令和156日目
2019/10/03
この日のできごと(何の日)
【神戸市須磨区】小学校教諭4人が同僚に暴行、暴言
神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代男性教員が、同僚の先輩教員4人に暴行や暴言などのいじめ行為を昨年から継続的に受けていたことが3日、関係者への取材で分かった。加害側の教員たちは男性教員を羽交い締めにして激辛カレーを目にこすりつけるなどしたほか、男性教員の車を傷つけ、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で第三者にわいせつな文言を無理やり送らせるなどしていたという。
男性教員は精神的に不安定になり、今年9月から休暇による療養を余儀なくされている。担任していたクラスには急きょ臨時講師が配置されている。
関係者によると、加害側の教員は30~40代の男性3人、女性1人。LINEで別の女性教員らに性的なメッセージを送るよう強要。男性教員の車の上に乗ったり、その車内に飲み物をわざとこぼしたりした。また、コピー用紙の芯で尻をたたいて腫れさせ、「ボケ」「カス」といった暴言を頻繁に浴びせていた。男性教員は「羽交い締めにされ、激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にこすりつけられたりした」とも訴えているという。
一連の行為について、同校の管理職は今年6月ごろ、別の複数の教員からの相談をきっかけに把握し、加害側の教員を指導。市教育委員会には、7月に「人間関係のトラブル」などと報告したとされる。9月になって市教委は、男性教員の家族から男性教員の状態について連絡を受け、事実関係の調査を始めた。被害の内容や時期、回数など詳細を確認した上で処分を検討するもよう。
加害側の4人は10月に入って休んでおり、市教委は速やかに人事異動などで人員を補充する方針という。男性教員側は、処分内容や職場の改善状況を踏まえ、刑事告訴について検討するという。《神戸新聞》
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【高知市】大雨で車20台が水没
3日午前、高知市を流れる鏡川が大雨で増水し、同市天神町の天神大橋の近くにある駐車場で約20台の車が水没するなど、被害の情報が相次いだ。高知地方気象台によると、高知市付近では午前9時10分までの1時間に約120ミリの記録的短時間大雨を観測。市災害対策本部などによると、けが人の情報はない。
午前10時50分ごろ、天神大橋付近で「車が水没した」と通行人から119番があった。市消防局によると、近くの駐車場から車を移動させようとした際、川が増水して身動きが取れなくなり、その後水没した。運転手は脱出して無事だった。高知南署によると、約20台が水に漬かった。《共同通信》
【日本郵政・鈴木康雄副社長】「NHKは暴力団と一緒」
かんぽ生命保険の不正販売問題を昨年4月に報じたNHKの「クローズアップ現代+」をめぐり、NHKが日本郵政グループの抗議を受けた問題で、鈴木康雄・日本郵政上級副社長(元総務事務次官)は3日、国会内での野党合同ヒアリング後、記者団に対し、番組の取材手法について「暴力団と一緒」と発言した。
鈴木氏は、NHK側から「取材を受けてくれるなら(情報提供を呼び掛ける)動画を消す」と言われたと説明し、「そんなことを言っているやつの話を聞けるか。それじゃ暴力団と一緒でしょ。殴っておいて、これ以上殴ってほしくないならもうやめてやる、俺の言うことを聞けって。ばかじゃないの」と不満を述べた。
一方、NHKの上田良一会長は日本郵政との問題に関し、同日の定例会見で「NHKの自主自律や番組編集の自由が損なわれた事実はない」との考えを重ねて強調。番組の続編の放送延期と郵政の抗議は関係がないことなどを説明した。また、鈴木氏の発言については、会見に同席した担当者が「大変丁寧に取材交渉をしたので、驚いている。(NHK側に)そのような発言が本当にあれば、郵政側から申し入れがあったかもしれないが、それはない」と説明した。《産経新聞》
