令和203日目

令和元年11月19日(火)

2019/11/19

【香港】学生ら1100人排除

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反政府デモが続く香港では18日から19日未明にかけて、若者らが立てこもる香港理工大の周辺で警官隊とデモ隊が衝突を繰り返した。香港警察は19日、同大とその周囲で強制排除されたか自主的に投降した若者らが計約1100人に上ったと発表した。

一方、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は19日の記者会見で、24日の区議会(地方議会)選を予定通り実施するかについて明言を避けた。林鄭氏は「公平、公正、安全な選挙の実施を望んでいる」としつつ、「主導権は政府にない」と述べ、デモ隊に「暴力の停止」を求めた。

香港では、香港理工大と周辺で警官隊と若者らが激しく衝突するなど混乱が拡大。当局が投票の安全問題を理由に、区議会選を中止・延期する可能性が取り沙汰されている。区議会選をめぐっては、反政府デモの影響を受けて民主派勢力の躍進が予想されている。

香港メディアによると、警察当局が18歳未満の中高校生を拘束しないと約束したのを受け、19日朝までに少なくとも約200人の中高生が理工大を出た。立てこもりを続けているのは約100人とみられている。

また、反政府デモに関連して東京農大の学生(21)が警察に逮捕されていたことが19日、分かった。在香港日本総領事館の関係者によると、学生は観光目的で香港入りし17日、デモの様子を見るため理工大周辺に行って逮捕されたという。《産経新聞》



【近鉄・ひのとり】公開

近畿日本鉄道は19日、来年3月14日から運行する名阪特急(大阪難波―近鉄名古屋)の新型車両「ひのとり」を報道陣に公開した。日本の鉄道で初めて、後ろを気にせず背もたれを倒せるシートを全席に採用し、車内でゆったりくつろげるようにしたのが特徴だ。

外観は深い赤色を基調とし、内装も落ち着いたデザインに仕上げた。「バックシェル」と呼ばれる構造の座席は貝殻のような形で、背もたれを倒す際に座席が前方にずれるため後席のスペースを狭めることがない。全席にコンセントや足置きを備え、前後の間隔は先頭と最後尾の「プレミアム車両」で国内最大級の130センチ、「レギュラー車両」でも新幹線のグリーン車なみの116センチを確保した。

大阪難波―近鉄名古屋間を約2時間で結び、料金はプレミアム車両が5240円と、新幹線のぞみ(新大阪―名古屋間)のグリーン車より約4000円安い。《読売新聞》

【大相撲九州場所】10日目

大相撲九州場所10日目(19日・福岡国際センター)横綱白鵬は碧山を難なく寄り切って9勝目。1敗で単独首位を守った。

大関貴景勝は琴勇輝を突き出して7勝目を挙げた。関脇御嶽海は竜電に寄り切られて5勝5敗。新小結朝乃山が明生を寄り切り、勝ち越しを決めた。

白鵬を1差で追うのは朝乃山ただ一人となった。3敗で貴景勝と平幕の正代、千代丸、輝が続く。十両は木崎海が1敗でトップ。《共同通信》

【日経平均終値】2万3292円65銭(前日比124円11銭安)

19日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。米中貿易協議の先行き不透明感から短期的な利益を確定する売り注文が優勢となり、円高ドル安の進行も投資家心理を冷やした。

終値は前日比124円11銭安の2万3292円65銭。東証株価指数(TOPIX)は3.99ポイント安の1696.73。出来高は約12億408万株だった。《共同通信》

【千葉県市川市・村越祐民市長】テスラを解約

千葉県市川市の村越祐民市長が自身と副市長の公用車に米電気自動車メーカー「テスラ」の高級車を導入し、議会などから批判が出ていた問題で、村越市長は19日の定例記者会見で、導入済みの1台のリース契約を18日付で解除したと明らかにした。

「先進的な環境政策のアピールになる」として導入した経緯があり、村越市長は会見で「今後は元の車に乗ることになる。明らかに政策は逆行した」と述べた。市によると、首長の公用車へのテスラ導入は全国初だった。リース会社が新たな契約先を確保できたといい、解約に伴う違約金は発生しない。《共同通信》

