2017 平成29年3月3日(金)　ニンテンドースイッチ発売

平成10282日目

2017/03/03

この日のできごと(何の日)

【ニンテンドースイッチ】発売

任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が3日、発売された。テレビとつないで遊ぶ据え置き型でありながら、本体に液晶画面が付いており、外に持ち出して遊ぶこともできる。斬新なデザインが話題を呼び、予約販売分は売り切れが続出しており、ゲームファンは盛り上がりを見せている。

任天堂のゲーム機としては、2012年12月に国内発売し、販売不振が業績低迷を招いた「Wii U(ウィー・ユー)」以来、約4年ぶりの本格的な新型機となる。業績回復には、スイッチの順調な滑り出しが欠かせないだけに、その販売動向に注目が集まる。価格は税別で2万9980円。《共同通信》

【ノルディックスキー世界選手権】渡部兄弟が銅メダル獲得

ノルディックスキーの世界選手権第9日は3日、フィンランドのラハティで行われ、2人一組で競う複合団体スプリントで渡部暁斗、渡部善斗(ともに北野建設)の兄弟で臨んだ日本が3位となり、銅メダルを獲得した。渡部暁は個人ラージヒルの銀に続いて今大会2個目、渡部善は五輪、世界選手権を通じて初のメダル。

複合の日本勢が兄弟で世界選手権の表彰台に立つのは1995年の団体で金メダルに輝いた双子の荻原健司、次晴以来。ドイツが飛躍の2位から逆転して優勝、ヨハネス・ルゼックは今大会の複合4種目全てで金メダルを手にした。《共同通信》

【第40回日本アカデミー賞】 「シン・ゴジラ」が7冠

第40回日本アカデミー賞の授賞式が3日、東京都港区のホテルで開かれ、庵野秀明総監督、樋口真嗣監督の映画「シン・ゴジラ」が作品賞や監督賞など最多7部門で最優秀賞を受賞した。 「シン・ゴジラ」は、日本版ゴジラとしては12年ぶり29作目。現代に初めてゴジラが現れたという設定で、日本政府を中心とする人間ドラマや戦闘などを描いた。

主演女優賞は「湯を沸かすほどの熱い愛」で余命宣告を受けた母親を演じた宮沢りえさんが、助演女優賞は宮沢さんの娘役の杉咲花さんが受賞。主演男優賞は「64 ロクヨン 前編」の佐藤浩市さんに、助演男優賞は「怒り」の妻夫木聡さんに贈られた。《共同通信》

【石原慎太郎氏】豊洲移転問題で釈明

元東京都知事の石原慎太郎氏は3日、豊洲市場(江東区)への移転問題に関して初めて都内で記者会見を開き、「豊洲移転は既定路線だった。最高責任者として裁可した責任はあるが、私一人というよりも行政全体の責任だ」と述べた。

用地買収交渉などの詳しい報告も受けていないと従来の主張を繰り返し、「今の混迷の責任は小池百合子都知事にある。科学者が豊洲市場は安全だと保証しているのに使わず、無駄な金を積み重ねているのは不作為の責任。速やかに移転すべきだ」と批判した。

石原氏は、知事就任前から都庁内は老朽化した築地市場の移転先は「豊洲以外ない」との考えで一貫していたと説明した。《共同通信》

【文部科学省】大学、財団への再就職自粛

松野博一文部科学相は3日の衆院文部科学委員会で、天下り問題を踏まえ、退職者が許認可や補助金の支出対象の大学や財団に再就職することを当面自粛すると明らかにした。松野氏は「自らの襟を正す意味を込め、疑惑が払拭できるまで自粛する」と述べた。自民党の亀岡偉民氏の質問に答えた。

省職員ら約3千人とOBを対象として、近く再就職の自粛を要請する。

現行の再就職規制では、利害関係のある企業や大学に文科省職員が在職中に求職活動をすることを禁じているが、再就職は認めている。《共同通信》

【民進党】森友理事長の国会招致要求

民進党の榛葉賀津也参院国対委員長は3日、自民党の松山政司参院国対委員長と国会内で会談し、大阪市の学校法人「森友学園」の国有地取得問題を巡り、籠池泰典理事長と、国有地払い下げの交渉時に理財局長だった迫田英典国税庁長官ら関係者の参考人招致を要求した。国会法に基づき、参院として会計検査院に対し、検査と結果報告を求めることも提案した。

松山氏は「籠池氏は民間人なので国会への招致を強制できない」などと答えたものの、いずれも持ち帰った。同日午後に再会談する予定。《共同通信》

【石井啓一国土交通相】森友学園用地、買い戻し可能

石井啓一国土交通相は3日の記者会見で、大阪市の学校法人「森友学園」の国有地取得問題を巡り、大阪府が小学校の設置を認可しなかった場合、国が国有地の買い戻しができることを明らかにした。

国と森友学園との契約では、国有地は小学校開設のために使用すると規定している。石井氏は「買い戻しをするかどうかはまだ決めていない」と指摘した上で、買い戻す場合は学園側が土地を原状回復し返還することになっていると話した。この土地は国交省大阪航空局が保有していた。

3日の衆院国土交通委員会では、森友学園の国有地取得に関する質疑が行われた。《共同通信》

【中国・程永華駐日大使】日米同盟の強化批判

中国の程永華駐日大使は3日、北京市内で記者団に対し、日米両政府が最近「同盟強化」を強調していることについて「わざと中国を敵にして、日米が一緒になって中国をやっつけようという口ぶりだ」と述べ、批判した。

同時に「明らかな冷戦思考であり、日中関係を改善させるという約束に反する」と主張。最近の日中関係に関し「1月からの日本側の動きには、正直に言って不満を持っている」と強調した。《共同通信》

【中国】台湾の蔡政権をけん制

中国の国政助言機関、人民政治協商会議(政協)第12期全国委員会第5回会議が3日、北京の人民大会堂で開幕した。共産党序列4位の兪正声主席は活動報告で「台湾独立に向けたいかなる行動にも断固反対する」と述べ、独立志向の民主進歩党の蔡英文政権をけん制した。

26日に行政長官選挙を控える香港について「一国二制度を貫き、法に基づく香港政府の施政を支持する」と強調。今年後半に人事を伴う共産党大会が開かれるのを踏まえ「社会の安定を促し、優秀な成績で党大会の勝利を収めなければならない」と述べた。

会議には習近平国家主席や李克強首相ら最高指導部が出席した。《共同通信》

【中国】韓国旅行中止を呼び掛け

中国の国家観光局は3日、韓国への旅行について「リスクをよく認識し目的地を慎重に選ぶように」と呼び掛ける通知を出し、国民に事実上旅行中止を求めた。中国の旅行業者は3日、韓国旅行ツアーの取引を中止した。

中国では既に韓流ドラマの放送制限などの動きがあり、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備に対する報復との受け止めが韓国で広がっていた。聯合ニュースによると、韓国の尹炳世外相は3日「国際規範に反する点がないか見て必要な措置を検討する」と対立姿勢を鮮明にした。《共同通信》

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