令和39日目

2019/06/08

この日のできごと(何の日)

【テニス・全仏オープン】第14日

テニスの全仏オープン車いすの部は8日、パリのローランギャロスで行われ、男子ダブルス決勝で国枝慎吾(ユニクロ)グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)組が第1シードのステファン・ウデ、ニコラ・パイファー組(フランス)を破り、国枝は同種目を3年ぶりに制した。2―6、6―2で迎えたマッチタイブレークを10―8でものにした。

2組出場による男子上下肢障害ダブルスで菅野浩二(リクルート)とブラジル選手のペアは敗れた。《共同通信》

テニスの四大大会第2戦、全仏オープン第14日は8日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス決勝で第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)がノーシードの19歳、マルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)を6―1、6―3で下し、四大大会を初制覇した。同種目でオーストラリア勢としては1973年大会のマーガレット・コート以来46年ぶり。

23歳のバーティは優勝賞金230万ユーロ(約2億8300万円)を獲得し、大会後の世界ランキングで2位に浮上することも決まった。《共同通信》

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【クライミング・楢崎智亜選手】W杯総合優勝

スポーツクライミングのワールドカップ(W杯)ボルダリングは8日、米コロラド州ベイルで今季最終の第6戦が行われ、6人による決勝で男子は楢崎智亜(TEAM au)が2位に入り、2016年以来2度目のシーズン総合優勝を果たした。緒方良行(神奈川大)がW杯初勝利を挙げ、総合3位。

女子決勝は野口啓代(TEAM au)が2位に入り、野中生萌(XFLAG)が4位、中村真緒(青学大)は6位。総合優勝を決めていたヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が全6戦を制する快挙を達成した。野口が総合2位に入った。《共同通信》

【プロ野球交流戦・8日】

広2―4ソ

ソフトバンクが逃げ切り、5連勝。2―2の五回に内川の適時二塁打、松田宣の犠飛で2点を勝ち越した。高橋礼が7回を投げ、2失点で6勝目。モイネロが2セーブ目を挙げた。広島はジョンソンが粘れず、3連敗となった。

ヤ4―5オ

オリックスが3連勝となった。ロメロが一回に2ラン、2―3とされた直後の三回には6号3ランを放ち、全5打点を挙げた。山岡が5回4失点で5勝目、増井は17セーブ目。ヤクルトは打線が四回以降、1安打に抑え込まれた。

神5―10日

日本ハムが3連勝。金子は6回3安打無失点で3勝目を挙げた。打線は四回に清宮、清水の適時打で2点を先制。七回は渡辺の満塁本塁打などで7点を加えた。阪神は岩田が七回途中8失点と崩れた。終盤の反撃も及ばなかった。

D7―3西

DeNAが先発全員安打で連敗を3で止めた。0―2の二回に井納、桑原の適時打などで3点を奪って逆転。その後も筒香の13号ソロなどで着実に加点した。井納は6回2失点で約2カ月ぶりの3勝目。西武は榎田が序盤で崩れた。

中1―2楽

楽天が競り勝った。岸は緩急を生かし、7回1失点で2勝目。小郷が2打点。二回は満塁から遊ゴロで先制点を挙げ、同点とされた直後の七回は決勝スクイズを決めた。ロメロが7回2失点と好投した中日は、打線が援護できなかった。

巨5―6ロ

ロッテが土壇場で逆転した。2―3の九回に鈴木の適時打で同点。中村奨の中前打で1点を勝ち越し、続く菅野の2点二塁打でリードを広げた。4番手の田中が2勝目。巨人は中川がセーブに失敗し、プロ4年目で初黒星を喫した。

2020年東京五輪・パラリンピックを控え、テロ対策への協力を呼び掛けようと、警視庁の三浦正充警視総監が8日、東京ドームでプロ野球、巨人―ロッテ戦の始球式に臨んだ。三浦総監は制服姿でマウンドに登場。真っすぐ投げたボールを巨人の小林誠司捕手がキャッチすると、ドームは拍手に沸き、三浦総監は敬礼で応えた。

始球式の前にはドームを管轄する富坂署の署長ら約100人が、マスコットキャラクター「ピーポくん」と「テロを許さない街づくり」と書かれたのぼりを手にグラウンド内を行進。「不審人物がいたら通報を」などと観客に協力を求めた。《共同通信》

【日本体操協会】村上茉愛選手の救済案を否決

日本体操協会は8日の理事会で、5月のNHK杯を棄権した女子のエース村上茉愛(日体ク)に世界選手権(10月・シュツットガルト=ドイツ)代表入りの可能性を残すための救済案を否決した。代表選考基準を変更し、全日本種目別選手権(22、23日・高崎アリーナ)で高得点をマークすれば選出できるとする案は反対多数となった。

選考基準で代表5人のうちNHK杯上位4人が決定。残り1人は「NHK杯12位以内(ナショナル強化選手)」から団体総合で貢献できる選手を選ぶ。

田中光女子強化本部長がNHK杯終了後に選考基準の見直しを含め、村上の救済を検討する考えを示していた。《共同通信》

【大相撲・鳴戸部屋】部屋開き

大相撲の鳴戸部屋の部屋開きが8日、東京都墨田区で行われ、同じ二所ノ関一門の尾車(元大関琴風)、芝田山(元横綱大乃国)両理事らが出席した。土俵祭りの後には大関高安ら一門の関取衆が稽古し、新たな門出を祝った。墨田区内の仮住まいから移転した。

新しい部屋は4階建てで総工費は3億円を超えるという。稽古場にはビデオカメラを2台設置し、いつでも稽古内容を確認できるようにした。関取用の個室は3部屋用意。ブルガリア出身の師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)は「自分を超える弟子を育てたい。個室は早く埋まってほしい。第二の人生がスタートした」と横綱育成へ意欲を語った。《共同通信》

