2017 平成29年1月8日(日)　J1・磐田、中村俊輔選手の獲得を発表

平成10228日目

2017/01/08

この日のできごと(何の日)

【J1・磐田】中村俊輔選手の獲得を発表

サッカーJ1の磐田は8日、元日本代表で横浜マのMF中村俊輔(38)を獲得したと発表した。中村は同日、横浜市内で報道陣の取材に対し、「ファン、サポーターの前で報告したかった。タイミングが合わなかったのが心残り」と話した。

中村は、神奈川・桐光学園高から1997年に横浜マに入団。左足の正確なキックを武器に2002年に欧州に渡り、イタリアやスコットランドなどでプレー。10年に横浜マに復帰した。J1通算338試合出場68得点。2度のワールドカップに出場するなど、日本代表通算98試合出場24得点。《朝日新聞》

【大相撲初場所】初日

大相撲初場所初日(8日・両国国技館)3横綱は安泰。2場所連続4度目の優勝を狙う鶴竜は小結栃ノ心を冷静に上手出し投げで退けた。38度目の優勝を目指す白鵬は新関脇の正代を難なく引き落とし、日馬富士は小結高安を寄り切った。

大関陣は昨年、年間最多勝の稀勢の里が宝富士を、かど番の琴奨菊は荒鷲をともに寄り切った。豪栄道は御嶽海に、照ノ富士は松鳳山に寄り切られた。新関脇の玉鷲は隠岐の海に勝った。《共同通信》

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天皇、皇后両陛下は8日、東京都墨田区の両国国技館を訪れ、大相撲初場所の初日を観戦された。両陛下の大相撲ご観戦は昨年の初場所以来。中入り後の後半の取組計10番を貴賓席から身を乗り出すようにして見入り、勝負が決まるたび拍手を送られていた。《産経新聞》

【民進党・蓮舫代表】共謀罪「大きな懸念」

民進党の蓮舫代表は8日のNHK番組で「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について「大きな懸念がある。3回廃案になった法案がほとんど中身を変えずに出てくるのは立法府の軽視だ」と批判した。政府は今月20日召集の通常国会に改正案を提出する方針で、与野党が審議で対決する可能性が強まった。

番組後、蓮舫氏は「対象犯罪数が600を超えている。監視対象が広すぎるのではないかとの疑念はなお拭えていない」と、記者団に理由を説明した。

天皇陛下の退位実現の法整備では「対案を出してぶつかりあうことは考えていない」と強調した。《共同通信》

【この日の安倍総理】

「韓国は誠意を」

安倍晋三首相は8日放送のNHK番組で、韓国・釜山の日本総領事館前の慰安婦少女像設置に関し「韓国側にしっかりと誠意を示してもらわないといけない」と述べ、撤去を求める意向を表明した。

慰安婦問題を巡る日韓合意について、朴槿恵政権が交代しても履行する必要があると指摘した。政府の対抗措置として長嶺安政・駐韓大使は9日に一時帰国する。日韓外交筋によると、帰国期間は1週間程度になる見通しだ。《共同通信》

父の墓参り

安倍晋三首相は8日、山口県長門市で昭恵夫人や母の洋子さんと共に、父の晋太郎元外相の墓参りをした。その後、記者団に「政権も4年を無事終え、5年目に入ったことを報告した」と述べた。

昨年12月にロシアのプーチン大統領と会談したことについて「平和条約の締結に向けて一歩を記すことができた」と報告。晋太郎氏が対ロシア外交に命懸けで取り組んだことを踏まえ「父の悲願に向け、私の世代でなんとか成果を出したい」と強調した。首相は昨年、プーチン氏と長門市で会談する前にも墓参した。《共同通信》

【岸田文雄外相】日韓合意の履行要求

岸田文雄外相は8日(日本時間9日)、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された従軍慰安婦の被害を象徴する少女像について韓国側に撤去を求めた。「極めて遺憾。韓国側に、(慰安婦問題解決に関する)日韓合意の着実な実施を求めたい」と重ねて強調した。訪問先のチェコ・プラハでの記者会見で述べた。

日本は2015年末の合意を受け、韓国が設立する元慰安婦の支援財団に10億円を拠出。岸田氏は「日本は合意の内容を履行した」とし、韓国側も合意を履行する責任があると指摘した。《共同通信》

【韓国】少女像撤去要求で安倍首相批判

韓国与党セヌリ党の報道担当者は8日、安倍晋三首相が釜山の日本総領事館前の従軍慰安婦被害を象徴する少女像の撤去を求めたことについて、政権維持のため「韓日関係の懸案まで政治的に利用している」と批判した。

安倍氏が総裁選での3選出馬を示唆したことに絡め、この目的達成のために韓国との「緊張と対立をつくり出そうとする態度」を取っていると強調。北朝鮮の脅威により、日韓協力が必要だと主張した。

最大野党「共に民主党」は8日、15年の慰安婦問題での日韓政府間合意を無効にせよと主張。ソウル行政裁判所が6日に交渉記録開示を命じたことを挙げ、記録公開を要求した。《共同通信》

【宮城、岩手、福島県】震災被災地で成人式

東日本大震災で大きな被害に遭った宮城、岩手、福島3県の各地で8日、成人式が開かれた。大震災の発生から間もなく6年。当時中学2年だった新成人は周囲への感謝を胸に、復興への思いを新たにした。

宮城県東松島市の式典では冒頭、犠牲者のために黙祷。同市の専門学校2年、今辻杏奈さん(20)は、津波で亡くなった母=当時(46)=も成人式で身に着けた着物姿で臨んだ。「いろんな人の支えでこの日を迎えられた。お母さんも見守ってくれていると思う」

東京電力福島第1原発事故で全村避難し、3月に大半の地域で避難指示が解除される福島県飯舘村は、震災後初めて地元で式典を開催。帝京大2年の高橋俊希さん(20)は「避難指示の解除は素直にうれしいが、村を盛り上げていかないと人は戻らない。公務員になって県や村のために頑張りたい」と意気込んだ。《産経新聞》

【台湾・蔡英文総統】米議員と会談

台湾の蔡英文総統は8日、米南部テキサス州ヒューストンで同州選出のクルーズ上院議員(共和党)やアボット同州知事(同)と会談し、経済協力や軍事関係を協議した。クルーズ氏は会談後、中国がテキサス州の議員らに蔡氏と面会しないよう求める書簡を事前に送ってきたと明らかにし、中国の妨害工作を批判した。

蔡氏は7日、外交関係のある中米4カ国を訪問するため、経由地のヒューストンに立ち寄った。台湾メディアによると、テキサス州選出のほかの連邦議員と7日に面会し、共和党重鎮のマケイン上院軍事委員長とも8日に電話会談した。《共同通信》

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