2019 令和元年9月11日(水)のできごと(何の日)

令和134日目

令和元年9月11日(水)

2019/09/11

【東京電力】千葉県内の停電復旧に遅れ

東京電力ホールディングスの送配電事業会社である東京電力パワーグリッド(東京)の金子禎則社長は11日、東京都内で記者会見し、台風15号による千葉県内の停電について、11日中に完全復旧させるのは難しいと発表した。同社は10日午後7時時点で、11日朝までに停電戸数を約54万軒から12万軒にまで減らし、11日中には全て復旧させる見込みと公表していたが、作業が大幅に遅れている。

会見で金子氏「広域、長時間にわたっての停電で、大変ご迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪した。

同社によれば、11日朝の段階で、12万軒まで減らすとしていた千葉県内の停電だが、依然約40万軒超で残っている。10日夜の雷雨の発生によって、作業を一時止めなくてはならなかったことに加え、夜間作業では効率が悪いことや、想定以上に工程が必要になったためと説明している。

だが、ある関係者は、「もともと工事の見通しが甘く、10日の段階で11日中の完全復旧を表明したこと自体が、かなり無理のある見込みだった」と話す。また、別の関係者は、「台風直撃が少なく、東電に復旧ノウハウが不足していた可能性が高い」と分析する。

同社は、11日未明までに復旧した茨城県、静岡県、神奈川県(一部地域を除く)の要員を、千葉県の工事に加えるほか、中部電力や東北電力など、他の電力大手各社に復旧要員や電源車などの追加派遣を要請。依然大規模な停電が続く千葉県の復旧を急ぐ方針だ。《産経新聞》



【WTO】韓国のバルブ課税措置に是正勧告

日本政府は11日未明、世界貿易機関(WTO、本部=スイス・ジュネーブ)が10日(現地時間)、韓国による産業用バルブへの反ダンピング(不当廉売)課税は不当として日本が提訴していた問題で、韓国側のWTO協定違反を認定し、是正を勧告したと発表した。WTOの紛争処理の最終審にあたる上級委員会が最終判断の報告書を公表し、日本側の勝訴が確定した。これを受け、日本政府は韓国側に早急に課税措置の撤回を求める。

1審に続き日本の勝訴となった。11日、世耕弘成経済産業相は「韓国にWTO協定に整合しない措置の誠実かつ速やかな是正を求めていく」とのコメントを発表した。韓国側が勧告を履行しない場合、日本はWTO協定に従って、対抗措置を発動することができる。

審理対象となったのは「空気圧伝送用バルブ」と呼ばれ、圧縮した空気の流れを制御する部品。自動車や家電など工場の組み立て工程で使われる。韓国は、日本企業が不当に低価格で輸出したと主張し、2015年8月に11・66~22・77%の追加関税を適用した。

日本の同製品の韓国向け輸出は年間40億円程度。日本は韓国の措置はWTO協定違反だとして、16年3月に提訴手続きに入った。

WTOの紛争処理は2審制。1審にあたる紛争処理小委員会(パネル)は18年4月、日本製バルブは韓国製より性能が高いため競合せず、韓国側が損害を受けた因果関係の分析が不十分と指摘。さらに韓国側の調査手続きも不適切として、韓国に措置の是正を勧告した。韓国側は不服として上訴したが、最終審でも日本側の主張が認められた。

一方、韓国による福島県産などの水産物の輸入禁止が不当として提訴した問題では、日本は4月の最終審で逆転敗訴していた。《産経新聞》

【韓国】IOCに旭日旗禁止を要請

韓国の文化体育観光省は11日、東京五輪・パラリンピック会場への旭日旗の持ち込み禁止を求める書簡を国際オリンピック委員会(IOC)に送ったと発表した。東京五輪・パラリンピック組織委員会が持ち込みを禁止しない方針を示していることに対する措置。上部機関を巻き込んで撤回を促す狙いだ。

