平成10354日目

2017/05/14

この日のできごと(何の日)

【エマニュエル・マクロン氏】仏新大統領に就任

フランスのエマニュエル・マクロン前経済相(39)が14日、新大統領に就任した。同国史上最年少の大統領。「政治刷新」を掲げて当選した親欧州連合(EU)のマクロン氏は就任演説で「世界は相互依存関係にある隣人同士だ」として改めてEUの再構築や国際協調、国民の結集を訴え、未来への希望を強調した。

大統領選は左派の社会党と中道・右派の共和党の二大政党に対する支持率が低迷し、異例の大混戦となった。マクロン氏は「左右対立の克服」を目指す超党派の市民運動「前進」を率いて戦い、決選投票で極右、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首(48)に大勝した。《共同通信》

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【ゴルフ・松山英樹選手】世界ランキング3位に

男子ゴルフの14日付最新世界ランキングが発表され、前週4位の松山英樹が日本勢の史上最高を更新する3位に浮上した。1987年に中嶋常幸がマークした4位に、今年2月末から並んでいた。

5月14日終了の米ツアー、プレーヤーズ選手権で22位だった25歳の松山は、60位に終わったジェーソン・デー(オーストラリア)と入れ替わってランクを上げた。

1位ダスティン・ジョンソン(米国)、2位ロリー・マキロイ(英国)は変わらなかった。池田勇太は50位、谷原秀人は56位に後退。日本プロ選手権日清カップを制した宮里優作が141位から104位に上がった。《共同通信》

【岐阜・美濃加茂市長選】藤井浩人氏が3選

任期満了に伴う岐阜県美濃加茂市長選は14日告示され、汚職事件で逆転有罪判決を受け上告中の現職藤井浩人氏(32)=無所属=以外に届け出がなく、無投票で藤井氏の3選が決まった。藤井氏は、在任中に有罪判決が確定すれば失職する。

当選を決めた藤井氏は支持者を前に「事件は一切、事実無根」と自身の潔白を改めて強調。「後ろめたさはないので全力で市長職にまい進していく」と訴え、新庁舎建設に取り組む考えを示した。

市長選について自民党は「勝てないのに出すのは得策ではない」としたほか、民進党も「人材がいない」と静観。共産党は適任者が見つからず擁立を断念した。《共同通信》

【民進党】2トップ被災地入り

民進党の蓮舫代表と野田佳彦幹事長は14日、熊本、福島両県の被災地をそれぞれ訪れ、復興の現状を視察した。東日本大震災の被害を巡る問題発言で今村雅弘氏が復興相を辞任したことを踏まえ、復興重視の姿勢をアピールした形だ。

蓮舫氏は、昨年4月の熊本地震による土砂崩れで崩落した南阿蘇村の阿蘇大橋の現場を訪問。仮設住宅の住民との意見交換後、記者団に「生活をどのように戻していくのか。与野党の立場に関係なく、できることをやっていく」と強調した。

野田氏は福島市で、東京電力福島第1原発事故からの復興状況を県担当者から聴取した。《共同通信》

【吉野正芳復興相】福島県訪問

吉野正芳復興相は14日、東日本大震災で被災した福島県の各地を訪れ、東京電力福島第1原発事故の避難者帰還を後押しするため商業施設や病院などの再開・新設を支援する考えを示した。田村市で記者団に「商店や医療施設など最低限の環境がないと(住民は)暮らしていけない。生活環境の整備に力を入れていきたい」と述べた。

田村市では帰還者向け公営住宅を視察し、2014年4月に避難指示が解除された同市都路地区でも約2割の住民が戻っていないことなどの説明を受けた。

吉野氏は、今年3月末に大部分の避難指示が解除された飯舘村や、津波で大きな被害が出た新地町なども訪問し意見交換した。《共同通信》

【北朝鮮】弾道ミサイルを発射

北朝鮮は日本時間の14日午前5時28分ごろ、北西部亀城付近から東北東方向に弾道ミサイル1発を発射した。日本政府によると、約30分で約800キロ飛行し、日本海に落下した。到達高度は2千キロ超で過去最高とみられる。稲田朋美防衛相は「新型だった可能性がある」と述べた。通常より高い高度の「ロフテッド軌道」を使って飛行距離を抑えた可能性が高く、実際の射程は4千キロを超える恐れがある。

韓国では10日、南北関係改善に意欲を示す文在寅大統領による革新政権が発足したばかり。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は核・ミサイル開発を継続する姿勢を鮮明にした。《共同通信》

政府は14日、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、日本国内への影響の有無やミサイルの種類、飛距離などの情報収集を急いだ。安倍晋三首相は国家安全保障会議(NSC)関係閣僚会合で、国際社会と連携して強く自制を求め、毅然として対応するよう指示した。菅義偉官房長官は臨時記者会見で、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議し、強く非難したと明らかにした。

首相は官邸で記者団に、ミサイル発射の強行は容認できないと強調した上で「さらなる挑発も考えられ、米国や韓国とも連携しながら高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期していく」と表明した。《共同通信》

与野党から14日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を批判する声が相次いだ。自民党の二階俊博幹事長は訪問先の北京で記者団に「北東アジア地域と国際社会の安全保障に対する明らかな挑発行為だ」と非難した。

中国が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」をテーマにした初の国際会議の当日に発射されたことに懸念を表明。「日本は中国と緊密に連携しながら、北朝鮮に挑発行動の自制を強く求める」と述べた。

自民党は北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部の会合を党本部で開き、政府側から新型ミサイルの可能性があると説明を受けた。《共同通信》

【ロシア・プーチン大統領】北京でピアノ演奏

ロシアのプーチン大統領は14日、中国の習近平国家主席との会談を待つ間、北京の釣魚台迎賓館に置かれていたピアノを同行記者の前で弾いて見せた。演奏したのは、ソ連時代の流行歌「モスクワの窓々」など2曲。ペスコフ大統領報道官は、会談のために用意された文書に目を通す合間に演奏したと説明した。タス通信などが伝えた。

プーチン氏は2014年にモスクワの大学生を前に弾くなど、以前にもピアノ演奏を披露したことがある。《共同通信》

【中国、ロシア】朝鮮半島の緊張に懸念

中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は14日、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」をテーマにした国際会議に合わせ、北京で会談した。北朝鮮が新たに弾道ミサイルを発射した後で、ロシアのペスコフ大統領報道官によると、両首脳は朝鮮半島情勢を詳細に協議し、緊張の高まりに懸念を表明した。

シリア攻撃に踏み切り、朝鮮半島の周辺海域に原子力空母を派遣して軍事力行使も辞さないと公言する米国のトランプ政権をけん制した形。

ロシア大統領府によると習氏は、中ロはシリア情勢や朝鮮半島の核問題の解決に向け努力し、地域を安定化させる役割を担っていると述べた。《共同通信》



5月14日 その日のできごと(何の日)