令和85日目

2019/07/24

この日のできごと(何の日)

【英・ジョンソン新首相】就任

英与党・保守党党首に選出されたボリス・ジョンソン前外相(55)は24日、エリザベス女王の任命を受けて新首相に就任した。ジョンソン氏は欧州連合(EU)と合意した期限である10月末の離脱の実現を公約。期限までに現存の離脱協定案についてEUとの再交渉ができなければ、経済の混乱が懸念される「合意なき離脱」に突き進む恐れが高まる。

英国の現第1党は保守党で、新党首は自動的に英国の首相となる。メイ首相が24日、女王に首相の辞任を伝えた後、ジョンソン氏が正式に後任首相に就いた。

ジョンソン氏は就任後の演説で、「10月31日に必ずEUを離脱する」と述べ、「国を良い方向に進めるために行動するべき時だ」と訴えた。

ジョンソン氏は、2016年6月に行われた離脱の是非を問う国民投票で、離脱派を牽引(けんいん)。昨年7月には、EUと緊密な連携を図ろうとするメイ氏の離脱方針に抗議し、外相を辞任した。首相就任後も「合意なき離脱」を辞さない方針で、EUとの協調を重んじる党内の議員が反発しており、党内分裂の恐れも指摘されている。ジョンソン氏の離脱方針に反対する複数の政権幹部が、首相就任を前に閣僚を辞任する意向を表明。ハモンド財務相は24日、閣僚を辞任した。

また、ジョンソン政権は緊迫化するイラン情勢のほか、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正問題をめぐり緊張が高まる中英関係への対処も求められる。《産経新聞》

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【世耕弘成経済産業相】韓国の貿易管理「疑問と言わざるを得ない」

世耕弘成経済産業相が24日記者会見し、韓国が同日提出した、輸出手続きを簡略化する優遇措置「ホワイト国」から韓国を外さないよう求めた意見書について、通常兵器に転用可能な貨物に関する韓国側の輸出管理制度について「疑問と言わざるを得ない」と述べ、安全保障上の問題として、日本の輸出管理強化の正当性を改めて主張した。

24日は韓国のホワイト国除外について経産省が1日から実施しているパブリックコメント(意見公募)の締め切り日。寄せられた意見は1万件を超えたもようで、「圧倒的に賛成意見が多い」(政府高官)という。政府は意見公募を受け8月にも27カ国のホワイト国から韓国を外す方針だ。

また、世耕氏は2016年から開かれていない貿易管理をめぐる日韓の政策対話について、「韓国が一方的に延期してきた」と述べ不快感を示した。《産経新聞》

【菅義偉官房長官】韓国のホワイト国除外「適切な措置」

菅義偉官房長官は24日の記者会見で、ジュネーブで始まった世界貿易機関(WTO)の一般理事会で、日本による韓国向け半導体材料の輸出管理厳格化が議論されることについて「(韓国側による)WTO違反との指摘は全く当たらない。一般理事会では日本の立場についてしっかり説明したい」と述べた。

菅氏は今回の措置について「WTOで認められている安全保障のための輸出管理制度の適切な運用に必要な見直しだ」と重ねて説明。「自由貿易の原則やG20(20カ国・地域)首脳宣言に反するものでもない」と強調した。

一方、貿易上の優遇措置を適用する「ホワイト国」から韓国を除外する日本政府の方針に対し、韓国政府が実施しないよう求める意見書を提出したことについて、菅氏は「意見の提出があったことは事実で、経済産業省で内容をよく精査したい」と話した。除外方針については「実効的な輸出管理を行う観点から、適切な措置だと考えている」と語った。《産経新聞》

【安倍晋三首相】ザギトワ選手と面会


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平昌冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手が24日、安倍晋三首相を官邸に表敬訪問した。ザギトワ選手は昨年5月に秋田犬保存会から贈呈された秋田犬の「MASARU(マサル)」の人形と写真パネルを持参し、成長ぶりを首相に報告した。今回マサルの来日は検疫の関係でかなわなかったという。

モスクワで開かれたマサルの贈呈式に出席した首相は「マサルが元気にしていることを知りました。秋田の皆さんもマサルの里帰りを楽しみにしています」と語ると、ザギトワ選手も「マサルも里帰りをしたいと楽しみにしています。近く、日本を訪問する機会をつくりたい」と笑顔で応じた。