朝日をかたどった旭日旗はかつて日本の陸海軍旗として使用された。植民地支配を受けた韓国では「日本の帝国主義の象徴」と受け止めており、抵抗感が強い。

同省によると、書簡は朴良雨・文化体育観光相名義でIOCのバッハ会長宛てに送付した。《共同通信》

【嘉手納爆音訴訟】高裁那覇支部、国に261億円賠償命令

米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)の周辺住民約2万2千人が航空機の騒音被害を訴え、夜間・早朝の飛行差し止めと損害賠償を国に求めた第3次嘉手納爆音訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部は11日、計約261億2500万円の支払いを命じた。飛行差し止めと、将来生じる被害分の賠償請求は退けた。

全国の基地騒音訴訟では最多の原告数で、賠償請求が認容されたのは2万2020人。騒音レベルの指標「うるささ指数(W値)」に応じ、1人当たり月4500~2万2500円と、一審那覇地裁沖縄支部判決より慰謝料額の基準を下げた。一審判決の賠償額は、約301億9800万円だった。《共同通信》

【日経平均終値】2万1597円76銭(前日比205円66銭高)

11日の東京株式市場は、米中貿易協議の進展期待を背景に買い注文が集まり、日経平均株価(225種)は約9カ月ぶりとなる7営業日続伸を記録した。終値は前日比205円66銭高の2万1597円76銭で、約1カ月半ぶりの高値。円安ドル高が進み、企業業績の悪化不安が後退した。

東証株価指数(TOPIX)は25.67ポイント高の1583.66。出来高は約16億8500万株。

通商摩擦の緩和に向けた米中間の議論が進んでいるとの観測が生じ、投資家の積極姿勢につながった。10日の米ダウ工業株30種平均の上昇が追い風となった。《共同通信》

【産経新聞】記事酷似で神戸新聞に謝罪

産経新聞社は11日、兵庫県版で連載した無人島キャンプに関する記事が、神戸新聞が昨年連載した記事と酷似しているとして取り消し、神戸新聞社に謝罪したと明らかにした。関係者の処分を検討している。

産経新聞社広報部によると、姫路支局の男性記者(46)が今年8月、同県姫路市の無人島で中学生向けの「サバイバルキャンプ」に同行取材し、8月18~20日付朝刊に3回連載された。

同じキャンプを題材にした記事は昨年8~9月に神戸新聞が4回連載しており、同社から「酷似した表現が本文中や写真説明に多数ある」と指摘があった。《共同通信》

【TBS・クレイジージャーニー】放送休止に

TBSは11日、バラエティー番組「クレイジージャーニー」が、海外の珍しい動物を捕獲する旅の企画で、事前に捕まえた動物などをロケ現場に放って撮影していたとして、同番組の放送を当面休止すると発表した。

同局によると、問題があったのは8月14日放送の2時間特番。爬虫(はちゅう)類の専門家がメキシコにすむメキシコサラマンダーやアリゲータートカゲなど6種類を捕獲した。しかし、このうち4種類は、番組スタッフが現地の協力者に依頼し、事前に捕獲したり借りたりしてロケ現場に放っていたものだった。放送後、外部からの指摘で判明した。

同局が調査した結果、2017年2月から19年2月までに放送された同種の企画10回のうち6回で、計11種類の動物が今回判明したケースと同様に事前に準備されていた。同局は他にも不適切な演出がなかったか調査を進めている。

同局広報部は「準備していた動物を、あたかもその場で発見したかのように描いた手法は事実をゆがめたことになり、あってはならない。深くおわび申し上げます」とコメントした。

同局は5日にも、バラエティー番組「消えた天才」で、映像を早回しすることによって、スポーツ選手の動きを実際より速く見せていたことが判明したとして、同番組の放送休止を発表していた。《読売新聞》

【秋篠宮妃紀子さま】53歳の誕生日

秋篠宮妃紀子さまは11日、53歳の誕生日を迎え、宮内記者会の質問に文書で回答された。5月の代替わりで、皇太子妃待遇の皇嗣妃となったことについて「責任を感じつつ、宮様とご一緒に天皇皇后両陛下をお支えできますよう力を尽くして参りたい」と答えられた。

紀子さまは5月以降、公的な活動で地方を10回訪問したほか、6~7月には秋篠宮さまとポーランドとフィンランドを公式訪問された。こうした活動を通して「お会いした方々から、活力をいただいています」とつづられた。

4月にお茶の水女子大付属中に進学し、8月にブータンを旅行した長男悠仁さま(13)については「英語での説明も懸命に理解しようとし、ブータンの自然や文化を全身で感じたように思います」とされた。

