平成10566日目

2017/12/12

この日のできごと(何の日)

【今年の漢字】「北」

2017年の世相を表す「今年の漢字」に「北」が決まり、12日、世界遺産・清水寺(京都市東山区)で発表された。

日本漢字能力検定協会が公募し、応募総数15万3594票のうち、「北」は最多の7104票を獲得した。相次いだ北朝鮮の弾道ミサイル発射や九州北部豪雨、北海道日本ハムファイターズへの清宮幸太郎選手(早稲田実高)の入団などが主な理由という。

縦1・5メートル、横1・3メートルの和紙に揮毫きごうした同寺の森清範貫主は「『北』という字は背を向けている2人を表すが、話し合って平和な世の中が築かれるよう願いを込めた」と話した。

2位は衆院選などを受けた「政」(3571票)、3位は不穏な国際情勢などにちなんだ「不」(3323票)だった。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【青森県、新潟県】海岸に5遺体

青森県深浦町と新潟県柏崎市の海岸で12日、合わせて男性5人の遺体が見つかった。いずれも北朝鮮から来たとみられる木造船が発見されており、両県警は乗組員の可能性があるとみて調べている。

青森県では12日午前7時45分ごろ、地元漁協から青森海上保安部に通報があり、3遺体が見つかった。付近には4日、北朝鮮から来たとみられる木造船が漂着していた。

新潟県でも12日午前7時半ごろ、船首にハングルが書かれた木造船が見つかり、船内から一部白骨化した遺体と金正日(キム・ジョンイル)バッジを発見。船から約650メートル離れた海岸でも一部白骨化した遺体が見つかった。木造船は長さ10.7メートルで、周囲には漁業用とみられる網などもあった。《毎日新聞》

【新幹線】初の「重大インシデント」

博多発東京行き新幹線の「のぞみ34号」(N700系、16両)で11日、車輪やモーターがある台車部分から油漏れするトラブルがあり、JR西日本は12日、この台車の鋼製の枠に亀裂が入っていたと発表した。

国の運輸安全委員会は重大な事故につながる恐れがあったとして、新幹線では初めて「重大インシデント」に認定、調査官を派遣して原因調査を始めた。

油漏れは11日午後5時頃、名古屋駅で停車中に13号車の台車から見つかった。列車は原因調査などのため、同駅のホームに停車したままになっている。

車両を所有するJR西によると、モーターの回転を車輪に伝える「継手」と呼ばれる部品が焦げたような色に変色。周りには油が付着し、車輪を支える枠の1か所に亀裂が入っていた。原因は不明。この車両では、10日の目視点検のほか、今年2月に車両を分解して行った検査などでも異常は見つからなかったという。《読売新聞》

【福井県あわら市・橋本達也市長】市長室でキス

福井県あわら市の橋本達也市長(63)は、公務中にキスをするなど同県内女性に対し不適切な行為をしたことについて12日、市役所で記者会見を開き、事実を認めた上で「弁解の余地がないが、市の課題を預かっている最中で放り出せない。進めさせてほしい」と辞職を否定した。

橋本市長によると、2013年、女性と同乗した車内で抱きつくなどしたほか、用事で市長室を訪れた女性に対し複数回、体に触れたりキスしたりした。女性側から抗議を受け、16年1月に詫び状を渡したという。

女性の関係者は「体を触られたりキスされたりは一方的だった」と合意を否定している。《福井新聞》

【福岡県太宰府市】不信任再可決で市長失職

福岡県太宰府市議会は12日、芦刈茂市長(68)の議会解散に伴う市議選後、初めての定例会を開き、芦刈氏に対する2度目の不信任決議を改めて全会一致で可決した。地方自治法の規定により、芦刈氏は同日失職した。来年1月下旬にも市長選が行われ、芦刈氏は出馬する方針。

決議は、再び不信任とした理由を「芦刈氏は大義なき市議選に至らしめた。市長としての資質に欠ける。これ以上、市政を任せては、発展を妨げ市民の負託をないがしろにする」としている。

1期目の途中で失職した芦刈氏は、記者団に「市議選での市民の投票が今日の結果となった。重く受け止めたい」と語った。《共同通信》

【増元信子さん】死去

北朝鮮による拉致被害者の増元るみ子さん(当時24歳)の母、信子さんは12日、鹿児島県姶良市の病院で息を引き取った。「るみ子が戻るまで元気でないと」と帰りを待ち続けていたという。

増元さんの姉の平野フミ子さん(67)によると、信子さんは首相が代わるたびに「今度は助けてくれるかな」と話していたという。「母をるみ子に会わせたいという訴えが届かなかった。この世で会わせることができずに残念だ」と話した。《読売新聞》

【米・サンフランシスコ市】市長が急死

サンフランシスコ市のエドウィン・M・リー市長が12日未明(日本時間同日夜)、市内の病院で亡くなった。65歳。地元メディアが伝えた。心臓発作による急死とされ、12日は市役所で会合に臨む予定だったという。

リー氏は2011年11月に初当選し、2期目だった。中国出身の両親を持つ弁護士で、就任時にはサンフランシスコ初のアジア系市長と話題になった。《産経新聞》



12月12日 その日のできごと(何の日)