平成10229日目

2017/01/09

この日のできごと(何の日)

【長嶺安政駐韓日本大使】一時帰国

韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像への対抗措置の一環として、長嶺安政駐韓大使と森本康敬釜山総領事が9日、一時帰国した。政府は長嶺氏らの帰任時期を決めておらず、韓国政府の対応や北朝鮮情勢などを見極めて慎重に判断する方針だ。

長嶺氏は韓国出国前、金浦国際空港で記者団に慰安婦像設置について「極めて遺憾だ」と強調。今後の対応に関しては「日本で関係者と打ち合わせる」と述べた。長嶺、森本両氏は帰国後、外務省で金杉憲治アジア大洋州局長と今後の対応について協議した。長嶺氏らは10日以降に安倍晋三首相、岸田文雄外相に報告を行う。

長嶺氏らの帰任時期について外務省幹部は「予定を描けているわけではない。総合的に判断する」と述べた。北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する考えを示していることもあり、慰安婦像が撤去される前の帰任も含めて検討する。《産経新聞》

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【ラグビー・第53回全国大学選手権】帝京大が8連覇

ラグビーの第53回全国大学選手権(読売新聞社後援)は9日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝が行われ、帝京大が東海大に33―26で逆転勝ちして8年連続8度目の優勝を果たし、連続優勝記録を更新した。

日本選手権では新日鉄釜石と神戸製鋼が7連覇したことがあるが、それを超える8連覇となった。東海大は初優勝を逃した。《読売新聞》

【サッカー第95回全国高校選手権】青森山田(青森)初優勝

1月9日のできごと(何の日)

サッカーの第95回全国高校選手権最終日は9日、埼玉スタジアムで決勝が行われ、青森山田が前橋育英(群馬)を5―0で下し、初優勝を果たした。青森県勢としても初制覇となった。

7大会ぶりに決勝へ進んだ青森山田は前半、高橋の5試合連続となる得点で先制。2―0で迎えた後半に鳴海の2ゴールなどで突き放し、昨年12月の高円宮杯U―18チャンピオンシップに続くタイトルを獲得した。前橋育英は2大会ぶり2度目の決勝に臨んだが、またも群馬県勢の初優勝には届かなかった。 青森山田の鳴海が通算6ゴールで得点王に輝いた。《共同通信》

【プロ野球・オリックス】山岡泰輔投手が入寮

オリックスのドラフト1位新人の山岡(東京ガス)が9日、神戸市内の球団寮に入り「やっとスタートラインに立った。ここから一人のプロ野球選手としてやっていこうという気持ちが強い」と言葉に力を込めた。

元日に初詣に訪れた故郷の広島の神社で手に入れた置き型の「三本の矢」を持ち込んだ。「前までは別のところに行っていたが、今年は変わる年だと思っていたので、一番勝負運がいいというところに行きました」とプロ生活に懸ける強い思いをにじませた。《共同通信》

【民進党・野田佳彦幹事長】都議選「小池知事と連携探る」

民進党の野田佳彦幹事長は9日夜のBSフジ番組で、東京都の小池百合子知事と夏の都議選で協力する可能性に関し「ありではないか。連携できる可能性を探った方がいい」と述べた。同時に「次期衆院選はいつあるか分からないが、その連携は国政にも結び付いていく可能性がある」と期待感を示した。

選挙協力に向けた具体的な協議について、東京都内で記者団の質問に「始めつつあるようだ」と答えた。《共同通信》

【この日の安倍総理】

後援会会合であいさつ

安倍晋三首相は9日、山口県下関市で開かれた自身の後援会会合で、今年が憲法施行70年の節目に当たることを踏まえ「新しい国造りに向け、さまざまな課題に挑戦していきたい」と述べ、悲願の憲法改正に意欲をにじませた。

ロシアとの北方領土を含む平和条約締結交渉を巡っては「今年も前半にロシアを訪問し、さらに具体的に進めていきたい」と重ねて強調。「私たちの世代で問題を解決する決意で、全力で取り組んでいきたい」とした。

会合に先立ち、首相は下関市内の神社に昭恵夫人らと共に参拝した。9日午後に東京に戻る。《共同通信》

【韓国】共に民主党・禹相虎院内代表「10億円を返そう」

韓国最大野党「共に民主党」の禹相虎院内代表は9日、安倍晋三首相が従軍慰安婦問題の日韓合意に基づき日本が10億円を韓国に拠出したことを挙げて韓国に対応を求めたことに対し「10億円を返そう。金のために全国民が恥ずかしい思いを抱え生きていかねばならないのか」と述べ、合意を破棄すべきだと主張した。

禹氏は、安倍氏の主張に韓国外務省が反論しないことにも「抗議一つできない、こんな屈辱がどこにあるのか」と批判した。《共同通信》



1月9日 その日のできごと(何の日)