平成10752日目
2018/06/16
この日のできごと(何の日)
【台風6号】沖縄、奄美で記録的大雨
台風6号が接近した影響で、沖縄県や鹿児島県・奄美地方は16日、記録的な大雨になった。台風は北東へ進み、17日に九州の南で温帯低気圧へ変わる見通し。
気象庁は16日午前、1時間の雨量が沖縄県伊江村付近で約110ミリ、同県伊是名村付近で約120ミリに達したとみて記録的短時間大雨情報を発表。沖縄本島北部地方について「過去に例を見ない大雨」と警戒を呼びかけた。
15日からの24時間雨量は、伊是名村404・5ミリ、同県粟国村309ミリで、いずれも観測史上最大を記録。鹿児島県与論町も、6月の最大値を約130ミリ更新する317・5ミリを記録した。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【プロ野球交流戦】球審が倒れる
16日に行われたプロ野球交流戦の西武―中日戦(メットライフD)で、球審を務めていた敷田直人審判員(46)が突如倒れるアクシデントがあった。
7回、1死一塁の場面で西武・秋山の打席。一塁走者の松井が二盗を決めた直後、敷田審判員は足がふらつき、そのまま後方へと倒れ込んだ。すぐさま試合は中断。敷田審判員は担架でベンチ裏へと運ばれ、救急車で病院に向かった。その後、敷田審判員は直前のファウルの打球が左膝を直撃し、その痛みのために倒れたことが判明。意識はあり、命に別状はないという。
NHKでも生中継された試合での衝撃的なシーンに、ネット上では直後から心配の声が殺到。ヤフーのリアルタイム検索では「敷田」「敷田球審」「球審」「敷田審判」「敷田直人審判員」「左膝」など関連ワードが上位に上がった。また、敷田審判員が倒れた直後、そばにいた打席の秋山(西武)と捕手の大野(中日)が即座に駆け寄り、秋山が靴を脱がせ、大野がベルトを緩めたシーンには「大野と秋山の咄嗟の行動は素晴らしい」「大野も秋山もすごいよ」「プロ野球界の誇り」「対応が素晴らしくて泣いた」と称賛の言葉が相次いだ。《スポニチ》
【中国政府】米に報復措置
中国政府は16日未明、米国から輸入する659品目、約500億ドル(約5兆5千億円)分を対象に、25%の制裁関税を課すと発表した。トランプ米政権が中国製品に25%の制裁関税を課すと発表したことに対抗し、米国と同規模の措置で報復する。米中の貿易戦争に発展する恐れが一層強まった。
500億ドル相当のうち、米国と同様に340億ドル相当は7月6日に制裁関税を発動する。農産品、自動車、水産品など545品目が対象だ。残りの品目の実施時期は別途公表する。《共同通信》
【プロ野球・楽天】梨田昌孝監督が辞任
プロ野球楽天は16日、梨田昌孝監督(64)の辞任を発表した。楽天生命パーク宮城での阪神2回戦に敗れてチームの借金が今季最多の20となり球団に辞任を申し入れた。梨田監督は「借金20はひどい数字。責任を取る一つのラインだった」と理由を語った。
立花陽三球団社長(47)は、今季の残り試合は平石洋介ヘッド兼打撃コーチ(38)が監督代行として指揮を執ると明らかにした。
梨田監督は就任1年目の2016年は5位に終わったが、昨季は開幕から快進撃を見せて3位でクライマックスシリーズに進出し、ファイナルステージに進出した。3年目の今季は開幕から低迷し、21勝41敗1分けでパ・リーグ最下位に沈み、交流戦でも4勝12敗で最下位と苦しんでいた。《産経新聞》
【安倍晋三首相】拉致問題「金委員長は決断を」
安倍晋三首相は16日午前、読売テレビ番組「ウェークアップ!ぷらす」で、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け、「金正恩(朝鮮労働党)委員長が大きな決断をすることが求められる」と述べた。そのうえで「相互不信という殻を破って一歩踏み出し、解決したい。信頼関係を醸成していきたい」と語り、北朝鮮との交渉に意欲を見せた。
首相は拉致問題は「(北朝鮮が)すべての拉致被害者を帰国させたときに初めて解決する」と強調。金氏との首脳会談に関し「やみくもに行うのではなく、拉致問題の解決に資する会談にしないといけない」と述べた。
首相は北朝鮮が完全な非核化を約束した米朝首脳会談を「非核化に向けて土台を作ることはできた」と評価し、金氏を「大きな決断ができる人物だ」とした。非核化への資金協力に関しては、費用を拠出する国際的枠組みを設ける可能性にも触れ「例えば、北朝鮮の核廃棄へ機構を作って進めることになる」と説明した。
また、河野洋平元衆院議長が拉致問題より国交正常化や戦後賠償を優先すべきととれる発言をしていることに対しては「北朝鮮に大変なサービスをされている。そういう発言は交渉力をそぐ。私たちの大先輩で、大変残念だ」と述べた。
一方、9月の自民党総裁選への出馬を判断する時期について「東京近辺でセミの声がうるさいと感じられる状況になった頃」と説明した。「まだまだやるべきことがたくさんある」とも述べ、連続3選に意欲をにじませた。《産経新聞》