平成10259日目
2017/02/08
この日のできごと(何の日)
【野党】金田法相の辞任を要求
民進、共産、自由、社民の野党4党は8日の国対委員長会談で、金田勝年法相に辞任を要求する方針で一致した。「共謀罪」の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を巡る対応が「閣僚の資質に欠ける」と判断した。安倍政権は続投させる構え。4野党は、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報が現地情勢を「戦闘」と表現したことで稲田朋美防衛相を追及する方針も確認した。
会談後、民進党の山井和則国対委員長は、自民党の竹下亘国対委員長に電話し、金田氏の辞任を求めた。《共同通信》
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【稲田朋美防衛相】南スーダン日報「隠蔽ではない」
稲田朋美防衛相は8日午前の衆院予算委員会で、廃棄したと説明していた南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報が保管されていた問題に関し「十分な対応でなかった。文書管理規則にのっとり管理、廃棄していたが隠蔽との指摘は当たらない」と述べた。
日報で現地情勢を「戦闘」と表現していることについて「一般的用語として使われている。人を殺傷し、物を破壊する行為である武力衝突があったが、法的な意味での戦闘行為ではない」と繰り返した。《共同通信》
【武藤まき子さん】偲ぶ会
昨年12月5日に虚血性心不全で死去したフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜前8・0)の人気リポーター、武藤まき子さん(享年71)の偲ぶ会が8日、ヒルトン東京お台場で開かれた。
祭壇に飾られた柔和な笑顔の武藤さんの遺影に1分間、黙祷がささげられ、女優の富司純子(71)ら約400人の参列者が白いカーネーションを献花した。同じく参列した同番組の小倉智昭キャスター(69)は「優しく、思いやりがあるおまきさんが先に逝かれてしまうなんて、いまだに本当に信じられない」とのコメントを寄せた。《サンケイスポーツ》
【三鷹ストーカー殺人事件】懲役22年が確定
東京都三鷹市で2013年、元交際相手の女子高校生(当時18歳)を殺害したとして殺人罪などに問われ、差し戻し審の東京高裁が懲役22年とした無職、A被告(24)について、検察、被告側はともに上告せず、8日に判決が確定した。
A被告が女子高生の画像をインターネットに投稿して拡散させたことから、事件は「リベンジポルノ」の問題が顕在化するきっかけになった。
差し戻し前の1審は懲役22年(求刑・無期懲役)とした。これに対して2審が「起訴されていない画像投稿行為を実質的に処罰した疑いがある」として審理を差し戻し、検察が児童買春・ポルノ禁止法違反などで追起訴する異例の展開をたどった。差し戻し審で検察は懲役25年を求刑したが、1、2審とも懲役22年のままだった。
判決によると、A被告は13年10月8日に女子高生の首や腹をナイフで刺して殺害するなどしたほか、画像をネット上で不特定多数が閲覧できる状態にした。《毎日新聞》
【安倍晋三首相】梅の香りを堪能
安倍晋三首相は8日、福岡・太宰府天満宮「梅の使節」の表敬を官邸で受け、「一重寒紅梅」「大輪緑萼」という紅白2種類の梅の盆栽を贈られた。花に顔を寄せ「今年は香りが強いですね」と匂いを堪能。宮司の西高辻信良さんから9日出発の訪米に持っていくよう梅干しを渡され、首相は「唾液が出てきた」と応じて笑いを誘った。
西高辻さんが、安倍首相に手渡すのは通算6回目で歴代最多になったと伝えると、首相は「大変光栄です」と喜んだ。
梅の使節が盆栽を贈呈するため官邸を訪れるのは今年が36回目という。
【米・トランプ大統領】中国・習主席に書簡
トランプ米大統領は8日、中国の習近平国家主席に書簡を送り、「米中双方の利益となる建設的な関係」の構築を期待していると伝えた。ホワイトハウスが発表した。大統領就任後、習氏への初めての直接的な働き掛け。
トランプ氏は、大統領就任式に合わせて習主席から祝意を表する書簡を受け取ったことに謝意を示し、中国国民の幸福を願うと伝えた。
トランプ氏は南シナ海問題や為替政策を巡り、中国への非難を続けてきた。大統領就任後に主要国首脳らと電話会談を重ねているが、習主席とは電話していない。《共同通信》