令和51日目

2019/06/20

この日のできごと(何の日)

【バスケット・八村塁選手】NBA・ウィザーズへ

米プロバスケットボールNBAのドラフト会議が20日(日本時間21日午前)、ニューヨークで行われ、日本代表でも活躍する八村塁(21)=ゴンザガ大=がワシントン・ウィザーズから日本人初となる1巡目(全体9位)での指名を受けた。

八村は富山県出身。ベナン人の父と日本人の母を持ち、宮城・明成高で全国高校選抜優勝大会3連覇を経験したほか、2014年のU-17(17歳以下)世界選手権では強豪国の選手を押しのけて得点王に輝いた。

日本代表ではNBAグリズリーズとツーウエー契約した渡辺雄太らと21年ぶりとなる自力でのワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献。ゴンザガ大では今季、全米大学選手権(NCAAトーナメント)8強入りの立役者となった。卒業前にドラフト対象となる「アーリーエントリー」制度を申請して指名を待った。《産経新聞》

20日にニューヨークで行われた米プロバスケットボール協会(NBA)のドラフトで、米ゴンザガ大の八村塁選手(21)がワシントン・ウィザーズから1巡目指名を受けた。直後のインタビューでは、「皆さんやりました。日本人初、(1巡目で)NBAです」と日本語で日本のファンへメッセージを送った。

椅子に座って頭を下げ、運命の時を待っていた八村選手は、全体9位で名前がコールされると顔を上げて笑顔を見せた。家族と抱き合い、壇上へ。ウィザーズの帽子をかぶり、NBAコミッショナーとがっちり握手を交わした。

ジャケットの左胸に日の丸のバッジを付けて臨んだ。「僕は日本人として大きな舞台に立つ。多くの人が注目すると思うので、日本の国をしっかり見せなきゃいけないと思った」。会場を埋めたNBAファンに語りかけた第一声も「皆さんこんにちは、八村塁です」という日本語だった。

中学時代からの夢だったNBA入りを決めた八村選手は言った。「これからチームに行ってどれだけできるか楽しみ。色々なポジションから得点できるチームで、僕も貢献できると思う」。日本人の誇りを胸に、バスケットボールの本場に挑む。《読売新聞》

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【ロシア軍・TU95爆撃機】領空侵犯

防衛省統合幕僚監部は20日、ロシアの爆撃機が沖縄県・南大東島と東京都・八丈島付近で領空侵犯したと発表した。ロシア機による領空侵犯は平成27年9月以来で、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。外務省は「遺憾だ」としてロシア側に厳重に抗議した。

防衛省によると、20日午前8時53分、ロシアの爆撃機「TU95」2機が南大東島沖合の領空に入り、2分46秒後に出た。2機はそのまま太平洋上を北上。10時22分ごろに1機が八丈島沖合の領空に侵入し、1分56秒後に出た。空自戦闘機は領空侵犯のたびに無線で領空外に出るように警告を行った。

プーチン大統領が28、29両日に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせ来日する直前の領空侵犯となったが、防衛省はロシア側の意図について「予断をもって答えるのは困難だ」としている。《産経新聞》

【中国・習近平国家主席】北朝鮮を訪問

中国の習近平国家主席(中国共産党総書記)は20日、国賓として北朝鮮を訪問、金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。習氏は金氏に対し、非核化をめぐる米朝対話への協力を促す一方、人道支援の名目で経済援助を行う方針を表明したとみられる。習氏の訪朝は2012年の総書記就任後初めて。中国国家主席の訪朝は05年の胡錦濤氏以来14年ぶりだ。

中国国営新華社通信によると、この日、習氏と彭麗媛夫人は専用機で平壌国際空港に到着、金氏と李雪主夫人がタラップの下で出迎え、握手を交わした。

約1万人の市民が詰めかける中、空港で歓迎式典が行われ、「血で固めた朝中人民の友情団結万歳!」などのスローガンが掲げられた。《産経新聞》

【福井県永平寺町】繊維工場で火災、4遺体発見

20日午後2時頃、福井県永平寺町松岡石舟の繊維メーカー「豊島繊維」の工場から出火し、鉄筋コンクリート平屋の3棟と事務所を全焼した。敷地内で従業員とみられる4人の遺体が見つかった。捜査関係者らによると、連絡が取れない従業員の中に外国人技能実習生がいるという。このほか男女4人(20~50歳代)が病院に搬送され、軽傷という。当時外国人を含む数十人が働いており、県警などが出火原因を調べている。

県警によると、工場は計6棟で、敷地内には倉庫などもある。同社のホームページによると、工場では織物やニットの生地を製造している。避難した従業員によると、敷地北側の第一工場付近から燃え広がったという。

一帯には黒煙が立ちこめ、隣接する町立松岡中学校では全校生徒が一時、体育館に避難した。町は防災無線で住民に外出を控えるよう呼びかけた。近所の70歳代の女性は「空一面が煙に覆われて自宅にも入ってきた。これまで、こんなに大きな火災はなかったのに」と声を震わせていた。

現場は、永平寺町役場から約800メートル南の住宅や田畑がある地域。《読売新聞》

【東京株式市場】

20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。米金融緩和観測を背景に、米経済に加えて海外展開する日本企業にも好影響が及ぶとの見方から買い注文が入った。

終値は前日比128円99銭高の2万1462円86銭。東証株価指数(TOPIX)は4.63ポイント高の1559.90。出来高は約10億1796万株だった。《共同通信》

【プロ野球交流戦・20日】

巨4―2オ

巨人が6カード連続で3連戦に勝ち越した。0―2の六回に丸の2ランで追い付き、八回に丸の2点三塁打で勝ち越した。沢村が2勝目を挙げ、中川が9セーブ目。オリックスは2点を先行しながら終盤の好機を生かせなかった。

