令和90日目

令和元年7月29日(月)

2019/07/29

【丸山穂高衆院議員】N国党入り

先の参院選で政党要件を満たした「NHKから国民を守る党」(N国党)の立花孝志代表と無所属の丸山穂高衆院議員が29日、国会内で会談し、丸山氏が入党することで合意した。これにより党所属議員は2人となった。立花氏は元行政改革担当相で無所属の渡辺喜美参院議員にも接触していると述べ、「30日に会見(で説明)する」とした。参院での統一会派結成を想定しているとみられる。

立花、丸山両氏は会談後の記者会見で、受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにする「スクランブル化」実現の一点で共闘することで合意したと発表した。丸山氏は、N国党が参院選で一定の民意を得たことを踏まえ「国民の不満の声にしっかりと対応していく必要がある」と意気込みを語った。

丸山氏は5月、北方領土を戦争で取り返すことの是非に言及し、日本維新の会を除名となった。《産経新聞》

【群馬県・山本一太知事】初登庁

21日の群馬県知事選で初当選した山本一太知事(61)が29日、県庁に初登庁。公約にも掲げた県民の幸福度向上に向けて、「魅力ある群馬をつくっていく」と改めて決意を語った。

山本知事は午前10時、選対関係者や職員ら約300人が拍手で出迎える中、初登庁。式典で歓迎の花束を受け取った。

その後、県庁昭和庁舎正庁の間で約300人の職員を前に訓示。「これまでと同じやり方を踏襲するだけでは県は衰退する可能性もある」とし、各職員が危機感を持つよう求めた。その上で「(知事と職員双方で)力を合わせていこう」と呼びかけた。《産経新聞》

【川崎市中1男子殺害事件】元少年らに賠償命令

川崎市川崎区の多摩川河川敷で2015年2月、中学1年のA君(当時13歳)が殺害された事件で、A君の母親ら遺族が、実刑が確定した元少年3人と、それぞれの両親ら計8人に慰謝料などの損害賠償を求めた民事訴訟があり、横浜地裁(高宮健二裁判長)は元少年1人の両親を除く計6人に計約5500万円の支払いを命じる判決を言い渡した。判決は26日付。

事件では、当時18歳だったリーダー格の男(22)が殺人と傷害罪で懲役9年以上13年以下の不定期刑が確定。当時17歳だった22歳と21歳の男も傷害致死罪で不定期刑が確定している。刑事裁判の判決によると、3人はA君の首などをカッターナイフで何度も切り付け、裸で多摩川を泳がせた。

民事訴訟では、A君の母親らが、元少年3人のほか、監督義務違反があったとして両親らに対しても損害賠償を求めた。判決は、リーダー格と21歳の男が事件当時は保護観察中だったことをあげ、親には監督義務違反があるとして、共同不法行為責任を認定した。残る1人の両親は、子供とコミュニケーションを取っていたなどとし、請求を棄却した。《読売新聞》

【日経平均終値】2万1616円80銭(前日比41円35銭安)

週明け29日の東京株式市場は、日米での金融政策を決める会合や米中貿易協議などの重要イベント、主要企業の決算発表を控えて投資家の慎重姿勢が強まり、日経平均株価(225種)は続落した。積極的な買い材料に乏しく、利益確定の売りに押された。終値は前日比41円35銭安の2万1616円80銭だった。

東証株価指数(TOPIX)は2.95ポイント安の1568.57。出来高は約9億6200万株。

朝方は、30日から開催される米中貿易協議で進展が期待できないとの思惑から売りが先行した。一時下げ幅は130円を超えた。《共同通信》

【中国政府】香港デモ排除を「断固支持」

香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対するデモを巡り、中国政府の香港担当部門は29日に北京で記者会見し、香港警察によるデモ隊の排除を「断固支持する」と表明した。警官隊と衝突するなどしたデモ隊を「暴力犯罪分子」とし、厳しく処罰するよう訴えた。

香港政府の要請があれば現地の中国人民解放軍が出動することが可能だとの立場にも言及。習近平指導部は建国70年を迎える10月に、香港に高度の自治を約束した「一国二制度」の成功を宣言する方針で、香港政府に混乱の早期収拾を迫った形だ。《共同通信》

