令和40日目

令和元年6月9日(日)

2019/06/09

【香港】103万人デモ

香港の民主派団体は9日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対する大規模デモを行った。主催者発表で103万人が参加。香港に高度の自治を約束した「一国二制度」崩壊への懸念から、1997年の中国への返還以降、最大規模のデモとなった。警察はピーク時に24万人が参加したと発表した。

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デモは民主派団体「民間人権陣線」が主催し、今回で3回目。終点の立法会(議会)周辺で、改正案採決などに備え「立法会包囲のリハーサル」を行い、香港政府に圧力をかけた。一部若者は政府との対話を求めて座り込みをすると宣言した。《共同通信》



【堺市長選挙】維新・永藤英機氏が初当選

堺市長選は9日、投開票され、地域政党・大阪維新の会新人で元大阪府議の永藤英機氏(42)が、無所属で前市議の野村友昭氏(45)、政治団体「NHKから国民を守る党」代表で前東京都葛飾区議の立花孝志氏(51)の両新人を破り、初当選した。投票率は40・83%(前回44・31%)だった。

維新は、4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選に続く勝利。大阪第2の都市の市長選も制したことで、大阪の「3トップ」を押さえたことになる。

政治資金収支報告書に多額の記載漏れが発覚した竹山修身・前市長が引責辞職したことに伴う選挙で、永藤氏と野村氏による事実上の一騎打ちとなった。

永藤氏は、堺市に隣接する大阪市を廃止・再編する維新の看板政策「大阪都構想」について、「堺市では時期尚早」として公約に盛り込まなかったが、将来的な課題と位置付けており、今後、都構想に堺市が参入するか否かの議論が活発化しそうだ。《読売新聞》

【天皇、皇后両陛下】結婚から26年

天皇、皇后両陛下は9日、結婚から26年を迎え、上皇ご夫妻や秋篠宮ご夫妻らをお住まいの赤坂御所に招いて夕食会を催された。 親族らに感謝の気持ちを表すもので、上皇ご夫妻は午後6時半前に赤坂御所に車で入り、報道陣ににこやかに会釈された。陛下の妹の黒田清子さん夫妻も訪れた。

また、上皇ご夫妻は9日午前、2014年6月に亡くなられた桂宮さまの五年式年祭が8日に行われたことを受け、墓所のある東京都文京区の豊島岡墓地を訪れて拝礼された。《読売新聞》

【全仏テニス】ラファエル・ナダル選手が3連覇

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テニスの四大大会第2戦、全仏オープン最終日は9日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が四大大会初制覇を狙った第4シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を6―3、5―7、6―1、6―1で下し、3年連続12度目の優勝を果たした。四大大会通算18個目のタイトル。

決勝は2年連続で同じ顔合わせとなったが、ナダルが高い守備力を武器に再び制した。同一の四大大会の優勝回数で1960~70年代に全豪オープン女子シングルスを11度制したマーガレット・コート(オーストラリア)を抜いて単独最多。《共同通信》

【卓球・香港オープン】張本智和選手、伊藤美誠選手共に準優勝

卓球の香港オープンは9日、香港で各種目の決勝が行われ、男子シングルスは世界ランキング4位の張本智和(木下グループ)が同2位の林高遠(中国)に2―4で敗れ、優勝を逃した。第1ゲームを落とした張本は続く2ゲームを連取したが、林高遠の強烈なフォア、バック両ハンド攻撃に押され、競り負けた。

女子シングルスは世界7位の伊藤美誠(スターツ)が同46位の王芸迪(中国)に0―4で敗れた。伊藤はサーブ、レシーブともに終始劣勢に回り、ストレートで屈した。《共同通信》

【プロ野球交流戦】

D6―4西(9日) 楠本が逆転満塁本塁打

DeNAは2―4の八回に楠本が2年目でプロ初本塁打となる代打逆転満塁本塁打を放った。3番手のエスコバーが今季初勝利を挙げ、山崎が新人から5年連続で10セーブに到達した。西武は八回に登板したヒースが誤算だった。

広3―2ソ(9日) 広島が連敗を3でストップ

広島が逃げ切って連敗を3でストップ。1―2の四回に会沢の適時打で追い付き、田中広の犠飛で勝ち越した。九里が5回2失点で2勝目を挙げ、フランスアが今季初セーブ。ソフトバンクは七回の拙攻が響き、連勝が5で止まった。

中2―5楽(9日) 美馬、6回1失点で5勝目

楽天は三回2死二、三塁から浅村の二塁内野安打と悪送球で2点を先制。ブラッシュの二塁打で加点し、五回も銀次の適時打などで2点を加えた。美馬は6回1失点で5勝目。松井は19セーブ目。中日は借金が今季最多の10となった。

巨11―3ロ(9日) 菅野が6勝目

巨人は二回に陽岱鋼の適時三塁打などで2点を先制した。その後も亀井、若林、阿部の本塁打などで着実に加点。菅野が6回3安打2失点で、5月8日以来の6勝目を挙げリーグ最多に並んだ。ロッテは石川が4回6失点と誤算だった。

