平成10979日目

2019/01/29

この日のできごと(何の日)

【北海道知事選】夕張市・鈴木直道市長が出馬表明

4月の北海道知事選を巡り、夕張市の鈴木直道市長は29日、札幌市内で記者団に「北海道知事選挙に無所属で出馬をする決意を固めた」と述べた。2月1日に記者会見を開いて立候補を正式に表明する。鈴木氏は今後、自民党と公明党に対して推薦を求めていく考えも示した。

鈴木氏は「政治家、鈴木直道を育ててくださった夕張の皆さん、北海道の皆さんの思いに応える責任ある結論を出したいと申し上げてきた」と出馬を決めた経緯を説明。鈴木氏が知事選への出馬の意向を固めたことで、全国唯一の財政再生団体である夕張市のトップは交代する。

自民党北海道連の執行部は鈴木氏の擁立に向けて調整を進めているが、道内の一部の市町村長や経済界などが国土交通省の和泉晶裕北海道局長の擁立を求めていて、候補を絞れていない。

鈴木氏は1981年生まれで埼玉県出身。99年に東京都に入庁し、2008年に夕張市へ派遣。11年4月に全国最年少の市長として夕張市長に就任し、現在2期目。《日経新聞》

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【三菱航空機】ボンバルディアを反訴

国産初のジェット旅客機、MRJ(三菱リージョナルジェット)を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)は29日、カナダの航空機大手ボンバルディアがMRJの開発を阻害する行為をしたとして米ワシントン州の裁判所に反訴したと発表した。

ボンバルディアは昨年10月、同社の元社員を雇い機密情報を不正に手に入れたとして三菱航空機を相手に訴訟を起こした。三菱航空機はボンバルディアの主張は根拠がないとし、真の意図はMRJの市場投入を遅らせることにあったとしている。三菱航空機は訴えの却下も申し立てている。

MRJは設計変更などでこれまで5度納期を延期している。《共同通信》

【すき家】不適切動画で謝罪

外食大手ゼンショーホールディングス傘下の牛丼チェーン「すき家」は29日、関東地方の店舗でアルバイト店員が不適切な動画を撮影したとして「心より深くおわび申し上げる」と謝罪するコメントを発表した。インスタグラムに投稿し24時間後に動画が消える機能を利用していたが、別の人がツイッターに転載し拡散した。

ゼンショーによると、動画は「くびかくご」という文字を表示した約9秒にわたるもので、アルバイト店員2人が店内で氷のようなものを投げたり、「やばい、絶対クビ」などと言ったりしている。別のアルバイト店員が撮影した。

撮影時は営業時間中だったが、客はいなかったという。《共同通信》

【千葉市】パートナー証明書を交付

千葉市は29日、性的少数者(LGBT)や事実婚のカップルを夫婦と同じようなパートナー同士と公認する「パートナーシップ宣誓制度」を始め、市役所で証明書の交付式を開いた。市によると、LGBTに限定しないパートナーシップ制度は全国で初めて。

同式にはLGBT4組、事実婚2組が参加した。各組は「互いを人生のパートナー」とする宣誓書を熊谷俊人市長に提出。熊谷市長は「末永く幸せになってください」と声を掛けて証明書を手渡した。

事実婚の団体職員、金田由希さん(39)=同市稲毛区=は「結婚制度には違和感を感じていた。多様な家族の関係を応援してくれているようでうれしい。自分らしく生きていける」と喜んだ。

証明書に法的な効力はないが、制度開始を機に市立病院でパートナーの意識がない時の面会などを認めるほか、2019年度から市営住宅や市営霊園の申し込みができるようになる。民間業者や市民にも協力を呼び掛ける。《千葉日報》

【安倍晋三首相】厚労相の罷免を拒否

安倍晋三首相は29日の参院本会議で、毎月勤労統計の不正調査問題を巡り、野党が要求した根本匠厚生労働相の罷免を拒否した。「根本氏には不足した給付の速やかな支払いや徹底検証、再発防止に全力で取り組んでほしい」と述べた。「誤った処理を見抜けなかった責任を重く受け止めている」と陳謝しつつ自身への辞任要求も拒んだ。

立憲民主党の風間直樹氏は、アベノミクス成功の根拠は崩れたと批判。首相は「再集計で下方修正した数値のみを示して成果を強調したことはない」と説明した。連合による賃金関連の調査を引き合いに「所得環境は着実に改善しているとの判断に変更はない」との認識を示した。《共同通信》

【明石市・泉房穂市長】「燃やしてしまえ」

兵庫県明石市の泉房穂市長(55)が2017年6月、道路拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉を巡って、担当の市幹部に「燃やしてしまえ」などと暴言を浴びせていたことが29日、市長への取材で分かった。

泉氏は29日、記者会見し「発言は全て事実。許されないことと深く反省している」と謝罪した。辞職を否定した上で「市民の判断を仰ぎたい」として4月の市長選に3選を目指して出馬する意向を明らかにした。

暴言があったのは17年6月14日。国道拡幅に伴う用地買収で、雑居ビルの立ち退きが進んでいないことについて、市長室で市幹部を厳しく叱責。「燃やしてしまえ」などと発言した。《共同通信》

【橋本治さん】死去

小説「桃尻娘」や異色の古典現代語訳「桃尻語訳 枕草子」をはじめ、評論など多彩な執筆活動で活躍した作家の橋本治さんが29日午後3時9分、肺炎のため東京都新宿区の病院で死去した。70歳。東京都出身。

1968年、東京大在学中に学園紛争のさなかだった大学祭のポスターを制作。「とめてくれるなおっかさん 背中のいちょうが泣いている 男東大どこへ行く」のコピーで注目を集めた。77年、当時の風俗を若者言葉で軽やかに描いた青春小説「桃尻娘」で作家デビューした。《共同通信》



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