【台湾総統選】3氏届け出

来年1月11日の台湾総統選で、独立志向の与党、民主進歩党(民進党)の蔡英文総統と、親中路線の最大野党、国民党の韓国瑜・高雄市長、野党、親民党の宋楚瑜主席が19日までに立候補を届け出た。3氏による選挙戦が事実上確定した。

再選を目指す蔡氏が優位を保っている。19日付の台湾紙、蘋果日報が発表した世論調査の支持率は蔡氏が42.3%、韓氏が24.0%、宋氏が6.0%。民進党は政権の安定運営のためとして、総統選と同時実施の立法委員(国会議員)選での過半数維持を狙っている。《共同通信》

【韓国・文在寅大統領】GSOMIA「破棄避けるため努力」

韓国の文在寅大統領は19日、MBCテレビの番組「国民が問う 2019国民との対話」に生出演し、失効が迫っている日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について「最後の瞬間」まで日本と共に破棄を避ける努力をするとの意向を表明した。仮に破棄することになっても、日本との安保協力は続けると強調した。

ただ、破棄決定を強いられた原因は日本がつくったと重ねて表明。「韓国を安保上、信頼できないと(輸出規制を強化)しながら、軍事情報は共有しようというのは矛盾した態度ではないか」と批判した。韓国政府は輸出規制強化の撤回を協定維持の条件としている。《共同通信》

【香港】学生ら1100人排除

反政府デモが続く香港では18日から19日未明にかけて、若者らが立てこもる香港理工大の周辺で警官隊とデモ隊が衝突を繰り返した。香港警察は19日、同大とその周囲で強制排除されたか自主的に投降した若者らが計約1100人に上ったと発表した。

一方、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は19日の記者会見で、24日の区議会(地方議会)選を予定通り実施するかについて明言を避けた。林鄭氏は「公平、公正、安全な選挙の実施を望んでいる」としつつ、「主導権は政府にない」と述べ、デモ隊に「暴力の停止」を求めた。

香港では、香港理工大と周辺で警官隊と若者らが激しく衝突するなど混乱が拡大。当局が投票の安全問題を理由に、区議会選を中止・延期する可能性が取り沙汰されている。区議会選をめぐっては、反政府デモの影響を受けて民主派勢力の躍進が予想されている。

香港メディアによると、警察当局が18歳未満の中高校生を拘束しないと約束したのを受け、19日朝までに少なくとも約200人の中高生が理工大を出た。立てこもりを続けているのは約100人とみられている。

また、反政府デモに関連して東京農大の学生(21)が警察に逮捕されていたことが19日、分かった。在香港日本総領事館の関係者によると、学生は観光目的で香港入りし17日、デモの様子を見るため理工大周辺に行って逮捕されたという。《産経新聞》

【野党】首相批判も力不足を反省

国民民主党の平野博文幹事長は19日、安倍晋三首相の通算在職日数が歴代最長となったことについて、野党の力不足が原因だとの認識を示した。国会内で記者団に「これだけ長い政権を許したのは野党がだらしない。反省だ」と述べた。野党からは「史上最長と言いながら史上最悪の内閣だ」(小池晃共産党書記局長)との批判も出た。

小池氏は、安倍内閣が成立させた安全保障関連法を憲法違反と断じ、米国やロシア、中国との関係を「大国主義にものが言えない外交」と指摘。「これほど祝祭感のない最長はない。一刻も早く終わらせるために力を尽くしたい」と強調した。《共同通信》

【安倍晋三首相】「女性天皇と女系の違い、啓蒙が必要」

安倍晋三首相は19日、自民党の保守系有志議員による「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表幹事・青山繁晴参院議員)のメンバーと官邸で会い、男系の皇位継承を堅持するための具体策を盛り込んだ提言書を受け取った。首相は面会で、女性天皇と女系天皇の違いに関する国民の理解が必要との認識を示した。

同席した山田宏参院議員によると、首相は「女性天皇、女系天皇の違いについて国民に十分な理解が進んでいない」と指摘し、「この部分について啓発活動は必要だ」と述べたという。

