平成10364日目

2017/05/24

この日のできごと(何の日)

【台湾】同性婚禁止は「違憲」

台湾の憲法裁判所に相当する司法院大法官会議は24日、同性婚を認めない現行の民法の規定は違憲だとする憲法解釈を公表、2年以内の法改正を命じた。実現すればアジア初の同性婚容認となる。蔡英文政権は同性婚の法制化を目指しており、憲法解釈はこれを後押しする形となった。

大法官解釈は、現行民法は「婚姻の自由と人民の平等を定めた憲法に違反する」と指摘。同性婚を認めても「異性婚が築いた社会秩序は変化しない」とした。さらに、法改正が2年以内に終わらない場合、証人がいれば婚姻の登記ができるともした。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【米・トランプ大統領】ローマ法王と会談

初外遊中のトランプ米大統領は24日、ローマ法王フランシスコとバチカンで初めて会談した。トランプ氏と法王の間では移民や環境政策などをめぐって軋轢が生じていたが、会談が双方の関係改善につながるか注目される。

会談は同日朝、バチカン内の宮殿で約30分間行われた。AP通信によると、トランプ氏は冒頭に法王と握手を交わした上、「大変光栄です」と挨拶。会談後の別れ際には「ありがとう。あなたが話してくれたことを忘れない」と伝えた。

贈り物の交換では、法王が環境保護の重要性などを訴えた自身の文書や平和の象徴のオリーブをあしらったメダルを贈呈。「平和のために仕える」とトランプ氏は応えた。一方、トランプ氏は公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の著作を送った。

法王はかつて、トランプ氏の移民政策を批判したことがあった。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」離脱も検討するトランプ氏に対し、法王は環境対策を重視している。

ただ、法王はトランプ氏の訪問前、「相手の話を聞かずに判断はしない」と語り、対話を重視する考えも示していた。《産経新聞》

【愛媛県・中村時広知事】加計学園問題「内閣府から助言」

愛媛県の中村時広知事は24日、定例の記者会見で、安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人加計学園(岡山市)が同県今治市に獣医学部を新設する計画を巡り、県は内閣府から「構造改革特区と国家戦略特区の窓口が一体化するので、そこに申請をしたらどうかと言われ、助言と受け止めた」と説明した。

知事は4月の記者会見で内閣府から助言を受けたと発言。23日に内閣府の藤原豊審議官は参院農林水産委員会で「そういった事実はない」と否定していた。

愛媛県と今治市は過去に計15回、構造改革特区で獣医学部新設の申請をしてきたが認められなかった。助言を受け一体化した窓口に申請したところ、国家戦略特区として認められたという。《共同通信》

【連続企業爆破事件】死刑囚が病死

昭和49年から50年にかけて「東アジア反日武装戦線」を名乗って東京・丸の内の三菱重工ビルを爆破するなどした「連続企業爆破事件」で、殺人罪などで死刑が確定した大道寺将司死刑囚(68)が24日午前11時39分、収容先の東京拘置所で多発性骨髄腫のため死亡した。法務省が発表した。

東京拘置所によると、平成22年に多発性骨髄腫と診断され、抗がん剤治療を受けていたという。

確定判決によると、大道寺死刑囚は益永(ますなが)利明死刑囚(68)らと共謀、昭和49年8月30日に三菱重工ビルを爆破し、死者8人を出すなどした。

東アジア反日武装戦線の「狼」「大地の牙」「さそり」の3つのグループが犯行声明を出し、警視庁は9カ月に及ぶ内偵捜査の末、50年5月、大道寺死刑囚らメンバーを一斉逮捕。大道寺死刑囚は昭和62年、最高裁で死刑が確定した。《産経新聞》



5月24日 その日のできごと(何の日)