【東京株式市場】
3日の東京株式市場は、米国を中心とした世界景気の先行きや米欧の貿易摩擦に警戒感が高まり、日経平均株価は大幅続落した。終値は前日比436円87銭安の2万1341円74銭で、約3週間ぶりの安値水準。朝方から売り注文が膨らみ、下げ幅は500円を超える場面があった。
米経済指標が相次いで低調となり、これまで底堅さを見せていた米景気の減速が懸念された。1日に消費税率が10%に引き上げられた日本も、国内消費が冷え込んで景気に悪影響が及ぶとの見方が株式市場で根強い。
東証株価指数(TOPIX)は27.42ポイント安の1568.87。出来高は約12億2300万株。《共同通信》
【自民党・石崎徹衆院議員】辞職、離党を否定
元男性秘書への傷害と暴行の容疑で新潟県警に書類送検された自民党の石崎徹衆院議員(35)=比例北陸信越=が3日、国会で共同通信の取材に応じ「国民の負託に応えられるようにまい進する」と述べ、辞職や離党はしない意向を示した。自民党新潟県連は党本部に除名や離党勧告などの厳正処分を行うよう求めている。
石崎氏は「一連の騒動でいろいろな方に迷惑をお掛けして、誠に申し訳ない」と謝罪の言葉を口にした。
傷害や暴行の容疑については「捜査中で、詳細についてはお答えできない」とした一方、「通常の叱責を超えるような暴言があったことは事実」と暴言を吐いたことは認めた。《共同通信》
【香港】デモ取材中の外国人記者、ゴム弾受け失明
香港各紙は3日、香港政府などに対する抗議デモを取材中だったインドネシア人の女性記者ビビ・インダさんが、ゴム弾とみられる警官の発砲で右目を失明したと報じた。香港ではデモ隊と警官隊の衝突が激化しているが、外国人記者が重傷を負ったのは初めてとみられる。
報道によると、インダさんは9月29日、香港中心部の主要道にかかる歩道橋上で、デモ隊と警官隊の衝突を取材していた際、額付近に警官隊が数メートルの距離から発射したゴム弾とみられる物体の直撃を受けた。
インダさんは「PRESS」と書かれた黄色いベストを着て、ヘルメットやゴーグルを着用していた。直撃後に現場に倒れ込み、病院で治療を受けていたが、弁護士が2日、「瞳孔が破裂し視力回復が望めない」との医師の見解を公表した。
一方、香港警察は3日、1日の抗議運動中に警官に左胸を撃たれた男子高校生を含む男女7人を暴動罪、警官襲撃罪などで起訴した。《読売新聞》
【パリ警視庁】職員が包丁で襲撃
パリ警視庁の本部で3日、情報部門に勤務する事務職員の男が警官や職員らを包丁で次々と襲い、警官ら男女計4人が死亡、1人が重傷を負った。男は警官に射殺された。捜査当局はテロではなく、職場でのトラブルが原因だったとみて、当時の状況や動機を調べている。地元メディアが伝えた。
容疑者の男は45歳のコンピューター関連の職員で勤続約20年。現場を訪れたカスタネール内相は記者団に「(容疑者の)勤務態度には全く問題がなかった」と話した。ニュース専門テレビBFMは3日、容疑者の男が最近イスラム教に改宗していたと報じた。《共同通信》
【米・トランプ大統領】米朝協議に意欲
トランプ米大統領は3日、近く再開される見通しの米朝実務者協議について、「彼ら(北朝鮮)は対話をしたがっており、われわれは間もなく彼らと話す」と語り、意欲を示した。米朝は4日、スウェーデン・ストックホルムでの予備接触を経て、実務者による協議に臨む見通し。
米国務省は2日、北朝鮮による潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射に関し、「挑発を控え、国連安全保障理事会の決議に基づく義務を順守するよう北朝鮮に求める」とする声明を発表しており、実務者協議でもミサイル問題が重要議題の一つになるとみられている。《産経新聞》