令和337日目

令和2年4月1日(水)

2020/04/01

【新型コロナウィルス】

世界の感染者、90万人超え

米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が1日、世界全体で90万人を超えた。3月31日に80万人を上回ったばかりで、感染拡大は依然として続いていることが示された。死者は4万5千人を超えている。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は記者会見で「数日内に感染者は100万人、死者は5万人を超えるだろう」と述べ、勢いの衰えが見通せないとの認識を示した。

感染者が10万人を超えたのは米国、イタリア、スペインの3カ国。米国は20万人を超えるなど、3月下旬から感染者が急増している。《共同通信》

米、感染者20万人超え

米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者数が1日、20万人を超えた。死者数は4400人を超え、イタリア、スペインに続き世界で3番目に多い。米国で最も感染が拡大している東部ニューヨーク州の感染者数は中国全体の感染者数を上回った。

同州のクオモ知事は記者会見で、最新の予測に基づき、州の感染ピークが4月末になる可能性があると指摘。新型ウイルス感染者用の病床が最大11万床、人工呼吸器が最大3万7000台必要になると訴えた。州内の感染者数は前日より約8000人増え、8万3712人になった。死者は1941人。《共同通信》

ウィンブルドン選手権は中止に

テニスの四大大会のウィンブルドン選手権を主催するオールイングランド・クラブは1日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、6月29日に開幕を予定した大会を中止すると発表した。2度の世界大戦以外で初めて。使用する芝コートはプレー可能な期間が限られるため、延期の判断はしなかった。

1877年に始まった伝統あるウィンブルドン選手権は第1次世界大戦下の1915~18年、第2次世界大戦下の40~45年に開催されなかった。5月24日に開幕予定だった四大大会の全仏オープンは9月20日~10月4日に延期することが決まっている。《共同通信》

京都産業大関連の感染は40人超

京都府は1日、新たに4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち1人は同府井手町の30代男性で、既に感染が分かっている京都産業大生らとの交流会に出席していた。富山市でも京産大生と接触した女性2人の感染が判明、京産大関連の感染者は40人を超えた。

京産大によると、卒業祝賀会や懇親会に参加するなどした卒業生と在学生計27人が検査で陽性と判明し、クラスター(感染者集団)とされた。関連は不明だが、元教員1人も陽性となっている。

若者の感染増加を受けて、京都市内の学生有志は市役所を訪問。「新入生歓迎コンパなどの自粛、延期を決断しましょう」と呼び掛けた。《共同通信》

日本医師会、医療危機的状況宣言

日本医師会(日医)は1日、新型コロナウイルスの感染拡大によって一部の地域で病床が不足しつつあるとして「医療危機的状況宣言」を発表した。釜萢敏常任理事は記者会見で、政府が一刻も早く緊急事態宣言を出すよう改めて訴えた。

この日出された宣言は、国内の医療現場について「コロナウイルス対策に経験したことのない資源を注入し、それ以外の疾病治療も継続するという危機的な状況」だと指摘。「感染爆発が起こってからでは遅く、今のうちに対策を講じなければならない」と強調した。《共同通信》

布マスクを全世帯に配布

安倍晋三首相は1日の新型コロナウイルス特措法に基づく政府対策本部で、再利用が可能な布マスクを全世帯に配布すると表明した。再来週以降、1住所当たり2枚ずつ、東京都など感染者の多い都道府県から順次届ける。新型コロナウイルスの影響で需要が急激に拡大し、店頭では依然として品薄で手に入りづらい状況が続いていることに対応する。

日本郵便が持つ全ての住所に配布するシステムを活用する。首相は布マスクは洗剤で洗うことで再利用できると指摘した。政府関係者は感染が拡大している東京都から配布する方針だと明らかにした。今月中に都内での配布を終えたいとしている。《共同通信》

安倍首相、緊急事態宣言「出す状況ではない」

安倍晋三首相は1日の参院決算委員会で、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を巡り、国会への事前報告の手続きについて問われ「宣言を出すというのは、相当厳しい状況で、スピード感も必要だということも理解いただきたい」と述べた。同時に「今この時点で、宣言を出す状況ではない」とも発言した。感染者が東京都内で爆発的に増えた場合の対応に関し「最悪を想定し、既にさまざまな可能性などについて準備を進めている」と強調した。

感染の現況については「日本が戦後、経験したことのない国難ともいえる状況だ」と言及。緊急経済対策を来週まとめる方針も示した。《共同通信》

台湾・蔡英文総統、コロナで国際協力強調

台湾の蔡英文総統は1日、総統府で記者会見し、新型コロナウイルスの世界規模の感染拡大について「台湾は決して傍観せず、各国と防疫協力を強化する」と述べ、感染が深刻な国の医療関係者に対しマスク1千万枚や医薬品、技術を提供する用意があると表明した。

台湾は世界保健機関(WHO)への加盟を目指している。蔡氏は「台湾の加盟支持を表明する国は増えている。台湾は国際社会に貢献できる国家になれる」と述べ、国際社会が台湾の主張に耳を傾け、加盟支持が拡大することに期待を示した。蔡氏は、台湾のマスク生産量は「世界第2位で、近く日産1500万枚に達する」とした。《共同通信》



