集会が禁じられたため。
水曜集会は1992年以降、95年の阪神大震災が起きた週を除き毎週続いてきた。集会は今月3日に禁じられたが、警察は少人数の記者会見であれば容認している。
この日は参加者を減らし、支援者の声の紹介や最近の活動報告だけを実施。恒例となっていた日本政府に謝罪と賠償を求める掛け声の連呼はなかった。《共同通信》
【河井克行前法相夫妻】起訴
昨年7月の参院選広島選挙区を巡り、地元議員ら100人に計2900万円余りを配ったとして、東京地検特捜部は8日、公選法違反(買収、事前運動)の罪で前法相の衆院議員河井克行容疑者(57)と妻の参院議員案里容疑者(46)=いずれも自民党を離党=を起訴した。逮捕容疑から買収の相手先が6人増え、総額も300万円以上積み上げた。現職国会議員夫妻の起訴は初めて。起訴から100日以内に判決を言い渡すよう努める「百日裁判」で審理され、有罪が確定すると失職する。
共同で捜査してきた特捜部と広島地検は、夫妻から現金を受け取った県議や市議、首長らの刑事処分を見送った。《共同通信》
【国民民主党】山尾志桜里衆院議員の入党を承認
国民民主党は8日の党総務会で、今年3月に立憲民主党を離党した無所属の山尾志桜里衆院議員(愛知7区、当選3回)の入党を承認した。山尾氏は6月16日に国民に入党届を提出したが、国民の愛知県連が反発し、対応が持ち越されていた。
出馬する選挙区や所属県連は未定。平野幹事長は記者団に対し、くら替えの可能性を示した上で、「決めたことには従ってもらう」と述べた。山尾氏は検事出身の論客として知られる。2月の衆院予算委員会では、黒川弘務・東京高検検事長(当時)を国家公務員法の規定に基づいて定年延長したのは過去の政府見解と矛盾すると指摘した。《読売新聞》
【河野太郎防衛相】米国防長官、豪国防相と会談
河野太郎防衛相は8日、エスパー米国防長官、オーストラリアのレイノルズ国防相とテレビ会議方式で会談した。中国による香港国家安全維持法(国安法)の制定に対する深い懸念を表明することで一致。東シナ海や南シナ海で活動を活発化させている現状へ「強い反対の意」を確認した。日米豪政府は、こうした内容を明記した共同声明を発表した。
6月中旬に先進7カ国(G7)の外相が共同声明で国安法導入に「重大な懸念」を表明したのに続き、日米豪の防衛相レベルでも中国をけん制した格好だ。
日米豪防衛相の共同声明は、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関し、国連安保理決議違反と強い懸念を共有した。《共同通信》
【ロシア】香港国安法を支持
中国の習近平国家主席は8日、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。6月30日施行の香港国家安全維持法(国安法)に対して米欧が批判を強めていることを念頭に、習氏は「ロシア側と揺るぎなく相互支持を継続して外部による干渉と破壊に断固反対し、それぞれの国家主権と安全、発展利益を守りたい」と述べた。プーチン氏も国安法施行への支持を明言した。中国外務省が発表した。
香港問題をめぐって対中圧力を強める米欧に対抗するため、中国側が同じ権威主義国のロシアに接近する姿勢を鮮明にした形だ。
ロシアでは1日の国民投票で、プーチン氏の2036年までの大統領続投に道を開く憲法改正が成立。これを受けて習氏は「ロシア人民によるロシア政府への支持の表れだ」と称賛した。また「米国第一」を掲げるトランプ米政権を念頭に「ロシアとともに多国間主義を守り、覇権主義に反対したい」と牽制(けんせい)した。
プーチン氏は「中国が香港において国家安全を守る努力を揺るぎなく支持し、中国の主権を破壊する挑発行為に反対する」と表明。香港の長期的な繁栄と安定を維持する能力が中国側にあるとの認識を示した。《産経新聞》
【米・ポンペオ国務長官】中国の「いじめ」許さず
ポンペオ米国務長官は8日の記者会見で、中国による沖縄県・尖閣諸島周辺海域への領海侵入や南シナ海への進出を挙げ「中国は領土紛争をあおっている。世界はこのいじめを許すべきではない」と述べ、世界各国が一致して対抗する必要があると訴えた。
ポンペオ氏は会見で、中国の海洋進出や、インドとの係争地域で起きた衝突などの国境紛争を挙げ「中国が主権を尊重すると満足に言える隣人は多くない」と指摘。「世界はこの動きに対応するために結集しなければならない」と呼び掛けた。《共同通信》