平成10881日目

2018/10/23

この日のできごと(何の日)

【トルコ・エルドアン大統領】記者殺害「計画的な殺人」

トルコのエルドアン大統領は23日、最大都市イスタンブールのサウジアラビア総領事館でサウジ人記者ジャマル・カショギ氏が死亡した事件について、「計画的な殺人だ」との見解を発表した。カショギ氏の死亡は「殴り合いの末」の過失とのサウジ側の見解を否定した。事件を巡り、トルコ政府が公式に捜査内容を明らかにするのは初めて。

エルドアン氏は首都アンカラの国会で、「計画的」との根拠について、事件前日の10月1日に実行犯のうち3人がイスタンブールに到着した点を挙げた。事件当日の2日には、警護隊員や法医学者ら実行犯15人が総領事館に出入りしており、「計画された作戦だった」と断言した。だが、関与が指摘されるサウジの実力者、ムハンマド皇太子については言及しなかった。《読売新聞》

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【米政府】記者殺害巡りサウジ当局関係者の制裁検討

ポンペオ米国務長官は23日の記者会見で、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏が殺害された疑惑に関し、殺害に関与したサウジ当局関係者を対象に、ビザの取り消しや資産凍結などの経済制裁を検討していることを明らかにした。

ポンペオ氏は「米国はカショギ氏の口を暴力で封じるような冷酷な行為を許容しない」と述べた。《読売新聞》

【卓球・福原愛選手】引退報告

卓球女子で「愛ちゃん」の愛称で親しまれた五輪2大会連続メダリストの福原愛選手(29)=ANA=が23日、東京都内で現役引退をブログで発表後初めて取材に応じ「すごく気持ちが軽くなった。今はとても晴れやか」と笑顔で話した。

五輪4大会出場の福原選手は、団体で銅メダルを獲得した2016年リオ五輪後は同年9月に結婚、17年に第1子を出産し、第一線から離れて休養していた。「一歩引いて考えたときに(どうするべきかの)答えがストンと出てきた」と、引退を決めた際の心境を述べた。《共同通信》

【プロ野球・巨人】原監督復帰を正式発表

プロ野球巨人は23日、原辰徳前監督(60)の復帰を正式に発表した。過去に2度、巨人の指揮を執っており今回が3度目の就任。東京・大手町で記者会見した原新監督は高橋由伸監督(43)からチームを引き継ぎ「築き上げてくれたものを継承し、さらに大きく育て、目標をしっかり持ったチームの監督として頑張っていきたい」と意気込みを述べた。3年契約で、背番号は初めて監督を務めた2002年からの2年間と同じ「83」に決まった。

不振の責任を取り辞任した高橋監督も会見に同席し「期待に応えることができず申し訳ない。非常に濃い、貴重な3年間をいただいた」とあいさつした。《共同通信》

【日経平均終値】2万2010円78銭(前日比604円04銭安)

23日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比604円04銭安の2万2010円78銭と8月13日以来約2か月ぶりの安値となった。

前日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)が値下がりした流れを受けた。イタリアの財政悪化が再び市場で意識され、英国の欧州連合(EU)離脱とともに、欧州経済の先行き不透明感が強まったことで投資家心理が冷え込んだ。23日の中国・上海市場で主要株価指数が下落するなど、アジア各地の市場で株安が進んだことも、東京市場で売り注文が膨らむ一因となった。

市場では、「地政学リスクなど、世界経済の懸念材料が増えてきた。先行きに明るい材料が乏しく、株価は当面、方向感に欠けた展開になる」(大手証券)といった見方が出ている。《読売新聞》

【河野太郎外相】中国へのODA「必要ない」

政府は23日、約40年間続けてきた中国への政府開発援助(ODA)について、今年度の新規案件で終了する方針を固めた。25日から訪中する安倍首相が中国の李克強リークォーチャン首相との会談で提案する見通しだ。

河野外相は23日の閣議後記者会見で「中国の経済レベルを考えれば、恐らく(ODAは)必要はないと思う。新規の案件採択は終了する」と述べた。

日本の対中ODAは1979年から始まり、総額3兆6500億円余りが投じられた。鉄道や港湾などのインフラ(社会基盤)整備を支えた。ピークの2000年度は円借款だけで2144億円を拠出した。

その間、中国は急速な経済発展を遂げた。10年には国内総生産(GDP)で日本を抜き、世界第2位の経済大国となった。膨大な資金力で「援助する国」へと変貌へんぼうし、東南アジアやアフリカで存在感を高めた。日本国内では対中ODAの見直し論が噴出し、ODAの大部分を占めていた円借款の新規供与は07年に終了していた。《読売新聞》



10月23日 その日のできごと(何の日)