神2―3楽

楽天が3連勝で貯金を2桁とした。石橋は鋭い変化球が効果的で、八回途中2失点で4勝目。五回に茂木の2点打で追い付き、七回に島内が中前に勝ち越し打。拙攻拙守の阪神は2年ぶりの6連敗(1分け挟む)で、勝率5割に逆戻り。

中1―2西

西武が4連勝とした。二回は山川の27号ソロ本塁打で先制し、木村の遊ゴロの間に加点した。ニールが5回1失点で2勝目。救援陣も好投し、増田は12セーブ目。中日は打線に元気がなく、3連敗で借金が今季最多の11に増えた。

ヤ5―6ソ

ソフトバンクが競り勝った。一回に先制ソロを放った内川が4―4の六回に勝ち越しの8号2ランをマーク。5回4失点の大竹が5勝目。甲斐野がプロ初セーブを挙げた。ヤクルトは山田哲の2本塁打で追い上げたが、及ばなかった。

D4―8日

日本ハムが連敗を4で止めた。3―4の六回に清宮のソロで追い付くと七回に代打杉谷のソロで勝ち越し、九回に中島の適時打と大田の2ランで3点を加えた。四回途中から救援6投手が無失点でつないだ。DeNAは救援陣が崩れた。

広7―6ロ

広島がサヨナラ勝ちした。6―6の九回に三つの四球で2死満塁から会沢の左前適時打で勝負を決めた。九回に同点を許したフランスアに5勝目が付いた。ロッテは終盤に6点差を追い付く粘りを見せたが、九回にブランドンが崩れた。

広島・小園海斗内野手、プロ初打席初安打

広島のドラフト1位・小園海斗内野手(報徳学園)が球団の高卒新人野手では1990年6月6日・ヤクルト戦の前田智徳以来となるプロ初出場初先発初打席初安打をマークした。 「1番・遊撃」で先発し、初回先頭。空振り、ファウルを経て、種市の3球目変化球を左前へ鮮やかにはじき返した。 ルーキーの記念すべき一打に真っ赤に染まったスタンドは大歓声に包まれた。その後、1死三塁から西川の右中間適時打でプロ初得点も記録した。《デイリースポーツ》

【新潟県、山形県】56小中学校で授業再開

山形県沖を震源とする最大震度6強の地震で、被災した同県鶴岡市と新潟県村上市で臨時休校していた全小中学校の計60校のうち、56校で20日、授業が2日ぶりに再開した。相撲場のやぐらが倒壊した鶴岡市白山西野の市立大泉小では、ランドセル姿の児童たちが元気に登校した。

両市とも小中学校の2校では、天井や壁の一部などが壊れたり、通学路に落石などがあったりした影響で休校が続いているが、いずれも21日に授業が再開する予定。《読売新聞》

【吹田警官襲撃事件】刺された巡査、呼びかけに反応

大阪府吹田市の大阪府警吹田署千里山交番前で警察官が襲われ拳銃が奪われた事件で、意識不明だったA巡査(26)が呼びかけに応じ、手を握り返すまで回復したことが20日、分かった。

A巡査は、16日朝、左胸に包丁が刺さった状態でみつかり、太ももや腕などに7カ所以上の刺し傷や切り傷があった。左胸の刺し傷は深さ11センチで、肺を貫通して心臓まで達していた。手術を受けて回復の傾向にあったものの、しばらく意識不明の状態だった。

A巡査は学生時代、ラグビーの強豪校で活躍しており、五郎丸歩選手らラグビー関係者が回復を祈るメッセージをSNSで投稿するなど、激励の声が全国に広がっている。《産経新聞》

【日本の尊厳と国益を護る会】初会合

保守の立場から課題解決を目指して行動する自民党有志議員のグループ「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会)は20日、国会内で初会合を開き、年内に父方の系統に天皇を持つ男系皇位継承の安定に向けた考えをまとめ、政府に提言する方針を確認した。

代表幹事に決まった青山繁晴参院議員は「党はやるべきをやらずにきてしまっている。一致できる点で一致して、前に進めることが肝要だ」と述べた。

護る会は外国資本による土地取得の規制、スパイ防止法の制定に向けても政府に具体的な施策を促す。

会合では、夏の参院選後に安倍晋三首相による内閣改造・党役員人事が想定されることを踏まえ「任命権を持つ首相に、閣僚や政務三役が日本国籍であり、二重国籍ではないことを確認するよう申し入れるべきだ」との意見も出た。青山氏も前向きな姿勢を示した。《産経新聞》

【イラン】米の無人機を撃墜

イランの最高指導者直属の精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」は20日、「イランの領空内」で米国の無人偵察機を撃墜したと発表した。米軍も撃墜を認めたが、領空侵犯を否定した。ホルムズ海峡付近のタンカー攻撃をめぐり、両国の対立は激化。緊張がさらに高まるのは必至で、偶発的な軍事衝突も懸念されている。

防衛隊の発表などによると、同隊は20日早朝、同国南部ホルムズガン州のオマーン湾近くで、イランの領空内を侵犯した米国の無人偵察機「グローバルホーク」(GH)を撃ち落としたという。防衛隊のサラミ総司令官は「イランへのいかなる攻撃に対しても我々は強く反応するという、明確で力強いメッセージだ」と述べた。

一方、米中央軍の報道官は20日、米海軍のGHがイランの地対空ミサイルで撃墜されたことを認めた。ただ、場所はホルムズ海峡付近の公海上空だとした。「いわれもない攻撃だ。イラン領空という同国の報道は誤りだ」と非難。トランプ大統領は同日、「イランはとても大きな間違いを犯した!」とツイートした。《朝日新聞》



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