平成10375日目
2017/06/04
この日のできごと(何の日)
【卓球・世界選手権】
卓球の世界選手権第7日は4日、ドイツのデュッセルドルフで行われ、男子ダブルスは決勝で大島祐哉、森薗政崇組は樊振東、許キン組(中国)に1―4で敗れた。金メダル獲得はならなかったが、1969年ミュンヘン大会の長谷川信彦、田阪登紀夫組以来、48年ぶりの銀メダルを獲得した。日本勢はこの種目で3大会連続のメダルとなった。
男子シングルス4回戦で丹羽孝希が世界ランキング5位のドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に4―3で競り勝ち、準々決勝進出。女子シングルス決勝は丁寧が朱雨玲との中国勢対決を4―2で制し、2大会連続3度目の優勝。《共同通信》
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【プロ野球・巨人】11年ぶりの10連敗
巨人1―3オリックス◇4日◇東京ドーム
巨人が4日の交流戦でオリックスに1―3で敗れ、2006年以来11年ぶりの10連敗を喫した。75年の11連敗、06年の10連敗に次ぐチーム3度目の2桁連敗。球団唯一の最下位となった1975年のワースト記録11連敗まであと1となってしまった。
連敗阻止を託された先発の宮国だったが、初回に先頭打者の駿太にソロアーチを許してしまう。打線がすぐさま追いついたが、3回には安達と中島の適時打で2点を失った。宮国は7回8安打3失点でマウンドを降りた。
打線は1点ビハインドの初回に先頭打者の坂本が左安打で出塁し、橋本の犠打で二進。マギーの適時二塁打で同点としたが、その後はオリックスのドラフト1位で先発・山岡を打ち崩せず、8回までわずか4安打。投手が交代した9回も無安打に終わった。《スポニチ》
【自民党・古屋圭司選対委員長】金正恩氏「デブでどうしようもない」
自民党の古屋圭司選対委員長は4日、岐阜県瑞浪市で街頭演説し、北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射に触れた上で、金正恩朝鮮労働党委員長について「デブでどうしようもない人」と語った。
同時に「みんな首根っこかかれたり、ミンチになっちゃったりする。そういう国だが、それでもやっているのだから、ただ者ではない」と述べた。同国の政権幹部の粛清を念頭にした発言とみられる。《共同通信》
【民進党】前文科次官の喚問を
民進党の大串博志政調会長は4日のNHK番組で、安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の問題を巡り、前川喜平前文部科学事務次官らの証人喚問が必要だと訴えた。与党は同じ番組で「あえて国会で話をうかがう内容はない。新しい材料は何も出てこない」(上田勇公明党政調会長代理)と拒否した。
大串氏は、愛媛県の国家戦略特区を活用して獣医学部を新設するとした学園の計画を踏まえ「国民は行政がゆがめられたのではないかと疑念を持っている」と指摘。自民党の小野寺五典政調会長代理は「四国に獣医学部はなく、結論は不自然ではない」と述べた。《共同通信》
【民進党・野田佳彦幹事長】「共謀罪廃案を」
民進党の野田佳彦幹事長は4日、秋田県大館市で講演し、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の成立阻止を目指す考えを重ねて強調した。「内心の自由がチェックされ、拡大解釈されて逮捕される乱暴なことになりかねない法案だ。廃案に追い込みたい」と述べた。
同市が含まれる衆院秋田2区選出の金田勝年法相が答弁で窮する場面が多いことを踏まえ「説明すればするほど論点が増えていく。何のために法相として国会にいるのかみんな疑問に思っている」とも指摘した。《共同通信》
【稲田朋美防衛相】マレーシア・ヒシャムディン国防相と会談
稲田朋美防衛相は4日(日本時間同)、訪問先のシンガポールでマレーシアのヒシャムディン国防相と会談した。中国が軍事拠点化を進める南シナ海情勢を踏まえ、海洋安全保障分野などでの連携強化で一致した。
稲田氏は、自衛隊の防衛装備品の譲渡などによるマレーシア軍への能力構築支援を強化する考えを伝達し、防衛装備品の技術協力も申し出た。ヒシャムディン氏は歓迎する意向を示した。
引き続き、稲田氏はニュージーランドのミッチェル国防相とも会談し、両国間で検討段階にある物品役務相互提供協定(ACSA)の締結に向けた協議の加速化を確認した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
