令和299日目

2020/02/23

【COVID-19】

クルーズ船から3人目の死者

厚生労働省は23日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていた80歳代の日本人男性が同日に肺炎で死亡したと発表した。同船の乗船者の死亡は3人目。

発表によると、男性は、同船の乗客が個室待機となった5日以降に症状が出て、医療機関に搬送された。男性には、基礎疾患があるという。同省は、遺族の同意が得られていないとして、新型コロナウイルスへの感染の有無や、乗客か乗員かを明らかにしていない。

また、同省は、同船の乗員55人、乗客2人の計57人の感染が新たに確認されたと発表した。いずれも19~21日の下船者ではなく、19日以降に実施した検査で判明した。3日の横浜帰港時点で同船には計3711人(乗客2666人、乗員1045人)乗っていたが、感染者は計691人(乗客551人、乗員140人)になった。このうち20日には、乗客だった日本人の80歳代の男女2人が死亡している。ほかに重症者が36人いるという。

国内でも23日、感染者が増え、北海道で9人、愛知県で2人、千葉県で1人の計12人の感染が確認された。このうち北海道の20歳代の女子学生は人工呼吸器をつけており、重篤という。

一方、北海道で22日に感染が確認された50歳代の女性は、江別市の小学校に勤務する給食配膳員であることが分かった。児童らに濃厚接触者はいないという。《読売新聞》

中国本土の死者2442人に

中国政府は23日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる中国本土での死者が22日に97人、感染者が648人増えたと発表した。中国本土の死者は計2442人、感染者は7万6936人になった。

1日の感染者増加数は前日に続き1000人を切った。死者増97人のうち、湖北省が96人、広東省が1人だった。

湖北省では感染者の集計を巡って訂正を頻発するなど混乱も起きている。省は22日の会議で「実態の人数」をはっきりさせるよう指示したとしている。《共同通信》

韓国、感染の危機レベルを過去最高に

韓国の文在寅大統領は23日、新型コロナウイルス感染の危機レベルを4段階で最高の「深刻」に引き上げた。南東部・大邱市にある新興宗教団体「新天地イエス教会」の教会で礼拝した信徒らのほか、大邱市に隣接する清道郡の病院で集団感染が発生。保健福祉省は同日、同病院の入院患者ら3人が死亡し、死者が計6人になったと発表。感染者数も169人増え、計602人になった。

文氏は感染状況が「重大な分水嶺を迎えている」と強調。政府の態勢を「大幅に強化していく」と表明し、教団側にも協力を呼び掛けた。《共同通信》

サッカー、南アが来日取りやめへ

日本サッカー協会の関塚隆技術委員長は、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した南アフリカ・サッカー協会がU―23(23歳以下)同国代表の日本派遣を取りやめる意向を文書で通知してきたと23日、明らかにした。日本協会は再考を促し、調整している。

3月27日の国際親善試合で、東京五輪世代となるU―23の日本―南アフリカが京都で予定されている。同30日に対戦するU―23コートジボワール代表側からは、現時点で同様の意向は届いていないという。

東京五輪代表の森保一監督は「試合をやりたいという思いはあるが、決定に従い、できる強化をしたい」と話した。《共同通信》

安倍首相、感染拡大を防ぐための協力を呼びかけ

安倍首相は23日の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で、国内の複数地域で感染経路が不明の患者が増えていることを受け、さらなる感染拡大を防ぐための協力を国民に呼びかけた。

首相は「大規模な感染拡大を防止するうえで重要な局面だ」との認識を示した。そのうえで、「風邪のような症状がある場合は学校や仕事を休み、外出を控え、手洗いやせきエチケットの徹底など、感染拡大防止につながる行動に協力をお願いします」と訴えた。《読売新聞》



【J1】第1節最終日

明治安田J1第1節最終日(23日・日産スタジアムほか=4試合)昨季リーグ王者の横浜MはG大阪に1―2で敗れ、黒星スタートとなった。前半に倉田らに2点を奪われた。昨季2位のFC東京はアダイウトンのゴールなどで清水に3―1で逆転勝ちした。