長女眞子さま(27)と小室圭さんの結婚延期については「長女はさまざまな思いを抱えていると思います。長女の気持ちを推測するなどして現状や今後についてお伝えすることは、控えたいと思います」と答えられた。

紀子さまはこれまで11月の秋篠宮さまの誕生日に合わせて一緒に記者会見に臨んできたが、皇嗣妃となったことで今回初めて誕生日に単独で文書回答された。《読売新聞》

【米・トランプ大統領】タリバンに警告

2001年の米中枢同時テロから18年となった11日、トランプ米大統領はワシントン郊外の国防総省の追悼式典で演説し、テロ首謀者をかくまい今もテロを続けるアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンに対し「攻撃されれば全力で反撃する」と強く警告した。同時テロの現場となったニューヨークなどでは終日、追悼の祈りが続いた。

トランプ氏は、タリバンが米国を攻撃すれば「どこにいようが、かつて使ったことがない武力を行使する。何者も米軍の能力と強さにはかなわない」と強調した。《共同通信》

【第4次安倍再改造内閣】発足

安倍晋三首相(64)は11日、第4次安倍再改造内閣の顔触れを決め、菅義偉官房長官(70)が閣僚名簿を発表した。環境相に小泉進次郎元復興政務官(38)を抜てき。外相に茂木敏充経済再生担当相(63)、防衛相に河野太郎外相(56)が横滑りした。19閣僚のうち17人がポストを交代。初入閣は安倍内閣最多の13人で、女性は高市早苗総務相(58)と橋本聖子五輪相兼女性活躍担当相(54)の2人だった。

留任は麻生太郎副総理兼財務相(78)と拉致問題担当相を兼ねる菅氏のみだ。高市氏と厚生労働相の加藤勝信自民党総務会長(63)は再登板。皇居での認証式を経て、11日夕に正式発足する。

法相に河井克行・党総裁外交特別補佐(56)、文部科学相に萩生田光一党幹事長代行(56)、農相に江藤拓首相補佐官(59)、経済産業相に菅原一秀元財務副大臣(57)、国土交通相には赤羽一嘉公明党政調会長代理(61)が就任する。

復興相は田中和徳元財務副大臣(70)、国家公安委員長兼防災担当相は武田良太元防衛副大臣(51)、沖縄北方・1億総活躍・少子化対策・消費者行政担当相は衛藤晟一首相補佐官(71)、科学技術担当相は竹本直一元財務副大臣(78)が就く。経済再生担当相の西村康稔官房副長官(56)は全世代型社会保障改革も担当。地方創生担当相には北村誠吾元防衛副大臣(72)を充てた。《共同通信》

安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、内閣改造を行い、皇居での認証式を経て、第4次安倍再改造内閣を発足させた。閣僚19人のうち、小泉進次郎環境相ら初入閣は13人で安倍政権で最多となった。重要閣僚や党要職には次世代を担う「ポスト安倍」を配し、「安定と挑戦の内閣」で憲法改正や社会保障改革など重要課題に総力で取り組む構えだ。

首相は同日夕、官邸で記者会見に臨み、憲法改正について「必ず成し遂げる決意だ」と明言。7月の参院選の勝利を踏まえ、「国民の期待に応え、与野党の枠を超えて議論してもらいたい」と述べ、来月召集予定の臨時国会で改憲議論の具体化を図る考えを示した。

首相は「全世代型社会保障」構想の具体化のため会議を新設し、来週にも初会合を開くことも表明した。社会保障改革を担当する西村康稔経済再生担当相は同日、新会議は経済財政諮問会議や厚生労働省の社会保障審議会などの代表者で構成し、年末までに中間報告、来夏までに最終報告を取りまとめる方針を示した。

日韓関係をめぐって首相は、財産・請求権問題の完全かつ最終的な解決を定めた日韓請求権協定に違反しているいわゆる徴用工判決に関して韓国側に是正を求めていく考えを示し、「新しい体制でもみじんも変わらない」と述べた。ミサイル発射を強行する北朝鮮を念頭に「外交と安全保障の連携の必要性は拡大している」とも強調した。38歳の小泉氏の起用については「手垢(てあか)のついた従来の議論ではなく、若手ならではの斬新な発想を期待する」と語った。

