平成10490日目

2017/09/27

この日のできごと(何の日)

【希望の党】設立会見

小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」のメンバーは27日午前、東京都内のホテルで設立の記者会見を開いた。小池氏らは「しがらみ政治からの脱却」「寛容な改革保守政党を目指す」を柱とする綱領を発表。「10月10日公示―22日投開票」の日程で実施される衆院選で安倍政権の批判票の受け皿を狙う。小池氏は「日本をリセットするために党を立ち上げる」と強調。「あくまでも都知事としてこの戦いに臨む」と述べ、次期衆院選での国政への転出を否定した。

小池氏は会見で、新党設立の目的について「しがらみのない政治、大胆な改革を築いていく新しい政治のため」と重ねて説明した。《共同通信》

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【自民党、公明党】衆院選へ結束確認

自民、公明両党の幹事長ら幹部は27日午前、東京都内で会談し、小池百合子東京都知事率いる新党「希望の党」の設立に関して「衆院選は大変厳しい戦いになる。甘く見ないで、結束を固めよう」と確認した。

会談には、自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長のほか、それぞれの政調会長、選対委員長らが出席した。

双方は「自公政権の在り方が問われている。今回は政権選択選挙であり、安定の自公両党が選ばれるよう力を合わせよう」との認識で一致。両党で衆院過半数の確保を目指す考えだ。

政権公約について、消費税率10%への引き上げ時に、増収分の使途を変更する方向性を確認した。《共同通信》

【民進党】希望の党へ合流へ

民進党の前原誠司代表は10月の衆院選に関し、党所属の衆院議員らを新党「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)から立候補させる方針を固めた。民進党からの公認候補は認めず、現在の公認は取り消す。前原氏だけは無所属で出馬する意向だ。複数の関係者が27日、明らかにした。実現すれば事実上の合流となりそうだ。ただ、小池氏は公認対象を選別する考え。安倍晋三首相(自民党総裁)は28日、衆院解散に踏み切る。

前原氏は28日の両院議員総会で対応の一任を得たい意向。知名度の高い小池氏の後押しを得ながら小選挙区で政権与党と「1対1」の構図をつくり、政権批判票の分散を防ぐ狙い。《共同通信》

【小泉純一郎元首相】希望の党への参加を否定

小泉純一郎・元首相は27日、小池東京都知事が代表を務める「希望の党」について、「関わらない」と述べ、参加の可能性を否定した。都内で記者団に語った。小池氏が「原発ゼロ」を公約に盛り込む考えを示したことは、「よく掲げた」と評価した。

脱原発が持論の小泉氏は、25日に小池氏と都庁で会談し、原発政策について意見交換していた。《読売新聞》

【浅尾慶一郎氏、松本剛明氏】自民党に入党

自民党と統一会派を組む無所属の浅尾慶一郎衆院議員(神奈川4区)と松本剛明元外相(衆院兵庫11区)は27日、自民党に入党した。

自民党は次期衆院選で、兵庫11区に松本氏を公認候補として擁立する方針。神奈川4区は、山本朋広衆院議員(比例南関東)が支部長を務めており、候補者調整が必要となる。浅尾氏については、神奈川県連の反発を考慮し、「後見役」である二階幹事長の地元の和歌山県連に所属させる。《読売新聞》

【ソフトバンク・松坂大輔投手】来季も現役に意欲

右肩手術からの完全復活を期すソフトバンクの松坂大輔投手が27日、福岡県筑後市のファーム施設で「そう簡単にはいかないと思うけど、まともな形で投げられるように」と話し、来季以降の現役続行へ意欲を語った。

37歳の松坂は今季が3年契約の最終年だが、球団も復活をサポートする方針で、条件面などは今後話し合う予定。

日米通算164勝の松坂は米大リーグから復帰後、2015年8月に右肩を手術した。今季は先発のチャンスがあった4月に肩の不調を訴え、1軍、2軍とも公式戦の登板はない。

現在は肩に負担が掛からない動きを模索しながら、リハビリやトレーニングを続けている。《共同通信》



9月27日 その日のできごと(何の日)