令和50日目

2019/06/19

この日のできごと(何の日)

【ボクシング・井岡一翔選手】4階級制覇

ボクシング・世界戦(19日・千葉幕張メッセ)――世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座決定戦で、同級2位の井岡一翔(Reason大貴)が同級1位のアストン・パリクテ(フィリピン)に10回TKO勝ちして王座を獲得し、日本男子初の4階級制覇を達成した。

世界戦通算勝利数を15に伸ばし、具志堅用高を抜いて日本男子単独最多となった。

世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトルマッチはスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が同級10位のタナワット・ナコーン(タイ)を3―0の判定で下し、初防衛に成功した。《読売新聞》

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【プロ野球交流戦・19日】

神4―9楽

楽天が延長戦を制した。2点を追う五回に追い付き、延長十回無死満塁から辰己の適時打などで5点を勝ち越した。森原が今季初勝利をマーク。阪神は先発の青柳がリードを守れなかった。守屋は2敗目。チームは1分けを挟み5連敗。

ヤ3―2ソ

ヤクルトが逃げ切った。一回に青木の適時打、バレンティンの14号2ランで3点を先行。小川は7回2失点(自責点1)で5月3日以来の2勝目を挙げ、石山が9セーブ目。ソフトバンクはスアレスが4回3失点で3敗目を喫した。

巨3―4オ

オリックスが競り勝った。3―3に追い付かれた直後の八回に小田の犠飛で勝ち越した。2番手の比嘉が3年ぶりの白星を挙げ、ディクソンが来日7年目で初セーブ。巨人は終盤に追い上げたが、クックが打たれて連勝が3で止まった。

D7―6日

DeNAが接戦を制してサヨナラ勝ちした。2度のリードを追い付かれる苦しい展開だったが、6―6の九回1死二塁で大和が左中間を破る適時二塁打を放ち、試合を決めた。日本ハムは投手陣が踏ん張り切れず4連敗を喫した。

中2―5西

西武が3連勝とした。中村が4打点。0―2の七回に2戦連続となる11号2ランで同点。九回も勝ち越しの2点中前打を放った。救援の平井が2勝目で増田は11セーブ。加藤の2打点でリードした中日は好投の大野雄が終盤、力尽きた。

広3―6ロ

ロッテは一回に中村奨のソロで先制し、三回に荻野のソロ、五回に田村のソロ、六回にレアードの20号ソロと着実に加点。岩下は八回途中3失点で3勝目。広島は大瀬良が七回途中で今季最多の6失点と崩れ、交流戦2年連続負け越し。

【新潟県震度6強地震】負傷者5県29人に

新潟県で18日に最大震度6強を観測した地震で、秋田県は19日、同県湯沢市の高校1年の女子生徒が自宅階段を踏み外し、足首骨折の重傷を負ったと明らかにした。山形県では鶴岡市の男性(55)が足首を捻挫したほか、酒田市でも1人がけがをしたことも新たに判明。負傷者は山形が19人、宮城と新潟が各4人、秋田と石川が各1人で5県計29人となった。湯沢市は震度4を観測していた。

気象庁によると、山形県や新潟県などでは、気圧の谷や湿った空気の影響で雨が続いた。今後1週間ほどは震度6強程度の地震が起こる恐れがあり、同庁は雨や地震による土砂災害に警戒を呼び掛けた。《共同通信》

【菅義偉官房長官】「余震、注意して行動を」

菅義偉官房長官は19日午前の記者会見で、新潟県で震度6強を観測した地震の人的被害について重傷が1人、軽傷が25人に上ったと明らかにした。菅氏は「引き続き強い揺れを伴う余震が発生する可能性があり、揺れが大きかった地域の皆さんは自治体の避難情報などに注意して行動してほしい」と呼びかけた。

菅氏によると新潟、山形両県の最大9千戸で起きた停電はすべて復旧した。小さな津波は観測されたものの、家屋の倒壊や火災の情報ななく、ガス漏れなども起きていないという。菅氏は今後の対応について「官邸が司令塔となって関係省庁が一体となって対応に万全を期す」と強調した。《産経新聞》

【東京株式市場】

19日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。米中首脳会談の開催が決まり、貿易摩擦激化への懸念が後退した。欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和観測が高まり、投資家心理が改善した。終値は前日比361円16銭高の2万1333円87銭で、約1カ月半ぶりの高値を付けた。

東証株価指数(TOPIX)は26.60ポイント高の1555.27。出来高は約11億6700万株。

今月下旬の20カ国・地域首脳会議に合わせ、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が会談すると明らかになった。不安が一つ取り除かれたとして幅広い業種の銘柄に買い注文が入った。《共同通信》

【映画・主戦場】出演者が監督らを提訴

4月から公開されている慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」に無断でインタビュー映像を使用され、著作権を侵害されたなどとして、拓殖大の藤岡信勝客員教授やジャーナリストのケント・ギルバート氏ら5人が19日、出崎幹根(みきね)監督や配給会社「東風(とうふう)」に、上映差し止めと計1300万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に提起した。

訴状などによると、藤岡氏らは出崎氏から大学院の卒業作品の制作目的としてインタビューを依頼され撮影に応じたのに、商業映画として一般公開されたと主張。内容も中立的でなく撮影時の合意に違反するとしている。