初入閣は、側近の萩生田光一文部科学相や西村氏、菅原一秀経済産業相、河井克行法相ら。女性閣僚は高市早苗総務相と橋本聖子五輪相の2人。政権の核である麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は留任させた。党四役は二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長を再任し、総務会長に鈴木俊一前五輪相、選対委員長に下村博文元文科相を充てた。《産経新聞》

【大相撲秋場所4日目】鶴竜、貴景勝が4連勝

大相撲秋場所4日目(11日・両国国技館)2場所連続優勝を狙う横綱鶴竜は逸ノ城を肩透かしで退け、4連勝とした。1場所での大関復帰を目指す関脇貴景勝は友風を押し出して4戦全勝。

かど番の2大関は明暗。栃ノ心は小結阿炎のまげをつかんだとして反則負けとなり、痛い3敗目を喫した。豪栄道は北勝富士を押し出して連敗を免れ、3勝目を挙げた。関脇御嶽海は2日目から3連勝とした。

勝ちっ放しは鶴竜、貴景勝、平幕の隠岐の海の3人となった。

【パ・リーグ】

西4―1ソ(11日) 西武、今季初の首位浮上

西武が今季初の首位に浮上した。三回2死満塁から森の3点二塁打で先制し、八回は山川の適時打で加点した。ニールが7回1失点で自身9連勝を飾って10勝目。ソフトバンクは打線がつながりを欠き、6月下旬以来の2位に転落した。

ロ6―4オ(11日) ロッテが3連勝

ロッテが3連勝とした。0―3の二回にマーティンの2ランと岡の2点適時打で4点を奪って逆転し、三回にマーティンの2打席連発の14号ソロで加点した。小島が7回3失点で3勝目。オリックスは2017年以来の9連敗を喫した。

日1―3楽(11日) 楽天が競り勝つ

楽天が競り勝った。1―1の九回1死満塁、銀次の2点適時打で勝ち越した。3番手のブセニッツが4勝目を挙げ、松井が35セーブ目。日本ハムは打線がつながらず、0―1の六回に追い付くのが精いっぱいだった。

【セ・リーグ】

神10―3ヤ(11日) 阪神が快勝

阪神が快勝した。四回に北條の2点打で先制し、五回は福留の適時打やマルテの2点本塁打などで4点。八回は代打鳥谷の適時二塁打などで4点を加えた。青柳は六回途中3失点で8勝目。ヤクルトは小川が5回6失点と崩れた。

D10―4巨(11日) DeNAが連敗ストップ

DeNAが連敗を5で止めた。ソトが二回に先制のソロを放つと三回には2打席連発となる2ラン、八回には39号2ランでダメを押した。井納は5回2失点で約3カ月ぶりの4勝目を挙げた。巨人は桜井が4回5失点と崩れた。

広2―3中(11日) 中日・京田が勝ち越しソロ

中日は0―2の五回、大島と福田の適時打で追い付き、延長十回に京田がソロ。これが決勝点で、今季9戦目でマツダスタジアム初勝利。救援陣が無失点でしのぎ、祖父江が2年ぶりのセーブ。広島はレグナルトが痛恨の一発を浴びた。

【バハルディン・ユスフ・ハビビさん】死去

スハルト開発独裁政権後にインドネシアの第3代大統領を務めたバハルディン・ユスフ・ハビビ氏が11日、首都ジャカルタの病院で死去した。83歳。AP通信によると、1日から心臓病の治療のため入院していた。

1936年、オランダ領時代のスラウェシ島生まれ。旧西ドイツ留学後、航空機メーカー、メッサーシュミット社で幹部を務めていたが、74年にスハルト大統領に請われて帰国。研究・技術担当国務相として航空機や兵器の開発などに携わった。

副大統領を経て、98年5月にスハルト氏が民主化の波に押されて退陣すると、大統領に昇格した。

在任中は東ティモールの独立を問う住民投票の実施を容認したほか、政治囚釈放や報道への制限の撤廃などを手がけた。99年10月に国権の最高機関だった国民協議会で事実上の不信任を突きつけられ、大統領選への出馬を断念し、退陣した。《産経新聞》



9月11日のできごと

シェアする

フォローする