護る会の提言は、女系天皇につながりかねない「女性宮家創設」に否定的で、皇室典範改正や特例法制定によって旧宮家の男子が皇族に復帰できるようにすることが柱だ。

首相は「男系の継承が古来例外なく継承されてきたことの重要性をしっかりと踏まえながら、慎重に検討していきたい」と語った。《産経新聞》

【国民民主党・原口一博国対委員長】「ファクトチェックをまずやらないといけない」

立憲民主党は12月9日に会期末を迎える終盤国会で、首相主催の「桜を見る会」をめぐる疑惑を軸に安倍晋三首相への攻勢を強める方針だ。ただ、ファクト(事実)を軽視したかのような追及も多く、野党からは批判が説得力を失うことを懸念する声も聞こえる。

「ファクトチェックをまずやらないといけない」

国民民主党の原口一博国対委員長は19日の記者会見で、桜を見る会に絡む新たな疑惑に関しこう答え、事実関係を慎重に見極める考えを示した。

安易な回答を控えた背景には、最近の野党議員によるファクトチェックを軽視したかのような追及への反省が透ける。

問題をめぐる「野党追及チーム」の黒岩宇洋座長(立民)は12日の初会合で、開催日の前日に東京都内のホテルで開かれた首相後援会の夕食会に関し「写真で見るからには(高級すし店の)『(銀座)久兵衛』のすしが出たり、とても(会費の)5千円では賄いきれない」と言及。差額を安倍首相側が補填(ほてん)していた場合、公職選挙法に抵触すると断じた。

同党の石川大我参院議員もツイッターで「『桜を見る会 前夜祭』が久兵衛の寿司(すし)つき5000円会費で開催された件」などと発信した。

ただ、銀座久兵衛(本店・東京都中央区)は産経新聞の取材に、夕食会での提供を否定する。この点を両氏に書面で尋ねたところ、黒岩氏は「『写真で見る限りは』という前置きをおいての仮定の話で説明した」と釈明。「発言前に久兵衛側に事実関係を確認しなかったのか」「営業妨害の可能性について」との問いには答えなかった。

同じ質問に石川氏は19日夜、「(当該ホテルの)宴会でのすし提供がホテル内の『銀座 久兵衛』であることは、私のパーティーの見積もりを依頼した際、ホテル側から当方の事務所が説明を受けた」などと説明した。ツイッターで「久兵衛」と言及した立民の塩村文夏参院議員は「まだ真実が分からないところではありますが、久兵衛の部分を『高級ホテル』に訂正いたします」と書き込んだ。

野党の中堅議員は一連の首相追及について「法的問題を問えないのは分かっている。要は首相に対する印象の問題だ」と狙いを明かす。ただ、同僚の言動には「追及側はアラが出ないように慎重にやらなければいけない」と苦言を呈した。

政治家の後援会活動をめぐっては、「首相と同程度の会費で飲食を伴う同じ規模の会合を開いた野党幹部もいる」(政府関係者)との指摘もあり、野党側が今後、慎重な追及を余儀なくされるとの見方もある。

石川大我参院議員の回答は次の通り。

ホテルニューオータニ東京の宴会でのすし提供がホテル内の「銀座 久兵衛」であることは、私のパーティーの見積を依頼した際、ホテル側から当方の事務所が説明を受けたものです。

最初の私のツイートは「ホテル内の久兵衛のすしも振舞われたという」と伝聞形式でツイートしており、断定したものではありません。見積の際に上記の件が確認できたので、2回目のツイートをしました。誤解を与えたのであればおわび申し上げます。

本件は、久兵衛のすしの提供があったかどうかではなく、どのような経緯、方法で安倍事務所がとりまとめたのか、「前夜祭」では会費5千円で提供されたものが適切であったかどうか、だと考えます。このような「桜を見る会」に関連するいろいろな疑問については安倍首相の責任であり、首相自らが国会の場で具体的に説明することを強く求めるものです。《産経新聞》



11月19日のできごと