【付属池田小事件】発生から18年

児童8人が死亡、教員を含む15人が重軽傷を負った大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の児童殺傷事件は8日、発生から18年となった。同小では犠牲者を追悼する式典「祈りと誓いの集い」が開かれ、教職員や保護者、在校生らが学校の安全を誓い、事件を風化させない決意を新たにした。

式典に先立ち、全校児童を対象に「安全科」の授業を実施。事件から5年後の式典で遺族が児童に向けて語ったメッセージの映像を流し、当時の児童の気持ちや命の大切さについて考えた。

式典では、発生時刻に合わせ、亡くなった8人の名前が刻まれたモニュメント「祈りと誓いの塔」の8つの鐘を鳴らし、児童や保護者ら約1400人が1分間の黙祷をささげた。《産経新聞》

【日本トランスオーシャン航空】機長アルコール検出、2便が欠航

日本航空系列の日本トランスオーシャン航空で8日、男性機長が飲酒検査でアルコール分が検出されたために乗務できず、2便が欠航した。

日航などによると、機長は8日朝、羽田発宮古行きの便に乗務する前の飲酒検査でアルコール分が検出された。交代要員の確保ができず、いずれも機長が搭乗予定だった同便と宮古発那覇行きの2便が欠航。約280人に影響が出たという。《読売新聞》

【米・ムニューシン財務長官】「為替条項、麻生氏と議論しない」

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため来日したムニューシン米財務長官は8日、記者団に対し、9日に予定される麻生太郎財務相との会談では、意図的な為替操作を禁じる「為替条項」について「議論する予定はない」と明言した。米側は日本との貿易交渉で為替条項を求めており、今回の会談でも議題になる可能性が指摘されていた。

一方、米中貿易摩擦の背景にある経常収支の不均衡是正に向け、日本が貿易収支以外の要素も考慮すべきだとしている点に関しては「中国市場が米企業に開放されておらず、公正な条件で競争できない」ことが、貿易問題を米国が焦点とする理由だと説明した。《産経新聞》

【G20貿易・デジタル経済相会議】開幕

20カ国・地域(G20)貿易・デジタル経済相会議が8、9日の日程で、茨城県つくば市で開幕した。初日の8日はデジタル経済分野に絞った閣僚声明を採択。G20として初めて議論した人工知能(AI)をめぐって、人権や雇用に配慮するなど「人間中心」の開発を目指す原則を声明に盛り込んだ。自由なデータ流通の重要性も確認した。

AIは生産性を向上させる一方、雇用を奪うなどの懸念もある。声明では「技術革新と投資が促進される人間中心のAIの実現環境を提供する」とした。

また、日本が提唱する信頼性のある自由なデータ流通の重要性で一致。このため、個人情報保護やサイバーセキュリティーの強化、知的財産権の保護などの課題に対処するとした。8日会見した世耕弘成経済産業相は「自由なデータ流通が世界経済の発展につながる」と強調した。《産経新聞》

【G20財務相・中央銀行総裁会議】開幕

日米欧と新興国の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が8日、福岡市で開幕した。初日は世界景気の下振れリスクを共有し、懸案である米中貿易摩擦の激化に危機感を抱く声が続出。議長の麻生太郎財務相は政策協調を呼び掛けた。またインフラ投資を巡る中国の貸し込み抑制を念頭に、途上国の債務(借金)を返済可能な水準にする透明性向上策で一致した。

9日には巨大IT企業の税逃れを防ぐ「デジタル課税」について2020年の合意を目指す作業計画を承認し、共同声明も採択して閉幕する。議長の麻生氏と黒田東彦日銀総裁は、今月末のG20首脳会議での連携を切り開く任務を背負う。《共同通信》

【麻生太郎財務相】「10月に消費税率引き上げ予定」

麻生財務相は8日、福岡市で開幕した主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、10月に消費税率を引き上げる予定だと説明した。討議終了後、記者団に明らかにした。

麻生氏は参加国に、増税を行う理由について「少子化対策や社会保障に対する安定財源を確保するためだ」と説明。「十分な対策を講じており、駆け込み需要は起きていない」と強調したという。《読売新聞》

【立憲民主党・枝野幸男代表】老後2千万円で批判

立憲民主党の枝野幸男代表は8日、95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要と試算した報告書をまとめた金融庁や所管する麻生太郎副総理兼金融担当相を批判した。「上から目線で『だから2千万円ためろよ』というような発信をしたのは間違いない。(夏の)参院選の最大の争点かもしれない」と横浜市内で記者団に述べた。

「そんな貯蓄は無理だという人たちが圧倒的多数だ。それをどうするかが自身の仕事という自覚が(麻生氏には)全くない」とも強調した。

一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は年金を月5千円、低年金者に限定して上乗せする政策を参院選公約の柱とする意向を明らかにした。《共同通信》

【安倍晋三首相】「ほとんど無風」

安倍晋三首相は8日、神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場で知人らとプレーした。ラウンド中に記者団が「風はどうか」と問い掛けたのに対し「気持ちの良いそよ風だ。ほとんど無風だが」と答えた。衆院解散の観測を指す「解散風」の強まりを鎮める思惑もうかがえる。

首相は5月末、東京都内での会合で、トランプ米大統領とゴルフをした際の風の強さに触れる形で「風は気まぐれで、誰かがコントロールできるようなものではない」などと述べ、物議を醸した経緯がある。

8日は厚い雲の下、薄い水色のシャツに白いズボンでラウンド。記者団に「雨が上がって、できただけで良かった」と笑顔を見せた。《共同通信》



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