続けてザギトワ選手は「一つ問題があります。マサルは非常に飛行機を怖がるので、できれば貨物ではなく一緒に機内に連れ込めたらいいなと思っています」と訴えた。唐突な注文に首相も「あの…、よく相談したいと思います」と苦笑していた。《産経新聞》

【JT】「わかば」「エコー」「ゴールデンバット」販売終了へ

日本たばこ産業(JT)は24日、「わかば」と「エコー」、「ゴールデンバット」の3銘柄について、10月以降、在庫がなくなり次第、販売を終えると発表した。いずれも旧3級品と呼ばれる価格の安い紙巻きたばこ。1箱の価格は一般のたばこよりも3割程度安く、たばこ増税が相次いだ近年は特に人気が高まっていた。

ゴールデンバットは1906年、わかばは66年、エコーは68年に発売された。安い葉タバコを使っている旧3級品は税率が低く設定されていたが、2015年度の税制改正で段階的に優遇を廃止し、他のたばこの税率と同等にすることが決まっていた。

わかばとエコーの2銘柄は9月以降、新たに葉巻タイプとして発売する。ゴールデンバットも今年2月から、北海道地区限定で葉巻タイプを販売している。《読売新聞》

【公正取引委員会】吉本の文書なし契約、独禁法上の問題行為誘発も

公正取引委員会の山田昭典事務総長は24日、定例記者会見で、吉本興業が所属タレントと文書を作らずに契約を結んでいることについて、「独占禁止法上の問題行為を誘発する原因になり得る」と述べた。契約書がないことで、具体的には報酬の支払いが遅れたり、著しく低い対価で労働サービスの提供を求められたりする可能性があると指摘した。

吉本所属のタレントが反社会的勢力と関わった問題を巡っては、金銭のやりとり以外にも、吉本とタレントの契約関係が問題視されている。多くの所属タレントが、低い報酬によって最低限の生活保障がされていないとの指摘がある。

公取委は昨年公表した報告書で、望ましくない契約行為として、「使用者が対価を曖昧な形で提示する慣行」を挙げている。《読売新聞》

【佳子内親王殿下】馬術大会の開会式にご出席


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秋篠宮家の次女佳子さまは24日午前、静岡県御殿場市で開幕した「第53回全日本高校馬術競技大会」の開会式に出席された。

あいさつに立った佳子さまは、全国から集まった36校174人の選手を前に、「馬術は人と動物が協力する特殊なスポーツで、馬との信頼関係を深めることで力を出せます。これまでの練習の成果を発揮してください」と激励された。

会場では、地元の保育園児約20人が出迎えた。佳子さまは、子どもたちに「来年から小学生ですね。普段は何をして遊びますか」と声をかけ、手を振られた。子どもたちから「きれい」と言われ、「ありがとう」と答えられる場面もあった。《読売新聞》

【水泳・世界選手権】第13日

水泳の世界選手権第13日は24日、韓国の光州で行われ、競泳男子200メートルバタフライ決勝で瀬戸大也が1分53秒86で銀メダルを獲得した。今大会の競泳で日本勢のメダルは2個目。クリシュトフ・ミラク(ハンガリー)が1分50秒73の世界新記録で勝った。

女子200メートル自由形の白井璃緒は1分57秒14で8位だった。

準決勝は、男子200メートル個人メドレーで瀬戸が1分57秒10の全体3位となり、25日の決勝へ進んだ。男子100メートル自由形の中村克、塩浦慎理、女子200メートルバタフライの長谷川涼香、牧野紘子は、いずれも敗退した。《共同通信》

【東京株式市場】

24日の東京株式市場は、米中貿易摩擦の長期化懸念が後退したことなどから買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は続伸した。

終値は前日比88円69銭高の2万1709円57銭。東証株価指数(TOPIX)は6.27ポイント高の1575.09。出来高は約9億9505万株だった。《共同通信》

【プロ野球・24日】

オ4―5日

日本ハムは先発の有原が七回途中4失点ながら自己最多に並ぶ11勝目を挙げた。2―2の五回に大田、渡辺の適時打などで3点を勝ち越した。救援陣も粘り、九回を締めた秋吉が17セーブ目。オリックスは終盤の反撃も及ばず3連敗。

ソ5―4ロ

ソフトバンクが3連勝。二回に今宮の2点適時打などで3―4とし、四回に今宮の適時打で追い付く。八回は代打栗原の適時三塁打で勝ち越した。甲斐野が2勝目、森が20セーブ目。ロッテは一回のレアードの満塁本塁打を生かせず。

