平成10353日目
2017/05/13
この日のできごと(何の日)
【民進党・野田佳彦幹事長】安倍首相を批判
民進党の野田佳彦幹事長は13日、東京都内で街頭演説し、安倍晋三首相が2020年の東京五輪・パラリンピックに絡めて憲法改正や「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正を主張していることを批判した。「20年という言葉をあまりに安易に使い過ぎだ。国民をだましている」と述べた。
首相が20年の改正憲法施行を掲げたことに「改憲と五輪は全く関係がない。行政の長がトップダウンでスケジュールを決める問題ではない。お門違いだ」と反発。五輪に向けたテロ対策を理由に挙げる「共謀罪」法案に関し「テロ対策とは全く無関係で、内心の自由を脅かす法律だ」と指摘した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【WBAスーパーフライ級タイトル戦】村中優選手、戴冠ならず
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦が13日、英国のバーミンガムで行われ、挑戦者の村中優(フラッシュ赤羽)は王者カリド・ヤファイ(英国)に0―3の判定で敗れて世界初挑戦での奪取はならなかった。ヤファイは初防衛に成功した。
31歳の村中は2回にダウンを奪われた。その後は積極的に前に出る場面もあったが、王者の多彩な動きに対抗できず、判定で大差をつけられた。村中は29戦25勝(8KO)3敗1分け、ヤファイは22戦全勝(14KO)。《共同通信》
【日本ハム・レアード内野手】4打数連続本塁打
日本ハムのブランドン・レアード内野手(29)が13日、東京ドームで行われたロッテ8回戦で三回までに2打数で2本塁打をマークし、12日の2打席目から2四球を挟んで4打数連続本塁打としてプロ野球記録に並んだ。2015年の山田(ヤクルト)以来で20人目(通算21度目)。パ・リーグでは1997年のウィルソン(日本ハム)以来。
レアードは12日の三回に右中間2ラン、五回に左中間2ランを放つと、五回と八回の打席はともに四球を選んだ。13日は二回に左中間へ今季10号ソロ、三回には左翼ポール際へ2ランを放った。5打数連続の新記録が懸かった五回の打席は遊ゴロ併殺打だった。《共同通信》
【自民党・二階俊博幹事長】中国国家観光局・李金早局長と会談
自民党の二階俊博幹事長は13日、訪問先の北京で中国国家観光局の李金早局長と会談し、両国間の観光交流の促進で一致した。二階氏は中国要人や日本政府、与党関係者による相互訪問の重要性にも改めて言及した。
二階氏は「日中関係は波の荒い日もあれば、穏やかな日もあるが、友好を大事にする気持ちを互いに持っていれば大丈夫だ」と強調。李氏は「観光は最も活発な交流分野だ」と応じた。
二階氏は、中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」をテーマに14、15両日に開かれる国際会議に出席する。《共同通信》
【吉野正芳復興相】岩手の水産業支援に意欲
吉野正芳復興相は13日、東日本大震災で打撃を受けた岩手県の水産業について、販路開拓や拡大の支援強化に意欲を示した。同県沿岸部を視察後、普代村内で記者団に「売り上げが伸び悩んでいる。一生懸命取り組む」と語った。
これに先立ち、宮古市内で開かれた復興支援イベントのトークセッションで「岩手県は水産業や水産加工業が命だ」と強調。震災から6年を経て加工場などの復旧が進む一方、震災で納入先を失ったまま取引が回復しないことが響いていると指摘した。イベントは日本青年会議所が開催。山本正徳宮古市長らが出席した。《共同通信》
【東京都議選】自民都連が総決起大会
東京都議選(7月2日投開票)に向け、自民党都連は13日、党本部で総決起大会を開いた。党総裁の安倍晋三首相はビデオメッセージを寄せ、小池百合子知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」を念頭に「急に誕生した政党に都政を支える力はない。結果を出すことができるのは、経験と実行力のある自民党議員だ」と激励した。
大会には約900人が集まり、都連の下村博文会長は「党を挙げ、国政選挙以上の対応を取っている。都議会を盛り上げなければ東京は良くならず、その真ん中にある自民党が勝たなければならない」と訴えた。
自民党都連は全42選挙区で、計60人の公認候補を擁立する。《共同通信》
【関電・高浜原発3号機】核燃料装荷開始
関西電力は13日、6月上旬の原子炉起動を目指す高浜原発3号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)=福井県高浜町=に燃料を装荷する作業を始めた。プルトニウム・ウラン混合化合物(MOX)燃料24体を含む計157体を入れる。作業が順調に進めば、16日に燃料装荷を終える見込み。
3号機に燃料を装荷するのは、2016年9月に燃料を取り出して以来、約8カ月ぶり。13日はMOX燃料1体を含む12体(午後4時現在)を装荷した。原子力規制庁の検査官や県原子力安全対策課の担当者が立ち合う中、協力会社の作業員らが正午から作業を開始。使用済み燃料プールからクレーンで燃料を1体ずつつり上げて、コンテナに挿入し原子炉に入れていった。
高浜3号機は新規制基準施行後、九州電力川内1、2号機に次ぐ全国3基目として、2016年1月29日に再稼働。同年2月1日に発電・送電を開始したが、大津地裁の運転差し止め決定により同年3月10日、運転中の原発としては全国で初めて司法判断で停止した。《福井新聞》