平成10961日目

2019/01/11

この日のできごと(何の日)

【兵庫県赤穂市議会】「君が代」斉唱

兵庫県赤穂市議会は11日、臨時会に合わせて国旗を掲揚し、開会前に国歌斉唱を行った。いずれも2017年から年初1月の臨時会で行っており、今回で3度目。同年12月の市会事務局の調査では、議場での国歌斉唱は県内29市中、同市だけだったという。

この日、国歌斉唱を前に共産党市議団の2人が一時退席した。取材に対し小林篤二議員は「多様な意見が交わされる場にそぐわない。全会一致が原則で、議会多数派による決め方も問題」とした。瓢敏雄議長は「君が代や日の丸の受け止め方は千差万別だが、問題視されること自体がおかしい」とした。

同市議会では国旗は常時掲げていないが、17年から年初の臨時会でのみ掲揚するようになった。なお、同市議会はこの日、市公平委員会委員の選任案に同意した。《神戸新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【サッカー・楢崎正剛選手】引退会見

サッカーの2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会などW杯の日本代表に4度選ばれ、8日に引退を表明したJ1名古屋のGK楢崎正剛選手(42)が11日、名古屋市内で記者会見し「今まで自分がプレーしたことや、応援してくれた人との信頼関係はなくなるわけではない。感謝の気持ちでいっぱい」とファンやチーム関係者らにお礼の言葉を述べた。

1995年に横浜F入りし、99年から名古屋で20季を過ごした。J1は歴代最多の631試合に出場した。「最後のシーズン」と臨んだ昨季は公式戦出場なし。終了後、「気持ちが切れたら続けるもんじゃないと最初から思っていた」と引退を決意した。《共同通信》

【仏・捜査当局】JOC・竹田会長の捜査決定

2020年の東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑で、フランス捜査当局は11日、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)を贈賄容疑者とする正式捜査の開始を昨年12月10日に決定したと明らかにした。強力な権限を持つ予審判事による「予審開始」が決まり、判事は捜査を重ねて公判請求の可否を判断する。捜査進展のスピードは不透明だ。

一方、国際オリンピック委員会(IOC)倫理委員会は11日に会合を開き、対応を協議する。竹田会長はIOCマーケティング委員長も務めており、AP通信によると、暫定的な資格停止になる可能性もある。《共同通信》

【電通】「LGBT」11人に1人

電通は11日、全国6万人を対象にした調査で、同性愛のレズビアンやゲイ、両性愛のバイセクシュアル、生まれつきの性別に違和感を持つ人トランスジェンダーなど、性的少数者(LGBT)に該当する人が8・9%に上ったと発表した。11人に1人の計算で、2015年の前回調査の7・6%から1・3ポイント上昇した。

「LGBTとは性的少数者の総称の一つと知っているか」との質問に「知っている」「何となく知っている」と答えた人は計68・5%に上った。前回の37・6%から大幅に増え、認知度が急速に高まった。調査は昨年10月、全国の20~59歳を対象にインターネット上で実施した。《共同通信》

【茨城県】部長「水戸はダメだな。死ね!」

民間調査会社の都道府県魅力度ランキングで6年連続最下位となっている茨城県で、魅力度アップに取り組む県営業戦略部の部長が、個人のフェイスブックに「水戸はダメだな。死ね!」と書き込んでいたことが11日、分かった。酒に酔った状態で書き込んだといい、大井川知事が部長を厳重注意した。

部長の説明によると、5日夜に書き込み、知人からの指摘を受けて約2時間後に削除した。この日は休みで、午後から都内で酒を飲み、夜に県内に戻ったという。取材に対し、「酒に酔っていて、なぜ書き込んだのか記憶がなくて分からないが、そのようなことを思っているわけではない。反省している」と謝罪した。

県営業戦略部は昨年4月に新設され、情報発信による茨城のイメージアップや観光振興などを担当している。県の村上仰志総務部長は「立場を考えれば軽率と言わざるを得ない。水戸市をはじめ関係者に不快の念を抱かせ、県への信頼を損なったことは残念で、信頼回復に努めていく」とのコメントを出した。

県には「言葉の真意は何なのか説明、謝罪するべきだ」「大変残念で憤りを感じている」といった電話やメールが寄せられているという。《読売新聞》

【プロ野球】新人研修会

プロ野球の新人研修会が11日、東京都内で行われ、日本ハムの吉田輝星投手(秋田・金足農高)や中日の根尾昂内野手(大阪桐蔭高)らが出席した。元選手が行う講義で、昨季引退した元中日の岩瀬仁紀氏が登壇した。

「参考になることばかり。自分のプロ野球生活に生かしていきたい」。吉田は講義後、こう振り返った。

通算1002試合登板と407セーブのプロ野球記録を持つ岩瀬は「短所を直すより、自分の長所を伸ばすほうがプロで通用する」と力説。講義後、吉田について「ハートの強い子。スタミナもある」と長所を挙げた。《産経新聞》

【福島県葛尾村】8年ぶりに原乳出荷

東京電力福島第1原発事故で一時、全村避難を余儀なくされた福島県葛尾村の牧場で11日、事故後、初めてとなる原乳の出荷作業が行われた。十数頭から搾った原乳は735リットル。厳格な放射線検査をクリアした白い原乳は8年ぶりに本宮市の東北協同乳業に卸され、販売される。

出荷を再開したのは、同村落合の「佐久間牧場」。原乳は9日夜から11日朝にかけて10数頭から搾った。

「8年ぶりだね」

11日午前10時すぎ、牧場に入ってきた原乳輸送トラックのドライバーが牧場主の佐久間哲次さん(42)に声をかけた。佐久間さんが村に戻ったのは、昨年4月。牧場再開の準備を始め、乳牛8頭を迎え入れたのは昨年9月。以来、少しずつ頭数を増やして、この日を目指してきた。

原乳は「クーラー」と呼ばれるタンクから半透明の管を通って、トラックのタンクへと流し込まれる。約10分ほどで作業は終わり、トラックは出発した。原乳は10月から16回にわたってモニタリングを行い、すべて放射性物質不検出を確認し、問題はない。

作業は短いが、見守った佐久間さんは「長かった。肩の荷が下りた」と過去をふり返るように言い、「やっとスタートラインに立つことできた」と語った。《産経新聞》



1月11日 その日のできごと(何の日)