楽4―3西

楽天が競り勝ち、西武に代わって3位に浮上した。2―3とされた六回に銀次の3号2ランで逆転。則本昂が6回を投げて9三振を奪うなど3失点にまとめて2勝目を挙げた。西武は今井が2度リードをもらいながら踏ん張れなかった。

巨4―10ヤ

ヤクルトが連敗を3で止めた。一回に中村の2点二塁打などで4点を先制。二回にバレンティンの2ラン、三回には広岡の2点二塁打などで着実に加点した。石川が5回4失点で4勝目。巨人は古川が先発して1回4失点と誤算だった。

神1―3D

DeNAが4連勝(1分け挟む)。浜口は粘り強く、7回を北條のソロ本塁打による1点に抑え、3連勝で5勝目を挙げた。四回にロペスが先制2ランを放ち、九回は柴田が適時打。阪神は拙攻拙守で、青柳の好投を生かせなかった。

広2―0中

広島はジョンソンが制球良く1安打に抑え、3年ぶりの完封で7勝目を挙げた。チームは5連勝。打線は一回に西川の先頭打者本塁打で先制し、さらに暴投で加点した。中日は2失策で得た六回の好機も生かせず、5連敗となった。

【NHK・木田幸紀放送総局長】N国党得票「無視できない民意」

NHKの木田幸紀放送総局長は24日の定例会見で、参院選で議席を得た「NHKから国民を守る党」(N国党)が、選挙区で3%程度の得票率があり、公選法上の政党要件を満たしたことに、「民意として、無視するわけにはゆかない数と感じている」と話した。

N国党が、受信料を支払った人のみがNHKを視聴できる「スクランブル化」の実現を掲げていることに対し、木田総局長は「NHKが果たすべき公共的役割や機能を根本から毀損する恐れがある」との認識を示した。

その上で一般論として「受信料制度について誤った理解を広げるような行為や言動があれば、きちんと対応してまいりたい」と述べた。《共同通信》

【安倍晋三首相】ハンセン病元患者家族と面会


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安倍首相は24日、ハンセン病の元患者家族訴訟の原告らと首相官邸で面会した。政府がハンセン病元患者の家族訴訟で控訴を断念したことを受け、首相は原告らに直接謝罪したうえで、家族を対象とした補償措置を講じることや、人権教育の啓発強化に取り組む方針を伝えた。

安倍首相は24日午前、ハンセン病の元患者家族訴訟の原告らと首相官邸で面会した。政府が控訴を断念したことを受け、首相は原告団長の林力(ちから)さん(94)らに直接謝罪した。訴訟に参加しなかった家族も補償の対象として立法措置を講じる方針も伝えた。

首相は「(家族に)大変な苦痛と苦難を強いることとなってしまった。首相として、政府を代表して心から深くおわびする」と述べ、頭を下げた。「差別、偏見の根絶に向け、政府一丸となって全力を尽くす」とも語った。

林さんは控訴断念に謝意を伝え、「ハンセン病への誤った認識を正す啓発と教育に、当事者の声を生かしながら国の総力を挙げて取り組んでほしい」と求めた。《読売新聞》

【東横イン】NHK受信料19億円支払い命令確定

ホテルの客室に設置されたテレビの受信料を支払っていないとして、NHKがビジネスホテルチェーン大手「東横イン」とグループ会社に支払いを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は東横イン側の上告を退ける決定をした。東横イン側に計約19億3500万円の支払いを命じた2審判決が確定した。決定は24日付。4裁判官全員一致の結論。NHKによると、受信料訴訟で認められた支払額では過去最高。

訴訟では、全国230カ所余りのホテルに設置されたテレビについて、平成24年1月~26年1月に未払いとなっていた約3万4000台分の受信料が争われた。

東横イン側は「NHKとの間に一部は支払いを免除するとの合意があった」として、一部の支払い免除を主張したが、1審東京地裁判決は「放送法は合意による免除を許可していない」と退け、受信料の支払いを命じた。2審東京高裁は1審判決を支持した上で、1審が請求を棄却したホテル1カ所についても受信契約の締結と約560万円の支払いも命じ、NHKの訴えを全面的に認めた。東横イン側が上告していた。

NHK広報局は「主張が認められたと受け止めている」。東横イン側の代理人弁護士は「当方の主張が受け入れられず、極めて残念だ」とコメントした。《産経新聞》



7月24日 その日のできごと(何の日)