ヤ9―4オ(9日) ヤクルトが快勝

ヤクルトが快勝した。3―3の六回に村上の16号2ランと青木の2点適時打で4点を勝ち越すと八回には中山の2点適時打で突き放した。2番手の近藤が2勝目を挙げた。オリックスは打線が粘ったが、4番手の小林が四球から崩れた。

神4―3日(9日) 代打原口がサヨナラ打

阪神が今季6度目のサヨナラ勝ち。九回2死無走者から連打を放ち、代打原口が二、三塁から中前に運んで試合を決めた。七回に梅野の三盗が失策を誘って追い付き、藤川が4勝目。日本ハムは秋吉がつかまり、連勝が3で止まった。《共同通信》

阪神・矢野燿大監督、男泣き

阪神は9日の日本ハム戦でサヨナラ勝利。矢野監督は両手を高々と掲げると、殊勲者の元へ一目散に駆けた。手荒い歓喜の水シャワーを浴びる原口。その輪の中へ勢いよく飛び込み、思いっきり抱きついた。地鳴りのような大歓声が心地よく響く。大病を克服した男が放った炎の一撃に、身も心も熱くなった。直後の会見。インタビュールームに現れた指揮官の第一声は震え、涙がほおを伝った。

「感動しましたね。めちゃめちゃ感動しました。俊(高山)が打って、北條がつないで、原口が決める。自分自身、こみ上げてくるものがありました。原口がヒーローですけど、その前の梅野がサードに走った盗塁。あれもみなさん、めちゃくちゃすごいんです。走る勇気。すべてね、本当に感動しました」

幾重にも押し寄せる感動で言葉が言葉にならない。「泣いちゃった…」――。涙腺は何度も決壊した。感極まり、一度は会見を中断して別室に戻ったほど。水を飲み、心を落ち浮かせた30秒間。再び会見場に姿を現したが、また涙がほおを伝った。「もう最高です。きょうは味わわせてください、はい…」。大病を患いながら苦難を乗り越え、懸命に歩むその姿を見てきた。沈着冷静な指揮官でさえ感情の制御ができないほど心が震えていた。

「(泣くのは)初めてちゃう? 自分では泣いたことないけど。勝って泣いたことないんだけど。もう優勝とかそういうことかなと思っていたけど」

9回2死無走者から中前打で出塁した高山、右前打でつないだ北條。2軍監督時代から知る愛弟子の躍動に心が熱くなった。6回1死二塁から梅野が三盗。捕手の悪送球を誘って本塁へ生還した。8、9回は藤川がビシッと締めくくった。今季初のイニングまたぎは志願だったという。みんながヒーローの1日だった。「優勝して泣くつもりだったんだけど」。最後は照れくさそうに笑った。《スポニチ》

日本ハム・大田泰示外野手、全球団から本塁打

阪神4―3日本ハム(交流戦=9日)――日本ハム・大田が六回、2ランを放った。外角直球を右翼ポール際へ運んだ。これで12球団から本塁打をマークし、「頭の片隅にあったので、うれしい」。この日は29歳の誕生日。「甲子園でも人生初めての本塁打。夢だった甲子園で、誕生日に打てて最高」と喜んだ。《読売新聞》

【ゴルフ・堀川未来夢選手】初のツアー優勝

ツアー選手権森ビル杯最終日(9日・茨城県宍戸ヒルズCC=7387ヤード、パー71)26歳の堀川未来夢が5バーディー、2ボギーの68で回り、通算15アンダーの269でツアー初優勝を国内三大大会で飾った。5年シードと賞金3千万円、7月の全英オープン選手権の出場権を獲得。初日から首位を守る完全優勝だった。

4打差の2位は今平周吾。62で回ったチャン・キム(米国)らがさらに1打差の3位だった。前週優勝の池田勇太は通算2アンダーの16位、石川遼は1アンダーの20位。《共同通信》

【蓮池薫さん】日朝会談実現訴え

北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(61)が9日、新潟県佐渡市での講演後に報道陣の取材に応じ、無条件で日朝首脳会談開催を目指す安倍晋三首相の方針について「次につながる交渉ならば、顕著な成果がないとしてもやるべきだ」と述べた。曽我ひとみさん(60)も同席し「少しでも早い日朝協議が行われ、家族が安心して日本で暮らす日が来ることを心から願う」と話した。

講演は人権啓発を目的とし、約420人が参加。蓮池さんは拉致された当時や北朝鮮での生活に触れ、北朝鮮に拉致被害者を帰させるために「日本の世論はますます重要になってきた」と支援を呼び掛けた。《共同通信》

【G20】経済減速懸念の共同声明

福岡市で開かれていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は9日、共同声明を採択して閉幕した。声明は「世界経済の成長は下振れの恐れがある」と減速を懸念。特に米中を念頭に貿易摩擦の激化への警戒感を示し「リスクに対処し続け、さらなる行動を取る用意がある」と、景気刺激策などで連携する構えを示した。ただ同日終わったG20貿易相らの会合の声明を含め「保護主義と闘う」との文言は盛り込めなかった。

巨大IT企業などを対象とした「デジタル課税」について2020年の最終合意を目指す作業計画と、途上国でのインフラ投資に関する新原則はそれぞれ承認した。《共同通信》



6月9日のできごと