13年ぶりにJ1に復帰した横浜FCは、天皇杯全日本選手権を制した神戸と1―1で引き分けた。52歳の三浦はベンチ入りしなかった。広島は森島がダメ押しゴールを決め、鹿島に3―0で快勝した。《共同通信》

【卓球・張本智和選手】今季ツアー初優勝

卓球のワールドツアー、ハンガリー・オープンは23日、ブダペストでシングルスが行われ、男子決勝は東京五輪代表で世界ランキング5位の張本智和(木下グループ)が、1月の全日本選手権決勝で敗れた同50位の宇田幸矢(エリートアカデミー)を4―1で退け、今季ツアー初優勝した。

女子は東京五輪代表の伊藤美誠(スターツ)が決勝に進出。五輪代表の石川佳純(全農)は準決勝で鄭怡静(台湾)に3―4で敗れた。《共同通信》

【大相撲・徳勝龍関】奈良市で優勝祝賀パレード

1月の大相撲初場所で史上2人目の幕尻優勝を果たした徳勝龍関(33)=木瀬部屋=が23日、故郷の奈良市で優勝祝賀パレードに臨み、約1万人のファンらから祝福の声援を受けた。出発前のあいさつで「(奈良県からの応援は)ばっちり届いていました。こんなにいっぱい来ていただけると思っていなかった。うれしい」と喜びを語った。

奈良県出身力士の制覇は98年ぶりの快挙。春場所(3月8日初日)を控える徳勝龍関は「自分なんかでいいんでしょうか。まだ33歳だという気持ちで若々しく元気のいい相撲を取っていくので、熱い声援をお願いします」と、さらなる奮闘を誓った。《共同通信》

【社民党・福島瑞穂党首】立憲民主との合流協議継続

社民党は23日、東京都内で開いた党大会で、立憲民主党との合流協議継続を盛り込んだ議案を採択した。福島瑞穂党首は記者会見で「議案は通ったが、新党首として地方の声をしっかり聞いていく」と述べ、慎重に党内議論を進める考えを強調した。党大会では地方組織から合流反対論が多く出された。

幹事長に吉田忠智氏、副党首に吉川元氏が就く役員体制も承認された。合流に前向きだった又市征治前党首は顧問に退く。

党大会では、地方の参加者から「打倒安倍政権の方向性は立民と同じだ。合流はやむを得ない」「きっぱりと諦めるべきだ」などの賛否両論が出た。《共同通信》

【天皇陛下】60歳の誕生日

天皇陛下は23日、60歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、住まいの赤坂御所で即位後初めて記者会見し、「天皇の一つ一つの公務の重みと、大切さを感じている」と即位後の約10カ月を振り返った。「たくさんの方々から頂いた祝福の気持ちを糧に、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、象徴としての責務を果たすべくなお一層努めてまいりたい」と決意を新たに示した。

60歳の還暦を迎え、「もう還暦ではなく、まだ還暦という思い」と笑顔を見せた。今後は「多くの人々と触れ合い、直接話を聞く機会を大切にしていきたい」と述べた。《共同通信》

天皇陛下が60歳の誕生日を迎えられた23日、皇族や安倍晋三首相らが皇居・宮殿を訪れ、天皇、皇后両陛下に祝意を伝える行事が行われた。天皇誕生日は例年、皇居で一般参賀と記帳が行われるが、今年は新型コロナウイルスへの感染拡大防止のため、中止された。

午前に秋篠宮ご夫妻ら皇族が宮殿を訪れ、陛下と皇后さまにそれぞれあいさつした。午後には安倍首相ら三権の長が陛下に祝意を伝え、宮殿・豊明殿では皇族や三権の長、閣僚らが集まり、祝宴も催された。陛下は「国民の幸せと国の発展を願う」とあいさつ、安倍首相が祝いの言葉を述べた。《共同通信》



2月23日のできごと