令和206日目

2019/11/22

この日のできごと(何の日)

【韓国】GSOMIA失効を回避

韓国大統領府は22日、国家安全保障会議(NSC)を開き、破棄を決定していた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、条件付きで延長することを決めた。23日午前0時に迫っていた協定の失効は回避された。

NSC終了後、金有根国家安保室第1次長が記者会見を開いて発表した。金次長は「いつでもGSOMIAを終了出来るという前提で、(破棄の)効力を停止し、日本政府も理解を示した。輸出管理政策の対話が正常的に進行される間、日本を提訴した世界貿易機関(WTO)の手続きを停止した」と述べた。

日韓GSOMIAの有効期間は1年で、どちらかが破棄しない限り自動的に延長される。終了する場合、期限の90日前までに、相手国に書面で意思を伝えることが必要で、韓国側が8月に日本に通知していた。《読売新聞》

茂木外相は22日夜、韓国政府から失効期限が23日に迫っていた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了通告を停止すると通告があったことを明らかにした。名古屋市内で記者団に語った。茂木氏は「北朝鮮問題への対応のため、安全保障上の日韓、日米韓の連携は重要だと考えており、韓国政府も戦略的な観点から判断したと受け止めている」と述べた。《読売新聞》

韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の継続を決めたことを受け、安倍首相が記者団に発言した全文は以下の通り。

北朝鮮への対応のために日韓、日米韓の連携協力は極めて重要だ。それは私も繰り返し申し上げてきた。今回、韓国もそうした戦略的観点から判断をしたのだろうと思う。《読売新聞》

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【柔道GS大阪】

柔道のグランドスラム大阪大会第1日は22日、丸善インテックアリーナ大阪で男女計5階級が行われ、女子52キロ 級で世界選手権2連覇の阿部詩が決勝でアマンディーヌ・ブシャール(フランス)に延長の末、優勢で敗れた。

男子66キロ級は昨年まで2年連続世界一の阿部一二三が決勝で世界王者の丸山城志郎に延長で優勢勝ちし、2年ぶり4度目の優勝。今大会での阿部詩と丸山の東京五輪代表決定はなくなった。

男子60キロ級は2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの高藤直寿が世界選手権3位の永山竜樹に優勢勝ちし、2年ぶり5度目の優勝を果たした。《共同通信》

【大相撲九州場所】

大相撲九州場所13日目(22日・福岡国際センター)横綱白鵬は小結阿炎を押し出しで退け、1敗での単独首位をキープした。後続との2差は変わらず、白鵬が14日目に勝てば4場所ぶり43度目の優勝が決まる。3敗で追うのは、琴勇輝を押し出して10勝目の小結朝乃山と、平幕の正代。

大関貴景勝は関脇御嶽海を突き出して9勝目を挙げた。御嶽海は6勝7敗。小結北勝富士は負け越した。

十両は元関脇の勢と琴ノ若が3敗でトップに並んだ。《共同通信》

大相撲九州場所13日目の22日、新小結朝乃山が10勝目を挙げて今年54勝目となり、初の年間最多勝を確定させた。残り2日間とも敗れ、2位で52勝の小結阿炎が連勝しても1位で並ぶ。年6場所制となった1958年以降で小結以下の力士が最多勝に輝くのは初めて。上位陣に休場が相次いだ今年を象徴する形となった。

先場所終了時点で45勝とトップだった御嶽海と阿炎の勝ち星の伸びがいまひとつで、朝乃山は着実に白星を重ねた。春場所と名古屋場所で7勝8敗と負け越したが、初優勝した夏場所で12勝、殊勲賞を獲得した秋場所で10勝と活躍した。《共同通信》

大相撲の元大関で西幕下10枚目の照ノ富士(27)=モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が九州場所13日目の22日、7戦全勝で幕下優勝を果たし、10場所ぶりとなる十両復帰を確実にした。勝った方が優勝の一番で対馬洋(境川部屋)を寄り切り「新十両が決まった時よりうれしい。もう一度、どこまで通用するか自分を試したい」と目頭を熱くした。

照ノ富士は17年九州場所で関脇に転落。両膝のけがなどで、幕内優勝経験者として初めて幕下に落ちた。5場所連続休場を経て今年3月の春場所、序二段で復帰。日本相撲協会によると元大関の幕下以下での出場は初めてだった。《共同通信》

【東京株式市場】

22日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前日まで3日続落した反動で、高値警戒感が和らぎ買い注文が優勢になった。上げ幅は一時180円を超えた。

終値は前日比74円30銭高の2万3112円88銭。東証株価指数(TOPIX)は1.96ポイント高の1691.34。出来高は約11億1711万株だった。《共同通信》

【天皇、皇后両陛下】伊勢神宮・外宮参拝

三重県伊勢市を訪れている天皇、皇后両陛下は22日午前、伊勢神宮の外宮を参拝された。即位の礼と重要祭祀「大嘗祭」が終わったことを報告する「親謁の儀」で、即位後初の参拝となる。23日午前には皇室の祖神とされる天照大神を祭る内宮も参拝する。