出崎氏と東風は「訴状を拝読した上で適切に対応する」などとするコメントを出した。《産経新聞》

【関西テレビ】作家発言で謝罪

関西テレビは19日、5月放送の討論バラエティー番組内で、出演者の不適切な発言をそのまま放送し、「配慮を欠いていた」と謝罪した。

番組は、5月18日の放送の「胸いっぱいサミット!」。日韓関係を議論中、韓国人の夫のいる作家、岩井志麻子さんが、進行役から「韓国人気質」を聞かれ、「手首切るブスという風に考えておけば、だいたい片付く」と発言。放送は事前収録だったが、差別的ともとれる内容をそのまま放送した。

羽牟正一新社長(20日就任)は「視聴者に申し訳ない。こういう放送によって傷付く人がいるという想像力が欠けていた」と謝罪したうえで、チェック態勢を見直すとともに、再発防止策の検討を進めるという。また、視聴者からの意見を紹介する近日放送の番組でも取り上げる。《産経新聞》

【京都府警】関生支部幹部ら7人逮捕

京都府木津川市の生コンクリート製造販売会社の男性社長(59)に、組合員を正社員として雇用するよう強要したなどとして、京都府警は19日、強要未遂などの疑いでセメント、生コン業界の労働者でつくる「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」(関生支部)の幹部や組合員ら計7人を逮捕した。

逮捕されたのは、関生支部のトップにあたる執行委員長、A被告(77)=恐喝未遂罪などで公判中=ら計7人。府警は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は平成29年10~12月、同社でコンクリートミキサー車のアルバイト運転手をしていた関生支部の男性組合員(48)を正社員として雇用するよう求め、複数回にわたり同社の事務所に押しかけ、怒号を飛ばして脅迫したなどとしている。30年1月ごろ、同業者から情報提供があり、府警が捜査を進めてきた。《産経新聞》

【松屋】ロシア進出

牛丼大手の松屋フーズホールディングスの「松屋」が19日、ロシアの首都モスクワで1号店の営業を開始した。牛丼チェーンのロシア進出は初めて。

ロシアには2400店に上る日本食レストランがあるとされるが、本格的な店はまだ少ないという。松屋は中国や台湾、米国に続き、ロシアの潜在的な需要が大きいと判断した。年内にもモスクワ中心部に2店舗目の開店を計画している。

300ルーブル(約510円)の牛めし並盛りを注文した英語教師の女性ユリア・ジュラブレワさん(26)は「京都で松屋に行ったことがあるが味は同じでおいしい」と感想を語った。《共同通信》

【政府】中国に抗議

外務省は19日、中国の海洋調査船「海洋地質9号」が沖縄県・尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で日本の事前の同意なく海洋調査とみられる活動を行っていたとして、外交ルートで中国政府に抗議したと発表した。海中にワイヤのようなものを投入していたことを海上保安庁が確認した。

同じ調査船は16日にもEEZ内で海洋調査とみられる活動を行い、日本側が抗議していた。《読売新聞》

【児童虐待防止法】しつけで体罰禁止に

親による子への体罰禁止などを盛り込んだ児童虐待防止法などの改正法が19日午前、参院本会議で全会一致で可決され、成立した。一部を除き、2020年4月に施行される。

改正法は、「しつけ」と称する虐待事件が相次いでいることを受け、親が「児童のしつけに際して体罰を加えてはならない」と明記した。子を戒めることを認める民法の「懲戒権」のあり方については、施行後2年をめどにあり方を検討するとした。法務省は、20日の法制審議会(法相の諮問機関)に諮問し、見直しに向けた検討を始める。

児童相談所の体制強化に関しては、虐待が疑われる場合の子の一時保護と保護者への支援を担当する職員を分ける。野党との修正協議により、虐待した親向けの「再発防止プログラム」の実施を努力義務とする規定も盛り込まれた。《読売新聞》

【安倍晋三首相】解散という言葉は頭の片隅にはない」

安倍首相と野党党首による党首討論が19日、約1年ぶりに行われた。首相は日本維新の会の片山共同代表に今国会中に衆院解散に踏み切るかどうか問われると、「解散という言葉は頭の片隅にはない」と述べた。

片山氏がさらに、野党が内閣不信任決議案や首相問責決議案を提出した場合の対応を問うと、首相は「(解散という言葉は頭の)片隅にはないし、片隅にもない」と繰り返した。

立憲民主党の枝野代表、国民民主党の玉木代表、共産党の志位委員長の3党首は、老後に2000万円の資金が必要とした金融審議会の報告書など年金問題に絞り、首相を追及した。

枝野氏は「安心ばかりが強調され、有権者の不安に向き合っていないことに多くの人が怒っている」と批判した。首相は、平均値で試算したことで「大きな誤解が生じた。違和感を感じた人もたくさんいる」と改めて釈明した。年金制度については、「現実と向き合いながら制度の改正を行っている」と述べ、持続可能性に理解を求めた。

玉木氏は、年金制度が安心かどうか確かめるため、5年に1度の年金の財政検証を早く公表するよう求めた。首相は「大切な検証なので、政治、政局とかかわらず、検証してもらいたい」と述べ、参院選後に公表する意向をにじませた。

志位氏は年金給付伸び率を抑制するマクロ経済スライドの廃止を主張。首相は「やめてしまうというのはばかげた案だ」と応じた。

党首討論の開催は昨年6月以来、今国会では初めて。《読売新聞》



6月19日 その日のできごと(何の日)