平成11035日目
2019/03/26
この日のできごと(何の日)
【天皇皇后両陛下】神武天皇陵を訪問
天皇、皇后両陛下は26日、京都市から奈良県橿原市に入り、初代・神武天皇の陵を参拝された。退位の関連儀式の一つ「神武天皇山陵に親謁の儀」で、4月末の退位を報告された。
両陛下は午前11時10分頃、近鉄京都駅発の特別列車で橿原神宮前駅に到着。出迎えた市民らに笑顔で手を振られた。その後、市内の神武天皇陵に移動。天皇陛下はモーニング姿で陵の前に進み、玉ぐしをささげて拝礼された。続いて皇后さまも参拝された。
両陛下は一連の退位関連儀式として4月18日に伊勢神宮(三重県伊勢市)、同23日には昭和天皇の武蔵野陵(東京都八王子市)を参拝される。《読売新聞》
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【中国・清華大】習近平氏批判の教授に停職処分
個人独裁色を強める中国の習近平国家主席を痛烈に批判していた名門、清華大の許章潤教授(56)が今月、大学側から停職処分を受けたことが26日、分かった。中国指導部に異論を唱えた一連の言論活動が問題視されているという。許氏に近い複数の関係者が明らかにした。
中国当局が民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件から6月で30年を迎えるのを控え、中国当局が知識人へのさらなる言論引き締めに乗り出した可能性がある。
関係者によると、大学側は25日、許氏に「調査の開始」を通告し、結果が出るまで授業や研究活動を停止するよう要求した。《共同通信》
【自民党・石崎徹衆院議員】石破派を離脱
自民党の石破茂元幹事長率いる石破派(水月会)に所属する石崎徹衆院議員(35)=比例北陸信越=は26日、国会内で記者会見し、同派を退会する意向を表明した。石破派は19人となる。派内では昨年12月、古川禎久衆院議員が事務総長を辞任しており、「ポスト安倍」を狙う石破氏の足元が揺らいでいる。
「派閥にとらわれることなく政策課題に取り組みたいとの思いが強くなった」
石崎氏は記者会見で退会の理由をこう説明した。石破氏にも直接伝え、当面は無派閥で活動する。石破氏は昨年の党総裁選に立候補し、安倍晋三首相との一騎打ちで敗れた。党総裁選の出馬には国会議員20人の推薦が必要だが、石破派はさらにメンバーが減ることになった。《産経新聞》
【政府】10連休の医療態勢をリスト化
政府は26日、皇位継承に伴う4月27日から5月6日までの10連休中に国民生活に支障が生じないようにするため、医療や雇用などの分野別にまとめた対処方針を更新したと発表した。
医療分野では、各医療機関の救急対応や外来患者の受け入れ態勢をまとめたリストを3月中に作成し、連休が始まるまでにインターネットなどを通じて周知する。また、連休中は時給・日給労働者の収入減が懸念されることから、連休を有給休暇にするなどして労働者の収入を保証するよう、経済3団体などを通じて企業側に働きかける。
家庭ごみの収集に関しては、約99%の市区町村が連休中も普段と同様か、週1回以上の生ごみなどの収集を予定していることを確認した。
対処方針は2月に策定した。今後も自治体などの対応状況の把握を重ね、順次方針を更新していく。《産経新聞》
【立憲民主党】参院山梨で社民区議擁立
立憲民主党は26日の常任幹事会で、夏の参院選山梨選挙区(改選数1)に新人で東京都杉並区議の市来伴子氏(41)を擁立すると決めた。市来氏は現在、社民党に所属しており、立憲民主党は参院選での党公認の可否を今後検討する。社民党の又市征治党首は26日の記者会見で「重大な裏切りだ」と市来氏を批判し、参院選で支援しないと表明した。除名処分を検討する考えも示した。《産経新聞》
【河野太郎外相】「韓国政府の国際法違反放置は極めて深刻」
河野太郎外相は26日の記者会見で、韓国最高裁が新日鉄住金に損害賠償を命じたいわゆる徴用工判決をめぐり、原告側が差し押さえた韓国内資産の売却申請を先送りする方針を表明したことに関し、韓国政府に早期の対応を重ねて求めた。「国際法違反の状態を放置しているのは極めて深刻な問題だ」と述べた。
今後の日本政府の対応については「手の内を明かすことは差し控える」と述べるにとどめた。《産経新聞》
【安倍晋三首相】米海兵隊トップと会談
安倍晋三首相は26日、米海兵隊トップのネラー総司令官と官邸で面会し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を着実に進展させることが重要だと確認した。
首相は「安全保障環境が厳しくなる中で在日米軍の貢献に敬意を表する。抑止力と対応力の強化、自由で開かれたインド太平洋の実現のため協力していきたい」と述べた。「沖縄の基地負担軽減は極めて重要だ」とも語った。
ネラー氏は25日まで辺野古周辺を視察したことに触れ「首相のリーダーシップに感謝する。工事は前進しており、この場所が今後、日米の安全を守る要になる」と話した。岩屋毅防衛相もネラー氏と面会し「普天間飛行場の早期返還に向け、代替施設の建設を着実に進めたい」と述べた。《産経新聞》
【萩原健一さん】死去
「ショーケン」の愛称で親しまれ、テレビドラマ「傷だらけの天使」などでの個性的な演技で知られる俳優で歌手の萩原健一さんが26日午前10時30分、消化管間質腫瘍のため、東京都内の病院で死去した。68歳。本人の意向で病気は公表せず、平成23年から闘病していたという。
昭和42年に「ザ・テンプターズ」のボーカルとして10代でデビュー。「神様お願い!」など多くのヒット曲を送り出し「ザ・タイガース」の沢田研二さんと人気を二分した。
女優の岸惠子さんと共演した47年の映画「約束」で俳優に転身。同年に始まったテレビドラマ「太陽にほえろ!」で新人刑事のマカロニ役を好演し、俳優としての人気を決定づけた。影のある役柄を得意とし、水谷豊さんとのコンビで私立探偵を演じた「傷だらけの天使」や倉本聰さん脚本の「前略おふくろ様」などのドラマでも高視聴率を獲得。神代(くましろ)辰巳監督「青春の蹉跌」や黒澤明監督「影武者」など名匠の映画でも存在感を示し、58年に「誘拐報道」で、61年には「恋文」などでそれぞれ日本アカデミー賞主演男優賞の優秀賞を受けた。
サントリー「モルツ」などのテレビCMにも出演。昨年、NHKのドラマ「不惑のスクラム」でラガーマン役を演じていた。《産経新聞》