天皇陛下は、時折雨が降る中、上皇さまが29年前の伊勢神宮参拝で使用した「儀装馬車」に乗って、神宮内を進んだ。三種の神器の剣と璽も携えた。陛下は古式装束「黄櫨染袍」に身を包み、皇后さまは十二単に「おすべらかし」と呼ばれる髪形。それぞれ正殿に歩いて進み、玉串をささげて拝礼した。《共同通信》

【メイプル超合金・安藤なつさん】ご結婚

お笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつさん(38)が、介護職の男性と結婚したことが22日、所属事務所への取材で分かった。「いい夫婦」の同日、婚姻届を提出したという。

安藤さんは、自身のブログで結婚相手について「とても頼りがいのある、私の仕事を理解してくれる素敵な方」とつづった。メイプル超合金は、安藤さんとカズレーザーさん(35)の2人組。テレビ番組などで活躍している。《共同通信》

【壇蜜さん、清野とおるさん】ご結婚

タレントの壇蜜さん(38)が22日、漫画「東京都北区赤羽」などで知られる漫画家の清野とおるさん(39)と結婚したと、壇蜜さんの所属事務所が発表した。

壇蜜さんは同日、ファンクラブ限定公式サイトで「2年ほど前に番組内で知り合い、食事へ行ったり散歩をしたりと仲良くしていましたが、今年の始めあたりからお互いに結婚を意識」するようになったと経緯を説明。「(清野さんは)私の父のような雰囲気もあり惹かれていったのだと思います」と報告した。

壇蜜さんはグラビアアイドルとして活動を始め、NHK連続テレビ小説「花子とアン」や映画「食べる女」などに出演。《共同通信》

【G20・外相会合】開幕

主要20か国・地域(G20)外相会合は22日、名古屋市内で夕食会が行われ、開幕した。29か国・地域が参加し、23日までの2日間、自由貿易の推進や世界貿易機関(WTO)改革、開発問題などについて話し合う。6月に大阪市で開かれたG20首脳会議に関連し、最後に開かれる閣僚会合となる。

外相会合の議長を務める茂木外相は夕食会に先立ち、ロシアのラブロフ外相と名古屋市内のホテルで会談した。12月中旬にモスクワを初訪問し、平和条約交渉を行うことで一致した。茂木氏は12月17~20日を軸に訪露する方向で調整している。

茂木氏は会談で「首脳間の合意を一つ一つ着実に実施し、日露関係全体を大きく開花させたい」と述べた。ラブロフ氏は「平和条約も含め、残っている全ての問題の解決を真摯に期待している」と応じた。

会談では、北方領土での日露共同経済活動の試験的事業として行った観光ツアーなどについて、来年からの本格事業化に向け、議論を進めることでも合意した。ラブロフ氏は、3年連続で実施している、航空機を使った元島民の墓参に引き続き協力する姿勢を示した。

茂木氏は22日、東京と名古屋でラブロフ氏を含む9か国の外相と相次いで会談した。《読売新聞》

【日本維新の会】「国民投票法で信問え」

日本維新の会は22日、憲法改正手続きに関する国民投票法改正案が今国会で成立しない場合、衆院解散・総選挙に踏み切るべきだと与党に迫った。立憲民主党などが安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の疑惑追及に傾き、防戦気味の自民党も改憲論議に尻込みする中、憲法改正の必要性を訴えることで「唯一の責任政党」を印象付けたい考えだ。

「今国会で国民投票法が仕上がらなければ、解散を打ってでも国民に信を問う必要がある」

維新の遠藤敬国対委員長は自民の森山裕、公明の高木陽介両国対委員長との会談でこう述べ、与党の責務を果たすべきだと迫った。

これに対し、森山氏は「立民の安住淳国対委員長と今国会で継続して議論を行うことを確認した。自民党は改正案の採決を提案している」と述べるにとどまった。「解散要求」という想定外の要請に、与党幹部は記者団に「維新が豪速球を放ってきた。(解散権を持つ首相がいる)官邸に向かって投げればいいのに」と戸惑い気味に語った。

立民など他の野党は改正案の審議よりも桜を見る会に焦点を当てて政府批判を優先させている。与党にも「野党が『まだ採決できない』という以上、強行はできない」(公明の北側一雄党憲法調査会長)と諦めムードが覆う。

「政局に左右されない改憲論議」を求める維新には、こうした現状へのいらだちがある。馬場伸幸幹事長は20日の記者会見で、改正案を論じる憲法審査会について「野党の要求を通すためのツールの一つに成り下がっている」と主張。与党についても「協議を単に繰り返すだけで決断ができない状態だ」と切り捨てた。

「桜一色」となっている今国会で、維新の存在感は失われつつある。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が16、17両日に実施した合同世論調査で、維新の政党支持率は3.0%と10月の前回調査より1.3ポイント下がった。「解散要求」の裏には埋没した状態から脱却する狙いも透ける。《産経新聞》



11月22日 その日のできごと(何の日)