ロシアバレエ観劇
安倍晋三首相は4日夜、東京都内でロシアのボリショイ劇場バレエ団による公演「ジゼル」を楽しんだ。ロシア政府主催の文化交流イベント「ロシアの季節」の一環で、観劇に先立つ開会式で「日本との文化交流を進めていこうというプーチン大統領の意欲を歓迎したい。日ロの文化、人との交流を大切にしたい」とあいさつした。
開会式に合わせ来日したロシアのゴロデツ副首相は「日本は環太平洋の重要なパートナー国の一つだ」と強調した。「ロシアの季節」は今年から始まり、ロシアが日本を初開催国に選んだ。首相は4月、プーチン氏とモスクワで会談し、開会式に出席することを伝えた。《共同通信》
テロを受けメイ氏にメッセージ
安倍晋三首相は4日、英国ロンドン中心部でのテロを受け、メイ英首相に宛てて「犠牲となった方々に心から哀悼の意を表する」とのメッセージを送った。同時に「英国国民に対し、心からの連帯を表明する。日本は、引き続き英国をはじめとする国際社会と手を携えて、テロと闘う決意だ」と強調した。
岸田文雄外相は視察先の金沢市で記者団に「卑劣なテロは断じて容認できない。断固非難する」と述べた。在英日本大使館に現地対策本部を設置し、情報収集や邦人の安全確保に当たっていると明らかにした。《共同通信》
【北アルプス小型機墜落事故】4人全員の死亡確認
富山県立山町の北アルプス・立山連峰で男性4人が乗った小型飛行機が墜落した事故で、富山県警は4日、富山市の富山大付属病院に搬送した4人全員の死亡が確認されたと発表した。
県警は同日早朝、ヘリによる捜索で同町の獅子岳(2714メートル)南東斜面で墜落した機体を発見。県警山岳警備隊員らが機内から男性4人を救出し、ヘリで病院に搬送した。《毎日新聞》
【中国】共産党大会控え抑圧強化
中国で民主化を求める学生らを当局が武力弾圧した1989年の天安門事件から4日で28年を迎えた。最高指導部メンバーが大幅に入れ替わる共産党大会を秋に控え、習近平指導部は各地で警備を強化。「社会の安定」維持を優先し、事件の真相究明を求める動きを徹底的に抑え込んでいる。
「節目の年ではないが、党大会があり当局は警備や(民主派の)監視を強めている」と市民活動家、胡佳氏。公安当局者から4日の前後数日間は居住地の北京を離れるよう事前に命じられたという。《共同通信》
【香港】天安門事件の追悼集会
中国当局が学生らの民主化運動を武力弾圧した天安門事件から28年となったのに合わせ、香港中心部のビクトリア公園で4日夜、毎年恒例の追悼集会が開かれ、参加者らはろうそくを手に犠牲者を悼んだ。
各大学の学生会は、昨年に続き集会への不参加を表明、独自に討論会を開催するなどした。2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」が成果なく幕引きとなって以降、香港の若者の間では、中国の民主化より香港の民主化を優先すべきだとの意識が高まっている。《共同通信》
【英・メイ首相】「野蛮な攻撃」とテロ非難
メイ英首相は4日、ロンドン中心部でのテロを受けて声明を発表し「野蛮な攻撃」と犯行を非難、国民に向け「国全体が一つにならなければならない」と結束を呼び掛けた。過激主義の拡散防止のため国際社会が協力してサイバー空間の規制などに取り組む必要があると強調した。
メイ氏は負傷者の多くが生死に関わる深刻な状態にあると説明した。テロがテロを育て、実行犯らが互いの手口をまねるという新たな脅威に直面していると分析。「もうたくさんだ」と述べ、テロ対策強化の必要性を訴えた。《共同通信》
【独・メルケル首相】「英国と結束してテロと戦う」
ドイツのメルケル首相は4日、ロンドン中心部でのテロを受け「われわれは悲しみや衝撃だけでなく、強い決意も共有している。ドイツは英国と結束してテロと戦う」との声明を発表した。
ガブリエル外相は「またもや英国がテロの標的になり、楽しい夜を過ごしていた人々が狙われた」と、犠牲者に哀悼の意を表した。《共同通信》
【アリアナ・グランデさん】英マンチェスターで慈善公演
英中部マンチェスターのコンサート会場で5月22日に起きたテロを巡り、当時公演をしていた米人気歌手アリアナ・グランデさんが4日、マンチェスターで慈善公演を開いた。グランデさんは目に涙を浮かべながら、約5万人の観客に何度も感謝の言葉を述べ、ヒット曲などを熱唱。前日にロンドンでテロが起きたこともあり、厳重な警備態勢が敷かれた。
グランデさんはテロで犠牲になった女性の母親と面会したエピソードを紹介。泣き始めたグランデさんに、母親から「娘はあなたに泣いてほしくないと思っているはず」と伝えられたことを明かした。《共同通信》