【かんぽ生命】無断で契約書を偽造

かんぽ生命保険の不正販売問題で、顧客に無断で契約書類を偽造するなど3件の法令違反事例が2018年度に発生していたことが29日、分かった。保険を販売する郵便局員向けの社内文書に、不適切な営業手法例として記載されていた。いずれも過大なノルマを達成するため、不正に手を染めたという。既に金融庁に届け出た。

違反事例は、4月に発行した社内文書「適正募集ニュース」に記載。偽造契約は、日本郵便の50代課長が、顧客に無断で保険契約申込書を作成。顧客に加入したはずのない保険証券が届いたことで発覚。営業実績を上げられず、大きなプレッシャーを感じていたと説明しているという。《共同通信》

【岐阜県揖斐川町】37・2度

太平洋高気圧が発達して真夏の暖気が流れ込んだ影響で、29日は国内全域で気温が上昇し、全国の観測地点の約8割に当たる728地点で30度以上の真夏日を記録した。気象庁は同日、関東甲信が梅雨明けしたとみられると発表。今週末にかけて、全国各地で35度以上の猛暑日が続くおそれがあるという。

気象庁によると、関東甲信の梅雨明けは平年より8日、昨年より30日遅かった。東北南部・北部も31日までに梅雨明けする可能性があるという。

29日の最高気温は、岐阜県揖斐川町で37.2度、岩手県釜石市で37度、兵庫県豊岡市で36.6度に達し、70地点で35度を超える猛暑日となった。東京都心も今年最高の33・7度まで上がった。《読売新聞》

【大阪ガス】米シェールガス企業を買収

大阪ガスは29日、米テキサス州でシェールガス生産事業を行う資源開発会社、サビンオイル&ガス社の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。買収額は約650億円で、同社の海外事業では過去最大規模の投資規模。大ガスによると、日本企業が米国のシェールガス開発会社を完全子会社化するのは初めてという。

サビン社はテキサス州東部に計約1千平方キロメートルのシェールガス田を保有し、液化天然ガス(LNG)換算で年間約170万トンに相当するシェールガスを生産していた。《産経新聞》

【中国・李鵬元首相】告別式

今月22日に90歳で死去した中国の李鵬元首相の告別式が29日、北京の八宝山革命公墓の式場で行われた。国営新華社通信によると、習近平国家主席ら中国共産党最高指導部メンバーの政治局常務委員7人のほか、王岐山国家副主席、江沢民元国家主席らが参列。天安門広場や人民大会堂などでは半旗が掲げられた。

李氏は1989年の天安門事件の際、民主化要求デモの弾圧を主張するなど党内保守派として知られた。

この日、雨が降る中、天安門広場にいた中国人の男性観光客(30)は、李氏について「印象に残っていることはない」と述べ、その死去に無関心だった。《産経新聞》

【天皇、皇后両陛下】地球科学の国際会議に

天皇、皇后両陛下は29日、横浜市のパシフィコ横浜で「地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2019」開会式に出席し、天皇陛下が英語であいさつされた。

リモートセンシングは宇宙から地球の表面や内部を観測する技術。シンポジウムでは「地球環境の把握と減災」をテーマに討論などが行われる。

陛下は「地球環境の保全に関する有効な対策を打ち出すには、できるだけ詳細かつ正確なデータの把握と解析が不可欠」と指摘し「シンポジウムが実りある成果を上げ、かけがえのない地球の持続可能な未来のために貢献することを願う」と述べた。開会式には56の国と地域の約2千人が参加した。《共同通信》

【ブラジル】刑務所内で放火、16人の頭部切断

ブラジル北部パラ州アルタミラの刑務所で29日午前、受刑者による暴動が発生した。地元メディアによると、少なくとも57人の受刑者が死亡した。受刑者が所属する犯罪組織間の抗争とみられている。

暴動は午前7時頃に発生し、ある犯罪組織に所属する受刑者が、別組織の受刑者が収容されている所内の施設を襲撃し、放火した。死者のうち16人は頭部を切断されていた。残る41人は煙で窒息死したとみられる。この刑務所では定員200人を上回る311人が収容されていたという。

ブラジルでは5月にも北部アマゾナス州の複数の刑務所で少なくとも計55人が死亡する暴動があり、犯罪組織による暴力や過剰収容が問題になっている。《読売新聞》



7月29日のできごと