平成10585日目

2017/12/31

この日のできごと(何の日)

【スペースワールド】27年の歴史に幕

北九州市のテーマパーク「スペースワールド」は最終営業日の31日、27年の歴史に幕を下ろすフィナーレのイベントを開催し、園のシンボルであるスペースシャトルの模型近くで盛大に花火を打ち上げ、閉園に彩りを添えた。

日が暮れた午後6時すぎ、人気アトラクションが花火を噴き出しながらスペースシャトルの模型を一周。続いて色とりどりの閃光が夜空を照らした。集まった観客は迫力の演出に歓声を上げ、花火で浮かび上がったシャトルに見入っていた。

園は平成2年、鉄鋼需要の伸び悩みを受け、新日本製鉄(現新日鉄住金)が経営多角化の一環で開業した。宇宙をテーマにした大型アトラクションやショーなどが人気を集め、ピークの9年度は約216万人が来場した。17年から札幌市の「加森観光」が運営を引き継いでいた。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【ボクシング・田口良一選手】2団体統一王者に

プロボクシングのトリプル世界戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、WBA&IBF世界ライトフライ級王座統一戦12回戦はWBA王者・田口良一(31=ワタナベ)がIBF王者ミラン・メリンド(29=フィリピン)を3―0の12回判定で下し、2団体統一王者(WBA王座は7度目の防衛成功)となった。

田口は決定打こそ奪えなかったものの、終盤の10回以降に疲れの見えたメリンドからポイントを奪った。採点は116―112とジャッジ2人が117―111だった。国内では井岡一翔(井岡)、高山勝成に続く史上3人目の2団体統一王者に輝いた。《スポニチ》

【WBO世界フライ級タイトル戦】木村翔選手が初防衛に成功

プロボクシングのトリプル世界戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦は王者・木村翔(29=青木)が元世界王者で挑戦者の同級1位・五十嵐俊幸(33=帝拳)を9回2分34秒にTKOで下し、初防衛に成功した。

木村は序盤からKO狙いとも思える大振りのパンチを繰り出し、攻勢に出た。中盤からはボディーを攻めて五十嵐のスタミナを奪うと、9回に連打を浴びせ試合を決めた。

初防衛戦の木村はアマ経験もなく、国内ではほぼ無名の存在だったが、7月に敵地・上海で五輪2大会連続金メダルの中国のスター、鄒市明(ゾウ・シミン)に11回TKO勝ちして王座を奪取。一気に名を上げた。現在も家賃5万円の5畳ワンルームに住み、週6日午前7時から午後3時まで酒店配送のバイトをする苦労人。一方の五十嵐は04年アテネ五輪代表で元WBC世界フライ級王者。33歳となり進退を懸けて臨んだ試合だった。《スポニチ》

【IBFミニマム級タイトル戦】京口紘人選手が初防衛に成功

ボクシングのIBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者・京口紘人(24=ワタナベ)が同級3位の挑戦者カルロス・ブイトラゴ(26=ニカラグア)に8回2分28秒TKO勝ちして初防衛に成功した。京口は3試合ぶりのKO勝ちでデビューから9連勝(7KO)とした。

京口は序盤から積極的に前へ出て手数を出し、ペースを支配した。中学時代に指導を受けた元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎直伝の強烈な左ボディーが何度もさく裂。ブイトラゴは後退して防戦一方となり、京口は右のオーバーハンドやフックを当ててダメージを与えた。ダウンこそ奪えなかったが、6回以降はほぼ一方的に京口が攻める展開で、8回にレフェリーが試合をストップ。ジャッジの採点は3人とも7回まで京口のフルマークだった。《スポニチ》

【ボクシング・井岡一翔選手】現役引退を表明

日本最速での世界王座獲得など数々の戦績を打ち立てたプロボクシング元世界3階級王者の井岡一翔(28)=井岡ジム=が31日夜、現役引退を表明した。井岡は「ボクシングを始めるきっかけとなった3階級制覇を成し遂げた。未練はない」と引退の理由を語り、「次のステージに進むビジョンはできている」としたが、詳細は明らかにしなかった。

井岡は平成29年4月に世界ボクシング協会(WBA)フライ級で5度目の防衛に成功し、具志堅用高氏が持つ世界戦通算勝利数「14」の日本記録に並んだ。しかし、同11月には所属ジム会長で父の井岡一法氏(50)が井岡不在の記者会見を行い、世界戦への準備不足を理由に王座返上を発表。大みそかになって本人が現役引退を発表する異例の事態となった。



12月31日 その日のできごと(何の日)