【日経平均終値】1万8065円41銭

1日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落した。国内外で新型コロナウイルス感染者の増加が止まらず、不安に駆られた投資家の売り注文が膨らんだ。下げ幅が1000円を超えて1万7000円台に落ち込む場面もあり、新年度最初の取引は波乱の幕開けとなった。

終値は前日比851円60銭安の1万8065円41銭。3営業日続落で、約1週間ぶりの安値を付けた。取引時間中の1000円超の下落は今年7回目。

東証株価指数(TOPIX)終値は51.96ポイント安の1351.08。出来高は約16億6100万株。《共同通信》

【東京都】屋内禁煙静かに開始

屋内を広く禁煙とする改正健康増進法が施行された1日、東京都内でさらに厳しい受動喫煙防止条例が完全施行された。従業員がいる店は客席面積にかかわらず屋内は原則禁煙。当初今年7月の開幕予定だった東京五輪・パラリンピックに合わせて段階的に施行されたが、新型コロナウイルスの感染拡大で五輪自体が延期に。啓発活動もままならず静かに始まった。

改正健康増進法では客席面積100平方メートル以下かつ資本金5000万円以下の既存店は禁煙の対象外。都の条例は、店の規模にかかわらず従業員がいれば禁煙となり、対象は都内の飲食店の約84%に当たる約13万店に上る。《共同通信》

【沖縄県警】尖閣諸島対処を強化

沖縄県警は1日、県内の尖閣諸島など国境周辺の離島を警備する警察初の専門部隊「国境離島警備隊」を警備部内に設置し、発足式を開いた。これまで海上保安庁の巡視船に警察官を乗せて警戒に当たってきたが、武装集団による不法上陸などへの対処能力を高める。

発足式では、石垣島や西表島に生息する特別天然記念物「カンムリワシ」が描かれた隊旗を、宮沢忠孝本部長(52)が小林雅哉隊長(40)に授与。小林隊長は「強靱な体力と気力を身に付け、高度の専門知識と技能を錬磨し、いかなる事案にも適切に対処できるよう訓練を積み重ねていく」と決意を述べた。《共同通信》

【兵庫県明石市】LGBT施策の専門職員に辞令

兵庫県明石市は1日、LGBT(性的少数者)や多様な性への理解を進める施策を企画・立案する専門職員2人に辞令を交付した。同市は本年度、同性カップルを結婚相当の関係に認定する「パートナーシップ制度」の導入を目指しており、2人が中心的な役割を担う。

LGBTの支援に取り組む元経営コンサルタント増原裕子さん(42)と、同市内の啓発団体「ソラニジ・アカシ」元代表高橋朗さん(59)。同市が昨年12月、LGBT当事者や性の多様性に理解と知識がある人を公募し、99人の中から選考。任期は最長5年。市は正規採用も視野に入れる。

2人は政策局SDGs推進室に配属。同制度のほか、市職員向けの研修や相談業務、学校制服の見直しなど幅広く取り組む。

会見で増原さんは「どんな人でもありのままで大切にされる優しいまちを目指したい」。高橋さんは「少数者が家庭や地域で生きづらさを感じない行政サービスを市民と一緒に考えていく」と抱負を述べた。《神戸新聞》

【兵庫県淡路市】「世界平和大観音像」解体決定

兵庫県淡路市釜口で放置状態となっている高さ約100メートル(台座を含む)のコンクリート製「世界平和大観音像」と周辺の建物について、財務省近畿財務局は1日、2022年度までに解体撤去すると発表した。

観音像は1983年に完成。88年に所有する同市出身の男性が亡くなり、相続した家族も死亡したため、06年から所有者不在となった。荒廃が進み、14、18年に像の外壁の一部が落下。今年2月には内部に侵入した男性が像の展望台に上り、飛び降り自殺した。地元住民からは、不安を訴える声が上がっていた。

大阪家庭裁判所は11年に相続財産管理人を選任し、18年に相続人が存在しないことが確定。債務などの清算が終わったことなどから、民法の規定に基づき3月30日に国の所有となった。

土地は約1万9000平方メートル。老朽化が進む建物は、山門と十重の塔を20年度中に、観音像は21、22年度にかけて解体撤去する。更地にした後は売却を目指し、淡路市などに再利用を働き掛けるという。《神戸新聞》

【籠池泰典氏】衆院選出馬を断念

4月14日告示、4月26日投開票の衆院静岡4区補欠選挙に出馬の意向をみせていた学校法人「森友学園」元理事長の籠池泰典氏(67)は1日、出馬を断念した。同日、静岡県庁でNHKから国民を守る党の立花孝志氏が会見して明らかにした。同党が籠池氏を野党統一候補としてほしいと野党各党に打診したものの、受け入れられなかったことが断念の理由だという。

立花氏は、衆院静岡4区補選における同党公認候補者を、参院議員秘書の田中健氏(54)に差し替えると明らかにした。静岡4区に野党統一候補として出馬予定の元都議、田中健氏(42)と同姓同名の候補者となる。《産経新聞》



4月1日のできごと