平成10452日目
2017/08/20
この日のできごと(何の日)
【京阪・プレミアムカー】運行開始
京阪電気鉄道では初めてとなる全席指定の有料車両「プレミアムカー」が20日、運行を始めた。大阪―京都間を結ぶ京阪線・鴨東線で、8両編成の特急に1両ずつ連結される。予約制で、距離に応じて400円か500円の追加料金がかかる。
シートは3列計40席あり、リクライニングができるほか、コンセントも備えられている。淀屋橋(大阪市中央区)―出町柳(京都市左京区)駅間で、1日に上下95~113本を運行する。
また、21日にはプレミアムカー以外の7両も全席指定にした「ライナー」も登場。平日朝の枚方市発と樟葉発の淀屋橋行き各1本で、300円の追加料金が必要という。《朝日新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【広島土砂災害】発生から3年
77人が犠牲となった広島土砂災害から3年となった20日、広島県と広島市の合同追悼式が同市安佐北区の区民文化センターで営まれ、遺族ら約600人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。
全員で黙とう後、湯崎英彦知事が「『災害死ゼロ』を目指し、ハード、ソフト両面からの防災・減災対策を全力で推進する」とあいさつ。松井一実市長も「災害を教訓として胸に刻み、地域の安全確保に努めていく」と述べた。その後、参列者は白菊とかすみ草のブーケを祭壇に手向けた。
被災地では、未明から遺族らが住宅跡や慰霊碑に集まり、手を合わせた。同市安佐南区八木では、ボランティア団体が、平和記念公園(広島市中区)でささげられた折り鶴を再生利用して作った約700個の紙灯籠を並べた。《読売新聞》
【この日の安倍総理】
2プラス2、閣僚報告に「日米で連携強化を」
安倍晋三首相は20日、河野太郎外相、小野寺五典防衛相と東京都内の私邸で個別に会い、ワシントンで実施された日米両政府の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)の報告を受けた。首相は「しっかりと日米の連携を強めてほしい」と述べた。小野寺氏が記者団の質問に答えた。
2プラス2では北朝鮮の対応を巡り、非核化と弾道ミサイル開発阻止に向けて圧力を継続することで一致。自衛隊の役割を拡大し、防衛能力を強化する方針を確認した。
2人との面会に先立ち首相は、長谷川栄一首相補佐官らと会い、モスクワで行われた日ロ両政府の外務次官級協議について報告を聞いた。《共同通信》
【台湾・国民党】呉敦義主席が政権の対中政策を批判
台湾の野党・国民党は20日、台中市で党大会を開き、 呉敦義 ・新主席(69)は演説で、民進党の蔡英文政権の対中政策を「行き詰まり状態」と批判した。
呉氏は「台湾独立には断固反対する。両岸(中台)の平和的な未来図を検討する」と強調した。一方、大会で採択された政策綱領には、統一などもしない現状の維持を明記。中台関係の「現状維持」が主流の民意に配慮し、党勢回復に向け、統一に前のめりだった 洪秀柱 ・前主席(69)の親中路線を修正した。
呉氏は2020年の総統選の前哨戦となる来年の統一地方選での勝利を目指し、若者層への働きかけを強めるなどの方策も掲げ、政権奪還への決意を示した。《読売新聞》
【香港】雨傘主導者の実刑判決抗議、5万人がデモ
香港民主派は20日、2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」の主導者、黄之鋒氏(20)ら3人を実刑判決とした17日の高等法院(高裁)判決などを受け、香港島中心部で大規模な抗議デモを行った。主催者側によると、約5万人が参加。市民らは「政治犯を釈放しろ」と叫びながら、終審法院(最高裁)まで行進した。
民主派は、中国の圧力を背景にした「司法による政治弾圧」と判決を批判。3人は1997年の香港返還後「初めての政治犯」との指摘も出ている。《共同通信》
【松山千春さん】遅延の機内で熱唱
歌手・松山千春(61)が20日、搭乗した飛行機の出発が1時間以上も遅れていた間に、機内で自身の代表曲「大空と大地の中で」を熱唱する大サービスを行っていたことが21日、全日空への取材で分かった。遅延でイライラムードが漂う機内を和ませるため、自ら客室乗務員に申し出たもので、機長も特例で許可。サプライズ歌唱に、乗客は大歓声と拍手で喜んだという。
全日空の広報担当者によると、松山が歌唱したのは今月20日。北海道・新千歳空港を午前11時55分発予定だった、大阪・伊丹空港行きのANA1142便。帰省ラッシュで保安検査場が混雑した影響で、午後1時3分に出発がずれ込んでいた。
出発時刻が1時間近く遅れた午後0時50分ごろ、機内のイライラムードが頂点となるのを感じたのか、松山から客室乗務員に「機内が和むように、歌いますよ」との申し出があったという。機内の保安上、通常は搭乗客の勝手な行動は許されないが、今回は客室乗務員がこの申し出を機長に報告。機長が特別に許可したことから実現した。
普段は乗務員がアナウンスに使用する電話の受話器型マイクを使い、松山はまず「松山千春です」などと自己紹介。自身の代表曲で北海道に縁のある楽曲「大空と大地の中で」を熱唱した。
松山は歌だけでなく即興トークも展開。全日空に代わって遅延を謝罪し、出発を待つ乗客に「お疲れさまです」とねぎらいの言葉をかけ、「地上係員も頑張っています。もう少し辛抱しましょう」と呼びかけた。
これで機内のムードは一変。広報によれば、過去に例がない特例で、「お客さまも拍手で喜んでいただき、機内がすごく和みました」という。
今回の歌唱について松山の関係者は「歌ったのは事実ですが、特にコメントすることはない」と多くを語ることはなかった。一方、ANA広報は「遅延したことはお客さまにはおわび申し上げます。松山様には感謝申し上げます」とコメント。歌唱時は、機長に代わり客室乗務員の代表が松山に感謝したという。《デイリースポーツ》